ラストゲーム 2 (花とゆめCOMICS) 天乃忍 白泉社 2012-07-05 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools 今月上旬の新刊なんですが、遅れて購入。本誌でも連載で読んでいる作品です。 『LaLa』や『LaLaDX』のような月刊少女誌の作家さんは、いわゆる「読み切り作家」から「連載作家」へステップアップするのになかなか険しいハードルがあるのですが、この天乃忍さんもご多分に漏れず紆余曲折を経験されています。 コミックホームズ(Comic Holmes)-天乃忍(Shinobu Amano) 「コミックス一冊ぶんを超える本数の読み切り掲載」→「コミックスで2巻完結の連載」と続いて、「全3話の短期集中連載」として描いたのが『ラストゲーム』の1〜3話。 そこから「続きを描いていいよ」と本格連載が決まったのが、この2巻以降、第4話からのエピソードになります。
このエントリーは映画『おおかみこどもの雨と雪』のネタバレで構成されています。 Rootport氏が『おおかみこどもの雨と雪』についての「感想」を書いていたので、それについての意見を書きます。映画『おおかみこどもの雨と雪』の母性信仰/子育ては1人では出来ません - デマこいてんじゃねえ! 女は生まれながらに母性を発揮し、子供ができたら自動的に母親になる――この映画の根底に流れているのは、そういう母性信仰だ。これは単純に違うと思う。なぜなら、この映画で母親は最後、子供たちに懲らしめられる(詳しくは「昨日の記事」参照)。だから、「生まれながらに母性を発揮し、子供ができたら自動的に母親になる」ようなことを「信仰」していない。むしろ「批判」しているのだ。 たとえば、この映画では「産む決断」が描かれていない。「つわりのシーン → 病院の前で立ちすくむヒロイン → 図書館で出産・育児の本を集めるヒロイン
「やめてくれ、キャップ。 怒る気持ちはわかる。これまでには考えもつかない大改革だからね。 だが、これが現実だ。もう1945年じゃないんだよ。 今の社会はもはやマスクで正体を隠した人間を信用しなくなった。 何よりも安全を求める人々から再び信頼を勝ち取るにはこうするしかない」WHOSE SIDE ARE YOU ON?世界を激震が襲った。一つの悲劇をきっかけに、合衆国政府は超人登録法を可決。全てのスーパーヒーローに対し、正体を...
けいおん!の内面について、まず杉田悠の非常にクリティカルな指摘をご覧になってもらいたい。 http://m.theinterviews.jp/sugita_u/1231950 杉田悠の言っていることをより詳しく説明しよう。けいおん!の内面については柄谷行人『日本近代文学の起源』、大塚英志『キャラクター小説の作り方』、伊藤剛『テヅカ・イズ・デッド』、東浩紀『ゲーム的リアリズ ムの 誕生』を読んでもらいたい。つまり自然主義文学は透明な言語(言文一致体)と透明な風景を備えている。それは近代国民国家(ネーション=ステート)という制度のもと成立した。 そして大塚英志的には自然主義的な近代文学のリアリズムに対し、手塚治虫以後の日本の漫画やアニメでは、「記号的な身体」に「死にゆく私」や「成熟しようとする私」という「内面」を宿らせた 「半透明性」が存在することとなる。それは手塚治虫から始まったというのが
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