子どもに「どうして税金を納めるの?」「税金って何に使われているの?」と聞かれたらどう答えますか? 税金を納めることは日本国憲法で国民の義務と定められていますが、なぜ“義務”なのかをきちんと説明するのはなかなか難しいもの。そこで、元国税局勤務のお笑い芸人で現役東大生のさんきゅう倉田さんに、私たちの暮らしと税金の関係について教えてもらいました。 【漫画】「もし税金がなくなったら…」子どもが驚愕する事実が明かされる ■税金はみんなで社会を支えるための“会費” まず、国は国民が安心安全に暮らせるように国を運営する義務があります。たとえば、道路をつくったり橋をつくったり、街の安全を守ったりして、だれに対しても平等に安心や安全を提供して、国民の生活を守らなくてはなりません。 でも、これらを実行するにはものすごくお金がかかりますよね。そして、これらは一部の人だけではなくて、みんなが必要とするものです。み