photo by *Adam Purves (S3ISOR)* マーケティングの初歩をかじった方ならご存知だと思いますが、「ランチェスターの法則」というものがあります。どのように取り組めば勝てるのかということを、小集団の立場からと大集団の立場から考えられています。 その法則とは 1、小集団が大集団に勝つためには、一点突破が必要 2、大集団が小集団に勝つためには、圧倒的な物量を生かしての追随 だとされています。 「一点突破」による中小アパレルブランドの成功事例 小集団というのを中小零細企業、大集団というのを大手資本ととらえていただくとその意味するところがもっと分かりやすくなるでしょう。 中小零細企業は総合力では大手に負けてしまいますから、勝つためにはどこか特定の分野に集中しなくてはなりません。例えば、最近の例ですと、大阪府松原市にあるコーマという靴下工場は長年下請け生産のみでしたが、5年ほど
トータル・エンゲージメント・グループで企画を担当してます、なかやです。 この連載企画「エンゲージメント構築のためのNPS 中級レッスン」では、NPSに興味は持ってはみたけれども、いまひとつ活用方法がピンとこない、という方々に、NPSの「いいかんじの使い方」をお伝えしてゆきます。 第1回目では「NPSでもっとも大事なこと」というお話を、第2回目は「NPSでの数値比較」というお話をしてきました。 Net Promoter Scoreって、知れば知るほどおもしろさを実感する評価指標です。実際、解析していて、ワクワクしてきます。お客様の本音がデータの中に埋蔵されている、この中に新しい発見があるかも、と思うと「もしかして、こんなこともわかるんじゃないだろうか?」と、いろんな分析をしてみたくなったりします。 今回は、知ってしまうと、いろんな分析をしないではいられなくなる「推奨者・中立者・批判者の価値」
エンゲージメントフォーラムではこれまで、さまざまな企業のビジョンやミッションを紹介してきました。ビジョンは企業が外部へ発信する「こうありたい」と目指す目標や志のことで、ミッションは企業が内部に浸透させる、ビジョンを実現するために果たさなければいけない使命や目的のことです。 このミッションは行動を起こすために必要なものですが、使命や目的を持つことがモチベーションにどのような違いを与えるのかを分かりやすく示したものに、次のイソップ寓話「3人のレンガ職人」があります。 3人のレンガ職人の話 世界中をまわっている旅人が、ある町外れの一本道を歩いていると、一人の男が道の脇で難しい顔をしてレンガを積んでいた。旅人はその男のそばに立ち止まって、 「ここでいったい何をしているのですか?」 と尋ねた。 「何って、見ればわかるだろう。レンガ積みに決まっているだろ。朝から晩まで、俺はここでレンガを積まなきゃいけ
こんにちは、働きかた研究所 平田未緒です。私は、パート・アルバイトさんが活躍している企業を約20年にわたり取材し続けてきました。ここでは、その経験に基づく、「パート定着・戦力化のポイント」をお伝えします。 結論から言えば、最大のポイントは、「相思相愛」。企業側(社長・店長・正社員)と、働く側(パート・アルバイトさん)が、互いに「この人に働いてほしい」「この人に働き続けてほしい」、「この会社で働きたい」「働き続けたい」と思い合えているか、です。 そう、要はエンゲージメントなんですね。 今回は、「厳しく、つらい仕事」として敬遠されがちなクリーニング工場でありながら、従業員の定着・戦力化に成功されている喜久屋さんについて、その根幹となる「考え方」を学びたいと思います。 仕事の厳しさを上回る、「働く価値」を提供する 東京都足立区に本社を置くクリーニング業・株式会喜久屋では、社長自ら「クリーニング工
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