くもゐにてなほせる花ぞうるはしき人のたゆらに色を思はく 現代語訳 天上で正しく直した花は整っていて美しい。(それに比べて、)人が思い望む(花の)色は揺れ動いて定まらないものだなあ。 解説 Prettierによってフォーマッターとしての役割を奪われたeslintの風情を詠んだ歌。くもゐ(雲居)とは空の上・雲のある所を表すと同時に宮中・皇居を指す言葉であり、ここでは権威あるopinionatedなフォーマッターであるPrettierを指していると解釈される。天上で正しく直した「花」とはPrettierによって画一的にフォーマットされたコードを指している。 「人」はここでは宮中に対比された一般人を指しており、揺れ動いて定まらない花の色は個人個人のフォーマッティングに対する嗜好を表している。歴史的背景から、この「人」の裏には様々な嗜好に柔軟に対応してきたeslintの姿が見て取れる。 出典: 20