○インドでは通信事業者の営業エリアが22の「サークル」という単位に分割され携帯電話事業免許も「サークル」毎に割り当てられている。 ○インド最大の携帯電話会社であるバーティ・エアテル(Bharti Airtel)はインドの農村と海外での顧客ベースの拡大に注目している。 1. インドの携帯電話営業地域を決める「サークル」制度 インド政府は通信事業者の営業エリアを22の「サークル」という単位に分けており、携帯電話事業免許も「サークル」毎に割り当てられている。サークルは「metro」(都市部)「A」「B」「C」に分割され、各エリアは人口数、浸透率、加入者数等から想定される「予想される携帯電話サービスからの収益」により分割されている。最も高い収益が想定されているのは、「metro」(都市部)と「A」である(参考資料 [PDF])。 「サークル」内同士の通話はローカル通話として課金され、「サークル」外