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ブックマーク / diamond.jp (21)

  • 追い詰められた「光の道」構想ソフトバンクの新メディア対策

    週刊ダイヤモンド ITBizNews 業界分析で定評ある『週刊ダイヤモンド』編集部がニュース記事の中から特に注目されているIT関連分野の最新ニュース・トピックスを中心にお届けしていきます。 バックナンバー一覧 劣勢を挽回できるか――。 再び、ソフトバンクの孫正義社長が動き出した。12月9日の午前9時から、孫社長は、参議院議員会館地下1階の会議室で、民主党の若手議員たちを前に、「IT立国による日の新たな成長」と題する講演を行った。その内容はこれまでと同様、「光の道」構想の必然性を説くものだったという。 その夜には、19時直前の60秒間と21時直前の60秒間に、これまでのCMの総集編と称して、在京キー局すべての広告枠を横並びで買い取り、視聴者をインターネットのサイトに誘導するという仕掛けCMを行った。お茶の間の好感度ナンバーワンのCM「白戸家」を使って、イメージアップを狙うという作戦に出たの

  • 実現を急ぐには理由があるソフトバンク発の「光の道」

    週刊ダイヤモンド ITBizNews 業界分析で定評ある『週刊ダイヤモンド』編集部がニュース記事の中から特に注目されているIT関連分野の最新ニュース・トピックスを中心にお届けしていきます。 バックナンバー一覧 ソフトバンクの孫正義社長は、演説用の台を持参していた。 11月30日、総務省8階にある大会議室で、約1年間を費やして議論されてきた「光の道」構想の「取りまとめ案」が公表された。この構想は、2015年頃をメドに、すべての世帯に光回線をはじめとしたブロードバンド回線網を敷設しようというものだ。 一般席で議論を傍聴していた孫社長は、会議が終わってから報道陣を前にして、用意してきた演説台の上で、「ソフトバンクの提案は、『実現性が乏しい』として、選択肢から削除された。これには怒りを覚える」と熱弁を振るった。 その内容は、あらためて「光の道」構想は今年の6月に日の新成長戦略として閣議決定された

  • 四面楚歌で大衆扇動にシフト原口前大臣&孫社長「光の道」

    講演の内容は、最近の孫社長が主張している「光の道」構想、すなわち「2015年までに、全国の家庭に100%光ファイバー網を敷設しよう」というものだ。 この構想の大元は、政権を取る前の民主党に、ソフトバンクが持ち込んだ「光の国ジパング構想」であるが、民主党が政権を取ってからは原口一博総務大臣の時代に“国策”に格上げされた。 当初の案は、全国に光回線を張り巡らすための費用として約4兆円を国家が負担することになっていた。それが現在、NTT東西のインフラを切り離して「光回線公社」を立ち上げ、肩代わりさせるという計画にすり替えられた。 そのことの是非は措くとして、菅直人政権発足前の原口総務大臣時代の“肝煎り政策”だったことにより、今日に至るまで総務省が主導する「有識者会議」(分野別のタスクフォース)でNTT分割も含めた議論が続けられてきた。 もっとも、抜群のプレゼン能力で鳴らす孫社長は、NTTには情報

    四面楚歌で大衆扇動にシフト原口前大臣&孫社長「光の道」
  • NTTコム本社が欧州移転?仰天の構想を温める持株会社

    inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 10月11日、NTT(持株会社)は、約3ヵ月かけて南アフリカ共和国の情報システム開発企業、ディメンションデータ社の株式の公開買い付けを成立させた。 1999年に「NTT再編」で持株会社が発足して以来、初めてとなる大型の直接投資だ。約2860億円を投じて、世界49ヵ国の事業拠点と、約6000社の顧客基盤を取り込み、世界展開を一気に加速させることを狙う。 7月15日の計画発表時には、NTTの三浦惺社長が「ディメンション社は、アフリカや南米、中東といった将来的に成長が期待される地域でビジネスを拡大しており、(NTTと)理想的な補完関係になる」と買収の意義を強調してみせた。NTTは、売上高3600億円(2009年9月期)のデ

    NTTコム本社が欧州移転?仰天の構想を温める持株会社
  • 音楽業界を牛耳るiPodやiTunesストアを脅かすインターネットラジオ「パンドラ」の秘密

    シリコンバレー在住。著書に『行動主義: レム・コールハース ドキュメント』『にほんの建築家: 伊東豊雄観察記』(共にTOTO出版)。7月に『なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか?世界一IQが高い町の「壁なし」思考習慣』(プレジデント)を刊行。 ビジネスモデルの破壊者たち シュンペーターの創造的破壊を地で行く世界の革新企業の最新動向と未来戦略を、シリコンバレー在住のジャーナリストがつぶさに分析します。 バックナンバー一覧 インターネットラジオ「Pandora(パンドラ)」の露出度が高まっている。ラジオなど、古くさいメディア。それが今頃人気になることなどありえないと、思われるだろうか。だが、それは早とちりだ。 パンドラは、インターネット経由で好きな曲を聴けるサービスで、iPhoneやアンドロイド携帯用のアプリもあり、いずれも人気を呼んでいる。先だって発表されたソニーのグーグルTVにも搭載

    音楽業界を牛耳るiPodやiTunesストアを脅かすインターネットラジオ「パンドラ」の秘密
  • 野村ホールディングス取締役執行役副社長兼COO柴田拓美インタビュー「30年遅れのグローバル化挑戦人材育成で“野村らしさ”を保つ」

    週刊ダイヤモンド 企業特集 経済環境が激変するなか、企業が成長を続けるためには、従来の価値観に捉われない長期的な視点による経営戦略が必要だ。経営課題を克服して自社の強みを伸ばすための秘訣を、大企業の経営戦略から紐解いてみよう。 バックナンバー一覧 2008年9月、破綻した米投資銀行大手リーマン・ブラザーズのアジア、欧州部門を買収しグローバル化に大きく舵を切った野村ホールディングス。同社の取締役執行役副社長兼COOで、ホールセール部門チェアマン兼CEOでもある柴田拓美氏は、「アジアに強みを持ちつつも、顧客から“アジア限定の投資銀行”と分類されないよう真のグローバル・ハウスを目指して、当たり前のことを当たり前のペースで遂行していく」と語る。 (聞き手/「週刊ダイヤモンド」編集部 池田光史)

  • 【NTT】ようやく見えてきた収益構造の転換そこに降ってわいた“新たな難敵”

    数字で会社を読む 週刊ダイヤモンドで好評連載中の「数字で会社を読む」。各業界・企業を担当する第一線の記者が、ポイントを絞った財務分析で企業・産業に切り込みます。 バックナンバー一覧 光回線を使った高速ブロードバンド通信は、バラ色の未来が喧伝される。巨額の赤字を出しながら、設備投資を続けてきたNTTだが、ようやく黒字化が見えてきたところで新たな難題が飛び出した。 NTT東日は、過去10年間続いていた「減収」から脱却し、初の「増収」に転じた――。 8月5日、NTT(持ち株会社)は、2010年4~6月期の連結決算(米国会計基準)の純利益が前年同期比で12%増の1559億円となったことを発表した。 今回の第1四半期決算の注目点は、これまで連結営業利益を牽引してきたNTTドコモとNTTデータが減益となった一方で、苦戦続きで長期低落傾向にあったNTT東西の業績が上向き、全体では増益に持ち込んだことに

    【NTT】ようやく見えてきた収益構造の転換そこに降ってわいた“新たな難敵”
  • 全米で話題のクーポン共同購入サイト米グルーポンのトップが語る日本上陸大作戦の勝算~アンドリュー・メイソン創業者兼CEOインタビュー

    週刊ダイヤモンド ITBizNews 業界分析で定評ある『週刊ダイヤモンド』編集部がニュース記事の中から特に注目されているIT関連分野の最新ニュース・トピックスを中心にお届けしていきます。 バックナンバー一覧 仲間(グループ)の集団購買力を背景に、飲店や小売店などから大幅な値引き(クーポン)を引き出すという共同購入型クーポンサイトが世界中で雨後のタケノコのごとく増えている。その先駆者で、グルーポンサービスという総称の由来ともなった米グルーポンは今年8月、東京・渋谷にある同業ベンチャーを傘下に収め、日でのビジネスを開始した。アンドリュー・メイソン創業者兼CEOに日上陸作戦の勝算と元の強みを聞いた。 (聞き手/「週刊ダイヤモンド」編集部 片田江康男) クーポン利用者と店にとっての “ベストディール”で市場を創造 ――日でグルーポンサービスを提供するクーポッドを買収し、「Q:pod

    全米で話題のクーポン共同購入サイト米グルーポンのトップが語る日本上陸大作戦の勝算~アンドリュー・メイソン創業者兼CEOインタビュー
  • 孫正義・ソフトバンク社長インタビュー全文公開「巡航速度で飛ぶなんて興味ない30年連続で2ケタ成長する!」

    『週刊ダイヤモンド』特別レポート ダイヤモンド編集部による取材レポートと編集部厳選の特別寄稿を掲載。『週刊ダイヤモンド』と連動した様々なテーマで、経済・世相の「いま」を掘り下げていきます。 バックナンバー一覧 創業30年目の今年、「30年後に時価総額200兆円規模」や「グループ企業を5000社にする」などの壮大なスケールの「新30年ビジョン」をぶちあげた孫正義ソフトバンク社長。その稀代の経営者と異色企業を大解剖した「週刊ダイヤモンド」7月24日号の特集「破壊王・孫正義のソフトバンク」に掲載されたインタビューを全文公開します。 (聞き手/「週刊ダイヤモンド」編集部、池冨仁) 孫 正義 (そん まさよし) ソフトバンク社長 1957年、佐賀県生まれ。高校中退後、米カリフォルニア大学バークレー校卒業。79年、米国でソフトウエア会社を起業。帰国後の81年、24歳で日ソフトバンク(現ソフトバンク)

  • iPhone4をドコモ回線で利用可能に!話題のベンチャー、日本通信の三田聖二社長を独占インタビュー「無線中心の次世代インターネットはここ日本から起こしたい」

    早く見つけて、早く手を打てば、病気だって恐れ過ぎることはない。「週刊ダイヤモンド」が、症状別の最新対処法を日々多忙のビジネスマンにおくる。 週刊ダイヤモンド ITBizNews 業界分析で定評ある『週刊ダイヤモンド』編集部がニュース記事の中から特に注目されているIT関連分野の最新ニュース・トピックスを中心にお届けしていきます。 バックナンバー一覧 2008年にNTTドコモの3Gネットワークとの“相互接続”を実現した通信ベンチャーの日通信。旧態依然とした通信業界に、世界規模で変化し続けるコンピュータ業界の価値観を持ち込んで、ひっかき回してきた。地味な存在ながら、iPhone4用のSIMカードを販売することで、俄然、注目を集めている。創業者の三田聖二社長に話を聞いた。 (聞き手/「週刊ダイヤモンド」編集部 池冨 仁) ――この8月6日の決算発表会で、国内ではソフトバンクモバイルの回線を契約す

    iPhone4をドコモ回線で利用可能に!話題のベンチャー、日本通信の三田聖二社長を独占インタビュー「無線中心の次世代インターネットはここ日本から起こしたい」
  • NTT持株会社(日本電信電話) 三浦惺社長インタビュー「国の神経を守るのが使命。守旧派との評は誤解だ」

    週刊ダイヤモンド ITBizNews 業界分析で定評ある『週刊ダイヤモンド』編集部がニュース記事の中から特に注目されているIT関連分野の最新ニュース・トピックスを中心にお届けしていきます。 バックナンバー一覧 NTTとソフトバンクは、水と油の関係にある。保守流の元国策会社であるNTTは、自ら畑を耕すことで、せっせと水を与えて作物を育てることを是とする価値観の持ち主である。 それに対しソフトバンクは、自ら畑を耕すことには消極的である。畑は、必要なときに必要な地主から借りればよいと考えている。その価値観は、まさに180度違う。 既存の秩序を破壊しようとする新規参入者との戦いに、NTT持株会社の三浦惺社長は、どのような思いで臨んでいるのか。その口から、直接ソフトバンクを非難する言葉は出てこないが、通信事業者として自らが守り続ける“矜持”を語ることによって、暗に伝統の破壊者の振る舞いに釘を刺す。

  • NTTドコモ 山田隆持社長インタビュー「3.9Gの開発は需要急増に合わせ5年の投資計画を3年に前倒しする」

    来春より、すべての携帯端末で「SIMロック」(特定の通信事業者の端末しか使えない仕組み)を解除できるようにすると明かしたNTTドコモの動向が注目を集めている。その伏線として、好調なスマートフォン(多機能携帯電話)の拡充や、設備投資の前倒しなどが進む。(「週刊ダイヤモンド」編集部 池冨 仁) ─現在、たった一つの認定枠をめぐって、2012年春から始まる「次世代携帯端末向け放送」の事業者選定が大詰めを迎えている。当初の予定よりは選定が遅れているが、あらためて“NTTドコモ陣営”の強みは何か? 山田隆持 (Ryuji Yamada) NTTドコモ社長 1948年、兵庫県生まれ。73年、大阪大学大学院修了後、日電信電話公社(現NTT)に入社。長年、技術畑を歩いたが、2002年にNTT西日で常務取締役営業部長を経験。04年、NTT(持ち株会社)の副社長を経て、07年にNTTドコモ副社長に転じ、

    NTTドコモ 山田隆持社長インタビュー「3.9Gの開発は需要急増に合わせ5年の投資計画を3年に前倒しする」
  • 小野寺正 KDDI社長兼会長 ロングインタビュー「もう一度、“戦う会社”に戻したい」

    NTTはともかく、ソフトバンクの孫正義社長の快進撃で、その影に隠れていた感のあるKDDIの小野寺正社長兼会長。そんななかで、通信業界におけるチャレンジャーの元祖である小野寺社長が、大企業病、通信事業者の矜持、J:COM騒動、後継者問題などを存分に語ってくれた。 (聞き手/「週刊ダイヤモンド」編集部 池冨 仁) 小野寺 正 Tadashi Onodera KDDI社長兼会長 1948年、宮城県生まれ。東北大学工学部電気工学科を卒業後、旧日電信電話公社(現NTT)に入社。電電公社時代は、主に無線技術者として働く。84年、後のDDIの母体となる第二電電企画に転じる。97年、DDI副社長。2000年にDDI、KDD(旧国際電信電話)、IDO(旧日移動通信)が合併。翌年に、現在のKDDIが発足し、NTTの対抗軸が誕生する。01年、KDDI代表取締役社長に就任。05年には社長兼会長職に。気分転換は

    小野寺正 KDDI社長兼会長 ロングインタビュー「もう一度、“戦う会社”に戻したい」
  • 仮想敵は“グーグルとアマゾン”ヤフーが目論むクラウド対策

    2月24日、日最大のポータルサイトを運営するヤフージャパンは、450億円を投じて、ソフトバンクの100%子会社でデータセンター専業のソフトバンクIDCソリューションズの全株式を譲り受け、翌25日に同社を吸収・合併した。 ソフトバンクIDCは、非上場企業ながら、2008年3月期の業績は売上高98億円であり、株式を公開しているデータセンター専業のビットアイル、さくらインターネットなどよりも大きい業界最大手。ソフトバンク系だが、NTTの真藤恒総裁(故人)の三男で、三井物産メディア事業部出身の真藤豊氏が社長を務めている異色企業としても知られる。 ここに来て、すでに自前のサーバを分散して持っていたヤフーが、データセンターそのものを傘下に組み込んだ理由は、はっきりしている。世界的な新潮流である「クラウド化」(手元にサーバを置かず、インターネット上に雲のように浮かぶ巨大なコンピュータ群を、必要に応じて

  • 30代女性の4人に1人が利用!いまや食卓に不可欠の料理サイト クックパッド社長 佐野陽光 | 起業人 | ダイヤモンド・オンライン

    きっかけはニューヨークで出会った、ある人物の“笑顔”だった。 その日、学生だった佐野陽光は、NGO団体の一員として国連の会議に参加していた。 並み居る世界各国の出席者たちのなかで、ひときわ輝いて見えたその人物は、モノが溢れる豊かさとはほど遠い、カリブ海の小さな島国の出身だった。 それまで、世の中を変えたいという一心で電気自動車やエネルギーを研究するなど、さまざまな取り組みを行なってきた佐野だったが、「彼は心から納得して、ハチミツを作ったりしていた。利便性の先に、彼のような笑顔はないと思ったんです」。 帰国後、自分はいったい何がしたいのか、あらためて考え続けた。「もっといい社会をつくろうと豊かさを追い求めてきたのに、なぜ日には彼のような笑顔がないのだろう」。佐野は、日でも彼のようなスカっとした笑顔を増やしたいと思った。 今、36歳の佐野は、料理サイトを運営するクックパッドの社長だ。同社の

  • 富士通 野副前社長“解任”取り消し動議の全真相

    Close-Up Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 昨年9月、富士通の野副州旦前社長が突然、病気療養を理由に辞任した。人の説明はないままで、不可解さはぬぐえなかった。5ヵ月が経過した今、その全真相が明らかにされようとしている。野副前社長が富士通現経営陣に「辞任取消通知書」を送付したのだ。そこには事実上の解任である旨が詳述されている。 (「週刊ダイヤモンド」副編集長 遠藤典子)

    富士通 野副前社長“解任”取り消し動議の全真相
  • NTTグループには大誤算?原口総務相の経営形態見直し指示

    1960年大阪府生まれ。神戸商科大学(現兵庫県立大学)卒。日経済新聞社に入社後、記者としてリクルート事件など数々のスクープを連発。日経時代に米ペンシルバニア大学ウォートンスクールに社費留学。同社を退社後、雑誌「選択」編集者を経て独立。日興コーディアルグループの粉飾決算をスクープして、06年度の「雑誌ジャーナリズム賞 大賞」を受賞。「日郵政-解き放たれた「巨人」「巨大独占NTTの宿罪」など著書多数。 経済ジャーナリスト 町田徹の“眼” 硬骨の経済ジャーナリスト・町田徹が、経済界の暗部や事件を鋭く斬る週刊コラム。独自の取材網を駆使したスクープ記事に期待! バックナンバー一覧 「原口一博総務大臣の態度は、絵に描いたような『君子豹変』だ。これでNTT労働組合の献金問題で嫌味を言われることもなくなるだろう。ただ、わずか半年で180度の方向転換をしたのだから、NTTグループにとっては大変な誤算のは

  • NTTドコモの隠れた大ヒット商品! 「らくらくホン」シリーズの 偉大なるマンネリズムの裏側 | 週刊ダイヤモンド ITBizNews | ダイヤモンド・オンライン

    NTTドコモの「らくらくホン」シリーズには、大きな特徴が三つある。ボタンを押すだけで電話がかけられる三つのワンタッチボタン、輪郭が明瞭で読みやすい大きな文字、凹凸が強調された操作ボタン。一見すると、普通の「シニア向け携帯」だが、じつは一般的な「若者向け携帯」の先を行く技術が詰まっている。ドコモの土台を支えてきた大ヒット商品の裏側を探った。(「週刊ダイヤモンド」編集部 池冨 仁) 「最初は、シニア向け携帯電話のデザインと聞いて、ガッカリした。同じデザイナー仲間たちは、若者向け携帯のデザインを手がけていたからね。でも、NTTドコモの担当者の話を聞くうちに、『おもしろそうだ』と思うようになった」 2007年4月に発売されて、一時的に売り切れ店が出るほどにヒットした「らくらくホンベーシック」(入門機種)のデザインディレクションを担当したデザイナーの原研哉は、ニヤリと笑って振り返る。 らくらくホンベ

  • 官と民を震撼させた“転向劇”の内幕NTTと手を組むソフトバンクの狙い

    事実は小説よりも奇なり、である。ソフトバンクといえば、既存の通信業界のあり方を“正論”で痛烈に批判し、孫正義社長による“義憤”を交えたパフォーマンスで、世間を味方につけてきた。そのたびに、NTTとKDDIは狼狽させられたわけだが、今になってNTTと協働する奇策に出たソフトバンクの狙いは何か。 すべての始まりは、2008年の夏前だった。 ソフトバンクグループで、ブロードバンドサービスを担当するソフトバンクBBの佐々木一浩・コンシューマ事業推進部副部長は、付き合いのあるNTT東日の相互接続推進部の担当者に、意を決してある構想を打ち明けた。 その内容は、「NTTさんの『フレッツ光』(光ファイバーを使った高速大容量ブロードバンドサービス)と、ソフトバンクBBがコラボレートして、なにかできないでしょうか?」という提案だった。 NTT東日の担当者は、半信半疑の表情を浮かべて、「まさか気じゃな

  • 5年で売上高5倍・総資産3倍の ソフトバンクがNTTを越えられない理由 | 公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略 | ダイヤモンド・オンライン

    高田直芳(公認会計士、CPA Factory Co.,Ltd.取締役社長) 【第12回】 2009年07月17日 1 2 3 4 5 6 5年で売上高5倍・総資産3倍の ソフトバンクがNTTを越えられない理由 ――「借金2兆円→ゼロ」は実現できるのか 先月(09年6月)末に『会計&ファイナンスのための数学入門』という書籍を出版した。第5回コラム(シャープ・ソニー・東芝)や第7回コラム(ユニクロ=ファーストリテイリング)で紹介した、“企業にパニックが起きているかどうかを炙り出す指標”である「タカダ-デフレーター」に関する具体的な計算式を収録している。 その他に「最適キャッシュ残高方程式」や「デフォルト(債務不履行)方程式」なども邦初公開とした。 企業に対する経営分析の道具が増えた、と喜びたいところだが、「最適キャッシュ残高方程式」などは、社外の利害関係者(債権者や投資家)向けというよ

    j-yoshida
    j-yoshida 2010/01/15
    数字だけ見た財務分析。09年3月期の損益分岐点比率が上がっているのは、大々的にiPhoneキャンペーンを行い、将来のCFを取りに行ったため。