ウィルコムは2010年12月1日、今後のPHS事業に関する報道関係者向けの説明会を開催。この中で、パソコン向けのデータ通信サービスについて同社代表取締役社長の宮内謙氏は「個人向けのPHSサービスは徹底的に音声に絞って事業展開する」との方針を明らかにした。 現行のPHSのデータ通信サービスは継続し、「WILLCOM CORE 3G」の名称で提供するNTTドコモのMVNOサービスも当初予定通り2012年12月まで継続する方針を示した。次世代PHSサービス「WILLCOM CORE XGP」については、引き続き商用サービスを目指す方針を示し、事業展開について改めて発表するとしている。 今回の説明会は、同社が2010年2月に会社更生法の適用申請を発表して以来の開催。ソフトバンクの出資を受け入れ再建することが決定してからは初めてである。説明会では音声通話向けの新オプションサービスとして、料金プランの