気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 先日、京都の料亭で京セラ名誉会長の稲盛和夫さんにご馳走になりました。席上、買収を繰り返してきた某カリスマ経営者についてコメントを求められました。 「僕のような者が彼についてコメントする立場にないです」と逃げようとすると、稲盛さんは「いいえ、何かの考えがあるはず。ぜひ聞きたい」と、逃げるのを許してくれませんでした。 昔から尊敬している経営者の稲盛さんのお言葉は重く、私見という形で次のようなことを述べました。「自分で事業を創出し利益を出してから会社を売買するのはいいのですが、事業と利益そのものを売買するのは実業とは言えません」。 深く頷く稲盛さん、ほっとした僕。この話の念頭にあるのは、あくまでも経営者の話です。ですから一切、堀江さんについて触れる