BBCが、レバノンにおけるノルウェーのクラスター爆弾への取り組みを報じています。 ノルウェーは、クラスター爆弾を世界規模で使用を制限する取り決めに向けた国際会議を要請しています。これは国連がクラスター爆弾の制限に失敗したことを取り返そうとするものです。ノルウェーは対人地雷の使用を制限したオタワ条約をモデルにした合意のために、国連以外の場所で動いてくれる国を求めています。ノルウェーは昔から国益とは関係なくこうした活動を積極的に推進してきました。国際的な平和の達成は長期的には国益になると判断しているからです。 クラスター爆弾は、一つの爆弾の中に数百の子爆弾が入っており、目標の上空で散開して、目標地域に広範囲に着弾します。爆発しなかった子爆弾はそれと知らずに近づいた人を殺傷し、民間人に莫大な被害をもたらしています。この被害は対人地雷の場合と共通点があります。 そこで、ノルウェーは対人地雷禁