Wikiは将来的に企業内のコラボレーションを向上させて、ネットワーク・トラフィックを軽減するとともに、記録保持の法令順守にも役立つ可能性がある──。Wikiの関係者が、9月21日に行われた「Interop New York 2006」(9月18〜22日)の基調講演で、このような展望を語った。 基調講演の壇上に立った米ソーシャルテキストのCEO、ロス・メイフィールド氏は、「ユーザー間で情報のコントロールを共有することは、イノベーションにつながる」とWikiの潜在的なメリットを訴えた。 一方、同氏と共同で基調講演を行った米ハーバード・ビジネス・スクールのアンドリュー・マカフィー教授は、「企業はWikiによるメリットを享受する以前に、まず、社内でWikiへの取り組みをどのように始めるかという基本的な問題に直面することになる」と指摘した。Wikiは一般に、複数のユーザーが共同でコンテンツを容易に作
米イェール大学は9月19日、一部の大学講義をデジタルビデオ化し、オンラインで無料公開すると発表した。 この「Open Educational Resources Video Lecture Project」では、18カ月の試験的運用のために、William and Flora Hewlett Foundationから75万5000ドルの基金を受けた。大学は複数の言語によるテキスト、講義概要、教材を提供、受講のためのWebインタフェースも準備し、2007年秋から7講義で立ち上げる予定。同プロジェクトが成功すれば、徐々に講義数を増やしていくという。 オンライン講義としてはマサチューセッツ工科大学(MIT)の「OpenCourseWare」が有名だが、ビデオや音声が公開されている授業数は少ない。 イェール大学は来秋公開用としてこの秋3講義をビデオ収録、春に4講義を収録する予定。 関連記事 カリフ
フューチャーシステムコンサルティング(本社:東京都渋谷区)は2006年9月5日、Ruby言語をベースとした自社開発の非同期処理ライブラリ「AP4R」(Asynchronous Processing for Ruby)をオープンソースソフトウェアとして公開した。開発コミュニティに無償提供する。 「AP4R」は、RubyによるWebアプリケーション・フレームワーク「Ruby on Rails」(RoR)に、非同期処理を追加するためのメッセージングライブラリ。非同期処理の導入によって、システム全体での負荷の平準化やリアルタイム性を高めることができるという。 利用例としては、商品注文時に在庫引当までを同期処理で行い、ユーザーへのレスポンスには必要ない会計処理などを非同期で処理といった使い方がある。RoRを大規模かつミッションクリティカルなシステムに進化させることできるとしている。ライセンスはGPL
Amazonの仕様が変わったので、「お世話になってるあの人のアソシエイトIDを末尾にくっつけて(手打ちして)購入して貢献する」ってのがやりにくくなりました。アソシエイトIDが付与されている検索フォームを利用すればいいんでしょうけど、それだと若干料率が下がるのと、あと何より「お世話になってるあの人」のページから検索するってことがまずない。普通はつらつらとAmazonの商品ページを見ているうちに、「あ、これ買おう。どうせ買うならあの人のアソシIDくっつけて買おう」ってなるわけですよね。 で、今の仕様だと、asin番号改めproduct番号の直後に「あの人のアソシID」をくっつけて読み込んでも404が返って来ちゃう。貢献しようにも出来ない。じゃったら貢献用のお手軽ブックマークレットを用意しましょうってことなんですけど、Amazon側としては「それはやってほしくない」ってことでの仕様変更だと思うの
米国のソシアルソフトウェア開発ベンチャーSocialtextは9日(米国時間)、Webベースの表計算ソフト「wikiCalc」の開発者Dan Bricklin氏との提携を発表した。今後両者はwikiCalcの共同開発にあたるとともに、企業向けに一部機能を追加した派生版「Socialtext Open Source Edition」の開発を進める予定。 wikiCalcは、Webベースで実行可能な表計算ソフトウェア。Internet ExplorerやFirefoxなど主要なWebブラウザに対応、ネットワークを経由して複数のユーザが共同作業できるなどの特徴を持つ。wikiCalcの最新開発版(Beta 0.91)は、GPLのもとオープンソースソフトウェアとして公開中。 Socialtextは、wikiCalcと同等の機能を持つ「Socialtext Open Source Edition」を
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