前のページへ 1|2 同人誌の“相場感”は存在するのか? さて、ここからは壁でも企業でもない、普通のサークル参加者にとっての「同人誌の相場感」について。本を出そうと思った人なら、誰でも一度は「ページ数 部数 価格」とかで検索したことがありますよね? これにもまた、さまざまな意見があります。 ページ数あたり○円が相場!(マンガなら…小説なら…カラーなら…) 全部売れて印刷代トントン程度なら良いと思う 出展費用も回収して良い 作品を書く労力までコスト換算するなら、それは趣味の活動ではない しかし、結論で言えば、相場感なんて存在しません。なぜなら、イベント出展はほとんどの参加者にとって赤字……つまり「消費活動」だから。一般参加者が予算の限り本を買うのと同様に、サークル参加者も予算の許す限りで本を作っているのです。 印刷代を回収しなくても活動を続けられる人は、原価割れや無料で配布していいでしょう。
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