突然ですが、『武装錬金』の津村斗貴子さんは、本当に非の打ち所なしの、バトルアクション漫画のヒロインだな、とつくづく感じているのです。 なぜいまさら武装錬金のはなしかというと、最近ぼくが読みなおしたからです。 もう10年たつんだねー。 当時もメロメロになっていたものですが、改めて時間をおいてから読み直しても、主人公のカズキの周りを固める人間の配置が、鬼のように完璧な布陣。 中でも斗貴子さんは異常なまでに精密に完成されたヒロインすぎて、慄いています。 - まずはビジュアル面の描写が最高だ、というのは言うまでもなく。 基本的に和月伸宏の描く女性キャラは「かわいくなければいけない」という理論に基づいて描かれているので、全員かわいい。ものすごくかわいい。 じゃあ斗貴子さんの視るべき点はどこかというと、顔の傷、セミロングの髪、そして脚です。 妹のまひろや桜花、学校の面々は、スカートが長いため、脚がそん