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美術に関するja_bra_af_cuのブックマーク (36)

  • nix in desertis:ゴヤとマネという様式分類上の困難を高校世界史でどう扱うか

    久しぶりの高校世界史深掘りシリーズ。 言うまでもなく,様式史とは同時代または後世の人間による整理である。ゆえに画家個人を必ずどれかの様式に入れないといけないわけではない。実際に,どうにも分類しがたい画家は存在する。しかし,専門家や好事家はともかく,一般教養や高校世界史のレベルだと,有名な画家をどこかしらのグループに入れることが要請される。この画家は一人一派なので型にはまらないのです,という説明を通すのは難しい(なぜ難しいのかわからないという人はすでに世間の知的水準や感覚から遊離している自覚を持つべし)。どこのグループにも入らない理由の説明をしようものなら,世の中には一般教養として求められるものが無数にあるのだから,込み入った事情を把握するくらいなら別のものを学んだほうが効率がいい,という反応をされてしまうのが常である。これは知っていてほしいと思う側にも望ましくない状況で末転倒である。だか

  • nix in desertis:モンドリアン:垂直線と水平線で絵画を作ると地図になる

    SOMPO美術館のモンドリアン展に行ってきた。SOMPO美術館が損保ジャパンビル42階から独立した建物に移転してから初めて行った。眺望が良かったのでちょっともったいなかったかなと思う。モンドリアンは20世紀前半に活躍した抽象画の画家で,現代アートの走りである。垂直線と水平線だけで構成された画面で有名で,美術の教科書で一度は見たことがあるだろう。このブログの古くからの読者であれば私が現代アートが嫌いなのはご存じだと思うが,なぜモンドリアンを見に行ったのか疑問に思うかもしれない。実はそれは現代アートの開闢期には微妙に当てはまらない話で,むしろ「若い頃に自然主義や印象派が流行していた人々が,自分の円熟期にはなぜこのスタイルになったのか」という観点でなら興味がある。その意味で(デュシャンは当然として)キュビスムの画家たちやカンディンスキー辺りには関心がある。これらの画家の若い頃の作品を展示してくれ

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2021/05/27
    “モンドリアンの代表作である《ブロードウェイ・ブギウギ》は今回の展覧会には無かったが,モンドリアン自身がマンハッタンの碁盤の目状の形状やジャズの影響を受けていると言っている通り,自覚はあったのだと思う
  • 排除アートと過防備都市の誕生。不寛容をめぐるアートとデザイン

    排除アートと過防備都市の誕生。不寛容をめぐるアートとデザインオリンピックに向けて東京の各所で再開発が進行した10年代。街には公共的で開かれるように、多くのベンチやパブリック・アートと思わしき造形物が登場した。しかしながら、それらの存在は、特定の人々の排除のために作用する「過防備」の一旦を担っているとも言える。これらを「排除アート」としての視点から研究する建築史家の五十嵐太郎が、都市機能としての不寛容さを指摘する。 文=五十嵐太郎(東北大学大学院・教授) 京王井の頭線渋谷駅前のオブジェ 近年、排除アートが増えているというニュースが散見される。路上、あるいは公共空間において、特定の機能を持たない、作品らしきものが、その場所を占拠することによって、ホームレスが滞在できないようにするものだ。もっとも、こうした現象は最近始まったわけではない。16年前、すでに筆者は『過防備都市』(中公新書ラクレ、20

    排除アートと過防備都市の誕生。不寛容をめぐるアートとデザイン
  • 秋野 ひろ / マンガ家 on Twitter: "学校から児童画展がなくなればいいのに、と思った経験 (1/7) https://t.co/ttsvVQ72IQ"

    学校から児童画展がなくなればいいのに、と思った経験 (1/7) https://t.co/ttsvVQ72IQ

    秋野 ひろ / マンガ家 on Twitter: "学校から児童画展がなくなればいいのに、と思った経験 (1/7) https://t.co/ttsvVQ72IQ"
  • バンクシーはなぜ「医療従事者への感謝」を風刺画に仕立てたのか? パンデミックの表現とストリートの作法

    バンクシーはなぜ「医療従事者への感謝」を風刺画に仕立てたのか? パンデミックの表現とストリートの作法バンクシーが5月7日に発表した新作《Game Changer》。看護師の人形を手にした子供を描いたこの作品は、新型コロナウイルスと闘うサウサンプトン病院で展示され、オークションにかけられることがわかっている。バンクシーがこの作品に込めた意図とはなんだったのか? バンクシーに詳しい鈴木沓子が読み解く。 文=鈴木沓子 2020年5月7日、ロックダウン中のイギリスで、バンクシーが新作を発表した。 新型コロナウイルスの現場で闘う医療従事者を讃える作品が、イギリス南部サウサンプトン総合病院に寄贈された......と報道されたが、これに違和感を感じた人は少なくなかったようだ。 この日のSNSでは作品は「医療従事者への敬意」か「大衆やメディアへの皮肉」なのかと議論を呼んだ。一見わかりやすいようでわかりにく

    バンクシーはなぜ「医療従事者への感謝」を風刺画に仕立てたのか? パンデミックの表現とストリートの作法
  • 美学・美術史における「形式」と「様式」(form/style)の区別について

    素人的にはその区別について請け負うことが難しそうな術語(テクニカル・ターム)だなと思っていた「形式」と「様式」について、松下さんと松永さんからご意見いただきました。せっかくなので切り出させてもらいました。 【追記】その後、2020-01-06にまつながさんが「様式」について記事を書きました。ここに紹介しておきます。http://9bit.99ing.net/Entry/98/

    美学・美術史における「形式」と「様式」(form/style)の区別について
  • 様式とは何か - 9bit

    必要があって様式(style)という概念について多少勉強したのでメモ代わりにまとめておきます。「様式」(文学だと「文体」)という言葉を問題にしたいわけではなく、芸術学まわりで頻出するあの概念の中身を問題にします*。具体的には、「ロマネスク様式」や「定朝様」や「8bitスタイル」などと言われる場合のそれです。 学部生時分の自分が読んだらためになったであろう内容を意図して書いてます。注は詳しく知りたい人向け。 文献 目を通した文献は以下*。 Elkins, J. 2003. “Style.” Grove Art Online. https://doi.org/10.1093/gao/9781884446054.article.T082129. Gombrich, E. H. (1968) 2009. “Style.” In The Art of Art History, 2nd ed., ed

    様式とは何か - 9bit
  • 合法と違法の線引はどこに? 現代美術のアプロプリエーション

    合法と違法の線引はどこに? 現代美術のアプロプリエーション現代美術の手法のひとつ「アプロプリエーション」は、過去の他者の作品の一部または全部を自身の作品に取り込むものとして、様々なアーティストたちが実践してきた。しかしアプロプリエーションをめぐっては裁判沙汰に発展するケースもある。そこで今回は過去の判例を紹介し、時代とともに変わるアプロプリエーションの受容のされ方を紐解く。 文=木村剛大 アンディ・ウォーホル 花 1964 出典=クリスティーズ・ウェブサイト (https://www.christies.com/lotfinder/Lot/andy-warhol-1928-1987-flowers-6141800-details.aspx) 1964年11月にニューヨークのレオ・キャステリ・ギャラリーで発表されたアンディ・ウォーホルの「花」シリーズ。コレクターの間で大人気となり1000点近

    合法と違法の線引はどこに? 現代美術のアプロプリエーション
  • 早世した静岡の画家 スペインでの個展に驚きの31万人:朝日新聞デジタル

    うつろな表情の青年がモノのように扱われたり、モノと一体化したり。そんな特異な画風で知られる早世の画家・石田徹也(1973~2005)の大規模個展が、スペインの首都マドリードの国立美術館で開かれている。日社会の生きづらさや閉塞(へいそく)感が漂うとされる作品群に、なぜか欧州で熱い視線が注がれている。 高い天井の広々とした空間に、石田の70点がゆったりと配されている。それをじっくりと見つめる人々。 葬儀風景のなか、男性が家電品の部品のように、棺おけならぬ段ボール箱に収められる「回収」(1998年)を見た男性(46)は「お葬式なのにバラバラにされて、痛みを感じた。この画家は偉大なアーティストだと思う」と話した。スペイン南部の高校の美術教師で、新聞に載った石田展の記事を見てやってきた。 同行する女子生徒(17)は、学校の校舎に体が閉じ込められる「囚人」(99年ごろ)などを指して、「自分と同じ感情

    早世した静岡の画家 スペインでの個展に驚きの31万人:朝日新聞デジタル
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2019/09/01
    “石田徹也”
  • 西洋美術史おすすめ本まとめ

    西洋美術史おすすめを訊かれたら、とりあえず小学館の『西洋美術の歴史 1〜3』 https://t.co/gwgTUfb5wQ と、ちくまプリマーの『西洋美術史入門』『西洋美術史入門 実践編』 https://t.co/KtG9vhFpGj を勧めている。中級以上なら中央公論新社の『西洋美術の歴史1〜8』 https://t.co/AHb01FVk4Z 。 — 壺屋めり (@cari_meli) February 4, 2019 小学館の新書のタイトルをまちがえる痛恨のミス(ほんとうは『西洋絵画の歴史』)。 西洋美術史の入門書、いっぱいあってどれを読んだらいいのかわからんもんね。というわけで、以下おすすめポイントとともに列挙していくぞ。 とりあえず通史が知りたい 最初に挙げた小学館ビジュアル新書の『西洋絵画の歴史』シリーズ全3巻は、とりあえずルネサンスから現代に至る美術の流れを知るのに、最

    西洋美術史おすすめ本まとめ
  • 美術史のミソジニーと折り合いをつける

    400年も500年も昔の美術作品を調べていると、ときどき21世紀人から見るとぎょっとするような主題のものがある。 パッと思いつく限りでも、ギリシャ・ローマ神話には「それって女性側からしたらどうなん?」となるような話が満載だし(テセウスに捨てられるアリアドネとか、ゼウスに犯されるエウロパとかレダとか)、キリスト教主題だって自分らの父親を誘惑する娘たちってどうなのってなるし(ロトと娘たち)、世俗主題でも純潔を汚された乙女が自殺するのが美談になってるし(ルクレティア)。それが絵やら彫刻やらであらわされて、当時の文献で「まことに美しい」とか書かれていたら、そりゃ絵はそうやろけどこれ相当ヤバい話やで? みたいになりますわな、こちとら21世紀人なんで…。 現在都内の大学で西洋美術史を教えているのだけど、こういう話を紹介するのは難しい。難しく感じているのはこちらだけかもしれないけど、とりあえずいちいち「

    美術史のミソジニーと折り合いをつける
  • nix in desertis:不安・死・性愛の画家

    都美のムンク展に行ってきた。前にムンク展があったのは2007年のことであるから,約11年ぶりの東京でのムンク展ということになる。もっとも,図録には「回顧展というべき規模のムンク展は,日では20年ぶり」というようなことが書いてあったので,11年前のものはカウントされていないらしい。確かに《叫び》が来ておらず,画業の全てを俯瞰するというよりも《生命のフリーズ》の装飾性についての展示になっており,正直よくわからなかったのが当時の感想である。まあ,よくわからなかったのはキュレーション半分,当時はまだあまり詳しくなかった自分の知識の足りなさ半分というところだろう。 そこへ行くと今回の展覧会は完璧で,約100点ながら,ムンクの画業をちゃんと追うことができる構成になっていた。代表作も《叫び》は当然のこととして,《不安》《マドンナ》《吸血鬼》と勢揃い。来ていなかったのは《思春期》くらいではないか。ムンク

  • nix in desertis:東大食堂の壁画廃棄問題についての雑感

    ・宇佐美圭司壁画処分問題(Togetter) ・展示されていた宇佐美圭司の絵画は・・・ (東京大学消費生活協同組合:ひとことカード集) → 不祥事であり議論の大筋には同意するが,その上で言うと,残念ながら宇佐美圭司は「誰でも名前ぐらい聞いたことあるでしょレベル」では全くない。関心が無い人が見たら抽象画であるがゆえに「奇抜な壁の模様」にしか見えず(つまり壁画とすら認識されない),ましてや知名度のある画家の作品とは思われないと思われる。なにせ,多少なりとも美術に関心があり,かつ4桁のオーダーでここに通った私でも,このニュースを見て「そういえば抽象画の壁画あったな」とやっと思い出すレベルである。ましてや他の大多数の学生・教職員をや。おそらく学内で知名度アンケートをとっても1%に満たないであろう。 → 「今の日の大学の知的レベルがわかる話だ。」とか適当なことを言っている人が東浩紀含めて複数いるが

  • 彫刻を見よ──公共空間の女性裸体像をめぐって:フォーカス|美術館・アート情報 artscape

    で育った大多数の人々にとって、「美術」「彫刻」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、古風な衣服をまとった西洋人の石膏像と並び、駅前や公園など、屋外の公共空間にある記念碑的な人物銅像(その多くが裸体を晒している)ではないだろうか。しかし(「美術」「彫刻」という言葉と同じく)国内でそうしたイメージが定着したのはそれほど古いことではない。その過程に何があったのだろうか? 最近のartscapeでも、 3月1日号村田真レビューでは「小沢剛 不完全─パラレルな美術史」展、また同じく4月1日号の星野太レビューで荒木慎也『石膏デッサンの100年──石膏像から学ぶ美術教育史』がピックアップされている。今号では、彫刻家で彫刻・銅像・記念碑研究者の小田原のどかが、公共空間での「女性」裸体像の起源に迫る。なお稿に関連し、昨年4月15日号高嶋慈レビューによる小田原の個展「STATUMANIA 彫像建立癖」評も参照

    彫刻を見よ──公共空間の女性裸体像をめぐって:フォーカス|美術館・アート情報 artscape
  • ANAが社員に「西洋美術史」を学ばせる理由

    気になるあのを読んでみた!ベストセラー目のつけどころ 今、巷で話題になっている、売れている、気になっているをさくっと一気読みしてみました。そこでわかったベストセラーの理由とは。これさえ読めば、流行りのすべてがわかる! バックナンバー一覧 日のビジネスパーソンの間で「西洋美術史」を学ぶ流れが広がっている。昨年10月に発売された『世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」』(木村泰司 著)もその流れをうけ、早くも発行部数5万部を突破。教養、しかも美術がテーマの書籍としては異例のスピードだ。そこで今回は、昨年より社員向けの西洋美術史セミナーをスタートさせた全日空輸株式会社(ANA)の担当者に、その狙いを聞いた。(取材・構成/前田浩弥)

    ANAが社員に「西洋美術史」を学ばせる理由
  • ネアンデルタール人は「芸術家」だった? 世界最古の洞窟壁画

    (CNN) 世界最古の洞窟壁画を描いたのはネアンデルタール人で、身体装飾として貝殻を身に着けていた。研究チームの論文が22日付の米科学誌サイエンスで発表された。いずれの行動も、ネアンデルタール人が象徴的な思考を持ち、現生人類のような芸術的感覚を持っていたことを示すものだ。 論文の共著者である英サウサンプトン大のアリステア・パイク教授は研究結果について、「ネアンデルタール人が現生人類のように思考し、行動していたことを間違いなく示している」と指摘した。 そのうえで、「今後はネアンデルタール人を別の種と考えるべきではなく、単に他の場所に住んでいた人類と捉えるべきだ」としている。 洞窟壁画や彩色した貝殻などは長年、初期現生人類の産物だとみられてきた。こうした初期現生人類はネアンデルタール人よりも進んだ認知能力を持つと考えられていた。 壁画の年代特定は難しい作業となることがあるが、今回の研究では、ウ

    ネアンデルタール人は「芸術家」だった? 世界最古の洞窟壁画
  • ネアンデルタール人が描いた? 世界最古の洞窟壁画:朝日新聞デジタル

    スペイン北部の世界遺産のラパシエガ洞窟の壁画が世界最古の洞窟壁画であることが国際研究チームの調査でわかった。現生人類は当時欧州におらず、絶滅した旧人類ネアンデルタール人が描いたものとみられる。22日付の米科学誌サイエンス電子版に発表された。 研究チームはラパシエガ洞窟など3カ所で動物や手形などの線描の部分に含まれる天然の放射性物質を高精度な年代測定法で調べた。三つとも6万4800年以上前に描かれたものだとわかった。 現生人類がアフリカから欧州にやってきたのは4万~4万5千年前とされる。1万数千年前のアルタミラ洞窟(スペイン)や約2万年前のラスコーの洞窟(フランス)など、これまでの洞窟壁画はすべて現生人類が描いたと考えられてきた。 4万年前に描かれたスペイン北部のエルカスティーヨ洞窟の壁画がこれまで最古とされてきたが、さらに2万年さかのぼる古い洞窟壁画と確認されたことで、研究チームは「すでに

    ネアンデルタール人が描いた? 世界最古の洞窟壁画:朝日新聞デジタル
  • nix in desertis:輝くジャーヒリーヤの時代

    東博のアラビアの道展に行ってきた。驚きの常設展チケットで入場できる=実質無料の企画展である。しかも全館写真撮り放題。総展示数424展で展示替え一切無し。さらに入り口の外にベドウィンのテントが張られ,テントに行くとアラビアコーヒーとデーツ(ナツメヤシ)のもてなしを受けられる(もちろんこれも無料,ただし先着順で完売有)。オイルマネーだ…… 展覧会名はダブルミーニングで,古来通商路となってきたアラビア半島という意味と,サウジアラビア建国に至る歴史という意味が重ねられている。もっとも,展示の9割は前者で,後者はおまけという様子であった。とはいえサウジの政治観が全面に出たキャプションにはなっていて,たとえば中東地図の地名も,よくみるとペルシア湾ではなくてアラビア湾になっている。私以外の人はさして気にしていなかったけども。 展示は先史から始まっていて,とはいえ石器の類はどこも同じではある。ただし,新石

  • nix in desertis:バルテュス:絵画における『ロリータ』

    都美のバルテュス展を見に行ってきた。バルテュスは20世紀半ばに活躍した画家だが,父親がポーランド系(シュラフタの家系),母親がドイツ人であり,したがって当人はパリで生まれたものの国籍はドイツであった(戦間期にフランスに帰化したようだ)。しかも少年期はフランスとスイスで育ったので,根っからの根無し草である。ゆえに「何人か」という問いがこれほど無意味な画家も珍しい。ついでに言うとは日人であり,人も大の親日家であった。母もまた画家で,兄も小説家として名の知られるピエール・クロソフスキー(クロソウスキー)であるから,はじめから芸術に囲まれて育ったと言える。バルテュスの画業のスタートはなんと13歳と恐ろしく早い。極めて早熟であったが,同時に長寿でもあり,2001年に92歳(ほぼ93歳)で亡くなるまで創作活動を続けた。 画家として名声を確立してからもパリ,ローマ,そして終の棲家となったスイスのグ

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2017/12/07
    芸術家の炎上マーケティングは昔もあったのね
  • 知の回廊 第78回『ギリシアから日本に来た神々』

    監修:田辺勝美(中央大学総合政策学部)  日の伝統文化として馴染みのある獅子舞。このルーツを辿ると、古代メソポタミア文明や、エジプト文明にその源流を見つけることができます。  実は日文化の中にも、古代ギリシアの文化が流れ込んでいるのです。七福神の神である大黒天や、毘沙門天の起源を辿ると、シルクロードを経て、ギリシア・ローマに繋がります。風神なども、その起源はギリシア神話のヘルメス神なのです。お寺でよく見かけるX型脚の椅子のデザインも、メソポタミアやギリシアからきており、ギリシア文化は、ガンダーラ仏教の源流ともなっているのです。日は島国ですが、その伝統文化はアレキサンダー大王の時代から、大陸へと繋がっていたのです。  今回は古代ギリシアから日に渡ってきた神々を見つめて、日の仏教美術の起源を辿ります。 (協力:平山郁夫シルクロード美術館) (登場人物の肩書きや施設等の

    知の回廊 第78回『ギリシアから日本に来た神々』
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2017/08/03
    狛犬,風神,毘沙門天,金剛力士,すべてギリシアに起源を持つという