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反ヒューマニズム音楽論 (若尾裕) 人類史のなかで、音楽がどのように始まったかは定かではないが、その始まりには混然たるノイズから明瞭な差異のある音への志向があったと考えるのは自然だろう。一定のピッチや拍の発見は、いずれもその音を自然界にあるノイズから差異化するために実現されたことだ。なぜなら、どちらも自然界には存在しないものだから。音響がこのように差異化されていなければ、ふたたび自然界のノイズに埋没することになるのみだ。 歌ったり、リズムを打ったりすれば、自然界のノイズからは弁別できうるサウンドが立ちあがる。ドゥルーズ=ガタリの言葉を借りれば、これがリトルネロであり、領土化の第一歩ということになる(註)。 音楽はノイズから立ちあがり、なんらかの発展をしていった、というのがここでの議論の前提である。いまではノイズ・ミュージックなどが盛んで、ノイズにもじゅうぶんな発言権が認められるようになって
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