【3月6日 AFP】米国人発明家トーマス・エジソン(Thomas Edison)は、死者の声を聞く機器を制作する構想を練っていた──この野心的な構想について記した著書が今週、フランスで出版される。没後に出版された同原著では、最終章にこの構想についての記載があったが、後に削除されたために失われかけていた。 エジソンが自身の取り組みを詳細に記した手記は、死後の1948年に著書「Diary and Sundry Observations」の最終章として刊行された。ここに記されていた内容からは、エジソンが、死者の声を録音する「スピリットフォン」を開発したいと考えていたことが見て取れる。 だが奇妙なことに、今日ではオカルトとみなされると思われる内容にまで触れた同章は、その後に出版された英語版の同著では削除されてしまった。 米国では一部で、このアイデアはエジソンの作り話かいたずらかもしれないと考えられ
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