ソニー生まれのロボット犬AIBO(アイボ)の「葬式」が19日、千葉県いすみ市大野の光福寺であった。AIBOの修理に関わっている人たち約20人が、部品を提供するために解体したり、修理して再利用したりするためのAIBO71体を供養した。大井文彦住職(63)の読経の前に3台のAIBOが読経をした。 AIBOは2006年まで約15万台が販売されたが、ソニーではすでに修理の受け付けをしていない。しかし、長年AIBOと共に暮らすファンから修理を望む声は根強く、元ソニーの技術者らが作った「ア・ファン」(本社・同県習志野市)が引き受けている。これまでに約500台を直し、約300台が修理を待っている。 同社では故障して必要がなくなったAIBOの「献体」も受け付けている。乗松伸幸社長(60)によると、部品取りに使うほか、同社でこのAIBOを修理して介護施設などに貸し出すシステムを来春から始める予定。どのように
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