タグ

2018年2月28日のブックマーク (4件)

  • 2018年2月の本 - Lichtung

    2018年2月よかったをメモしておきます。 メタ倫理学入門: 道徳のそもそもを考える 作者: 佐藤岳詩 出版社/メーカー: 勁草書房 発売日: 2017/08/31 メディア: 単行 この商品を含むブログ (2件) を見る 『メタ倫理学入門』 ほうぼうで絶賛されている。噂に違わぬよさでした。理論のだらっとした羅列ではなく、動機と背景とのくっきりした提示はありがたいですね。各章のまとめとして挿入される立場のチャートが記憶や整理に非常に役立ちます。 最後にして最初のアイドル (ハヤカワ文庫JA) 作者: 草野原々,TNSK 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2018/01/24 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 『最後にして最初のアイドル』 三作品に共通する主人公の「身体へのこだわりのなさ」に注目したいです。ふつうわたしたちはいまのまま健康であることや身体が

    2018年2月の本 - Lichtung
  • 功利主義熱『モラル・トライブズ 共存の道徳哲学へ』

    📖 これぞ功利主義マニアックス!とでも呼んでみたくなるほどの、功利主義への情熱(偏執?)あふれた倫理考察。 道徳は普遍的協力を促すために進化したのではなかった。それどころか、集団間の競争を勝ち抜く装置として進化した。 私たちに必要なのはメタ道徳だ。従来の道徳が、それぞれ異なる利己的な利害を抱えた個人間の不一致を解決するように、異なる道徳的理想を掲げる集団間の不一致を解決できる道徳システムだ。 私たちはこれまで、正しいと感じられる普遍的な道徳原理を探してきたが、そんなものはおそらく存在しない。正しいという感覚は、低レベル(集団内)ではうまくいっても、高レベル(集団間)ではうまくいかないだろう。 サルも、内集団の仲間への潜在的選好を示す。分類課題の実験で、サルも、果物のような良いものと内集団の成員、クモのような悪いものと外集団の成員を結びつけたのだ。 人種的偏見が強く、また広く見られること

    功利主義熱『モラル・トライブズ 共存の道徳哲学へ』
  • ジャズとクラシックで脳の活動に違い | ヨミドクター(読売新聞)

  • 上場後のスポティファイは「音楽版Netflix」になるという予言 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    ストリーミング業界の巨人「スポティファイ」は、今年前半に上場に踏み切り、時価総額は200億ドル近くに達するとみられている。ただし、スポティファイの上場は通常のIPOとは異なる「直接上場(ダイレクト・リスティング)」という形式になる見込みだ。 スポティファイがある種の「奇策」とも呼べる方法で上場を行う背景には、同社が世界1億4000万人のアクティブユーザーと、7000万人の有料会員を抱えつつも、収益化を果たせていない現実がある。 スポティファイの有料会員は約10ドルの月額費用を支払っているが、そのうち約6.5ドルはレコードレーベルやアーティストへの支払いに消えていく。残りの3.5ドルから利益を生み出すのは、非常に困難であるのは明らかだ。 スポティファイが収益化を果たすためには、月額費用を値上げする道もあるだろう。しかし、無料の音源があふれている世界で値上げに踏み切ることは、会員数の大幅な減少

    上場後のスポティファイは「音楽版Netflix」になるという予言 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)