「貧乏人の経済学」(みすず書房)の著者エスター・デュフロとアビジット・バナジーによるレポート・JPALのHPより Student Participation | The Abdul Latif Jameel Poverty Action Lab. 2015年まであと5年、この年に世紀末にかかげられた世界の教育についての目標が達成される。学校にいく子供の数は増えているように見える。東アフリカと西アフリカの多くの国で、それから南アジアのほとんどの国で、学校の入学者数は急激に増えている。初等教育の入学者数は、多くの地域で90パーセントを越えている。(UNESCO) それなのに何故我々は祝福できないか。 問題は、子供たちは学校にいるけれど、でも学んでいないということにある。例えばインドでは、4年生のほぼ60パーセントにあたる子供が、2年生レベルの物語を読むことができない。そして76パーセントが単純