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ブックマーク / dailyportalz.jp (56)

  • @nifty:デイリーポータルZ:「役に立たない機械を作る」という宿題

    夏休み。学生の人たちは今ごろ宿題をやってるんだろうか。ぼくは慣れない水彩画を描かされたりしてさんざんだった記憶しかない。 ところで先日、ネットを探索していて面白い宿題を見つけた。といっても大学の建築学科の授業での課題なのだが、その内容はなんと「役に立たない機械を作りなさい」というものなのだ。 建築家が役に立たない建物を作っていたらみんな困るに違いない。いったいどういうことなのか。お話を聞いてきました。 (text by 三土たつお)

  • 酔っぱらうと危険な居酒屋 :: デイリーポータルZ

    なぜ危険なのかと言うと、居酒屋の入口から道路までの距離が異常に近いのだ。「玄関開けたら2分でご飯」という昔のCM風に言えば、「玄関開けたら1歩で車道」である。酔っぱらってふらふらと店外に出たら命に関わる。気になったので酔っぱらうと危険な居酒屋に行って来た。 (text by 住 正徳) そのお店は津久井道沿いにある 酔っぱらうと危険な居酒屋は東京都世田谷区三軒茶屋と東京都町田市を結ぶ県道沿いにある。世田谷通り、津久井道と呼ばれている道路だ。 よく車で通る道なので以前から気になっていた。問題の居酒屋の前を走る時は、酔っぱらいが飛び出してくるかもしれない、と「かもしれない運転」を心がけている。出て来ないだろう、と高をくくった「だろう運転」をしていたら人身事故につながってしまう。 運転する立場からもそれくらい緊張するお店である。お客の立場だとどんな心地がするのだろう。 最寄り駅の「読売ランド前」

  • 高級珍味、からすみを作りたい :: デイリーポータルZ

    ウニ、コノワタと並んで日三大珍味とも呼ばれるからすみ。値段がかなり高いという話なので一度もべたことがなかったのだが、魚好きの大人としては一度くらいべておきたい。 高いといっても数千円程度だろうとデパートに行ってみてビックリ。長崎県産からすみに17,850円という景気のいい値段がついていた。しかもよく見たら100グラムあたりの値段だった。写真右のからすみは、163グラムで29,095円也。魚卵というよりも小判の値段だ。 これはちょっと「二日酔いに絶対効く!」とかの枕詞でもないと買えない金額である。仕方ない、作るか。 (玉置 豊) からすみの材料はボラの卵 からすみの材料はボラの卵。ボラというと、当サイトを運営しているニフティの近くの川などでもたまに見られる、わりと身近な魚である。 こんな身近な魚の卵なのに、タラコよりもイクラよりも高いなんて。もしかしたら下手なキャビアよりも高いかも知れ

  • @nifty:デイリーポータルZ:あの「うまいトリ肉」は作れるらしい

    あのー中華で、プリプリの蒸し鶏肉べたこと、ありませんか? アジアの屋台でべられるようなやつ。肉がジューシーで、やわらかくて、ウマウマの。 家庭で鳥肉を煮ても、絶対こんなんならないよなあ、鶏肉自体が違うのか? そもそも鶏じゃなくてなんか別の鳥の肉? 調理法が特別なの? とかズーっと考えてたのですが、先日、スゴク簡単な方法でソレが作れるレシピを知り、作ってみたら……いやほんとに再現できたんですよ!!!! で、この感激を伝えたくて、皆様にもご紹介。 まずは肉。胸肉でもモモ肉でもなんでもいいです、近所のスーパーの安い鶏肉を用意。 ↑今回は「ぜったい得!!」ってシールが迫力あったので、コレ購入。 あとは炊飯器を用意。 ウチのは、一人暮らしをはじめたとき電気屋さんで買った、安いやつです。 あとは塩と水だけ。 水を小鍋に沸騰させて、塩をてきとーにぶちこみます。 で、鶏肉を炊飯器に入れて、 そこに、

  • @nifty:デイリーポータルZ:手のなかの山手線

    ノルウェーのとあるケーブルカーの話を聞いた。駅に車両の模型が置いてあって、それらが実際の運行に従って動いたりするらしい。つまりそれを見れば、それぞれの車両がどこにいるかを一覧できる。 すばらしい仕掛けだと思う。ぜひ日の駅にも置いてほしい。 駅で、電車がこなくてイライラしてるときに、車両はそれぞれここにあって鋭意がんばってます、ということが分かれば、ちょっとは待ってやろうかという気持ちになったりするんじゃないか。 (text by 三土たつお)

  • ソウルシンガーのはだけ具合 :: デイリーポータルZ

    先日、久しぶりに自宅のCDを整理した。昔聞いていたCDが沢山出て来て、当時の出来事を思い出しながら1枚1枚埃を払ったりした。80年代から90年代初頭にかけて、僕の趣味はソウル音楽に偏っていて、その頃のCDジャケットと言ったらあれだ、シンガーの胸元がはだけている写真が多いのだ。結構なはだけ具合である。ここ最近、寒い日が続いているのでその姿が余計に気になった。風邪引くぞ、と言ってあげたい気持ちでいっぱいだ。 今回は、そんな風邪を引きそうなCDジャケットを集めてみました。 僕とソウル音楽 僕が好きだったソウル音楽は男性ボーカルものが中心で、CDコレクションもそのほとんどが男性シンガーのアルバムである。時にメロウに、時に激しく、男性ボーカルの声で歌い上げられると血潮が騒ぐのだ。バラードに涙して、ダンスチューンで盛り上がる。かといってクラブ通いする様な積極性はなかったので、主に部屋で1人で聞いていた

  • 世界の知らないフェスしらべ :: デイリーポータルZ

    先日、テレビを見ていたら、ハンガリーでのルービックキューブ大会の、密着レポートが特集されていた。 とにかく、6面をそろえるのが、ものすごく速い。 ぐちゃぐちゃにした12個のキューブを、手にとって全面を記憶して、目隠ししてから12個全部をそろえる、という、すさまじいこともやっていた。 「……ってな番組を、見ちゃったんですよ」 と、チェコ総合情報雑誌CUKR(ツックル)編集長・梶原さんに話したところ、 「ハンガリー人は、パズル上手らしいですよ。政治もパズル的に考える人たちだと、ハンガリー人のピーター・フランクルもテレビで話してました よ」 と言われた。 「普通の日人は知らないよ、そんなこと(笑)」 「そうなんですか?」 「そうですよ。語学学習者は、やっぱり世界の文化に詳しいですねえ。 いやあ、世界には、私の知らない、いろんなフェスやコンテストがあるんだろうな、と思いますよ。私なんか、日のテ

  • ギョウザのいろんな包み方 :: デイリーポータルZ

    ギョウザが好きだ。子供の頃、母といっしょに、具を包むのを手伝ったりした。面倒くさいけれど、あれは楽しい。 ウチの包み方は、だいたいこんな感じだった。 でも、ほかに包み方があるんじゃないか? もっと自由に包んでもいいんじゃないだろうか? そう思って、いろいろ試してみました。 (大塚 幸代) ■用意するもの 市販の皮、そして具。具は、豚ひき肉、キャベツ、ニラ、ニンニク、ショウガ、ごま油、酒、片栗粉、塩、コショウを、ねりねりと混ぜたもの。今回は個人的な趣味で、ニラ多めにして、ナンプラーも足しました。

  • ギャル曽根も食べた、大盛り「とろカツ3本乗せカレー」を食べてきた :: デイリーポータルZ

    先週は休んでしまいすみません。 珍しく39.8℃の高熱が出ました。いろいろメッセージをいただきました。ありがとうございます。ご心配かけました。もう大丈夫です。 さて、僕が最初にこのサイトで原稿を書いたのは2004年7月16日のことだ(初回原稿)。先週は上記の通り休んだので、これが僕にとって4年目突入記念最初の原稿。 人間、1つのことを長く続けていると飽きが来たり、つい散漫になってしまう(風邪で原稿休んだり)。そこで、気合を入れなおす意味を込めて、度々取り上げてきた大盛り(最近はデカ盛りとかメガ盛りとか言うらしいですね)をかっらってきました。 あのギャル曽根もべたというとろカツカレーのお店へ行ったが……。 (text by 梅田カズヒコ) そのデカ盛りカレーは川崎にあった 今回の大盛り料理は『とろカツカレー』だ。とろカツというのは、ちょっと聞きなれない言葉だが、スプーンで切れるほど柔らか

  • @nifty:デイリーポータルZ:香辛料を使えばいつもの豚肉炒めがお店の味みたいになるのか?

    通の友人とご飯に行ったときのことである。 おいしいと評判の店で肉炒めをべたが、これがうまかった。うまいうまいと友人に言っていると、家で料理をたしなむ友人が 「うーん、これは香辛料だな。○○と○○を入れてバターで炒めれば……」 などと話している。 そのとき僕は、はたと気づいたのだった。 まったくもって僕はバカだ。外でご飯をべてもうまいとかまずいとかしか思ってなかった人間であるが、世の中には香辛料というものがあって、味を左右する香辛料のことをまったく意識していなかったのである。「うまい、うまい、うふふ」と僕が笑っている間、友人はせっせと味の研究を行っていたのだ。僕がニヤニヤしている間、友人は頭の中で新たなレシピを練っていたのだ。なんたる脳内格差社会(?)! 「香辛料」とつぶやき、僕はスーパーに向かったのであった…。 (text by 梅田カズヒコ) スーパーで自分を見失いかけるも… と言

  • シーチキンを手作り :: デイリーポータルZ

    多くの人々から愛されているシーチキン。 特にシーチキン好きの人に限っていえば、そのほぼ全員がシーチキン好きなほど皆に愛されているシーチキン。 もちろん僕もシーチキン好きの一人です。 そんな、大好きなシーチキンですが、考えてみると缶詰めのシーチキンしかべたことがありません。 もっとフレッシュなシーチキンがべてみたいのです。 (工藤 考浩) 缶詰めより手作り 例えば「さばの味噌煮」の場合、さば味噌煮缶はおいしいのですが、やはり手作りのさば味噌煮にはかないません。 それです。 僕が今思うのはまさにそれです。 シーチキンも、缶詰めじゃなくって、ちゃんと作ったのをべたいのです。 きっとうまいに違いないと思うのです。 原材料名で推測する しかし、僕の知り合いにシーチキンのレシピを知っている人は誰もいませんでした。 なので、缶に表示されている原材料から予想して作ります。 原材料は、きはだまぐろ、大

  • タモリのカレーを食べた、作った :: デイリーポータルZ

    会場は、河原です というわけで、連休の最中ではあったがデイリーライターの皆さんに声をかけたところ、12名ほどの参加者が来てくれることになった。 是非、皆さんにタモさん直伝のおいしいカレーべてもらいたい。私だけがいい思いをしたのでは申し訳ないではないか。 それにしても、12人分のカレーなんて作るのは初めてだ。しかも野外ときた。ものすごく不安ではあるが、これさえあればたぶん大丈夫だろう。

  • @nifty:デイリーポータルZ:ハードコア居酒屋撃沈

    以前、「おつまみは300円まで。」という、都内激安飲み屋記事を、書いたことがあった。 今回は、さらにディープな居酒屋を、新宿で数件めぐろう、そう考えて準備していた。 「久しくサシ飲みしてないね」という理由で、友人・ライター高瀬さんも、一緒に行ってくれることになった。高瀬さんは酒に強く、気持ちよく大量に飲む人なので、何件回っても平気だろうと思っていた。 思っていたのだが。 金曜日夜、仕事が早めに終わった彼女と待ち合わせて、まずは「一休」に向かう。場所は、コマ劇場隣の、ロッテリアの入ってるビルの、エスカレーターと階段を下って下って、地下3階。 「一休」は首都圏にあるチェーン居酒屋で、実は30年ほどの歴史がある、知る人ぞ知る有名店らしい。 とにかく馬鹿みたいに安い。ハッピーアワーでビールが180円。さらに「月曜日半額」「9の付く日半額」などのサービスがある。 一度だけ、夕刻の早い時間に行ったこと

  • :デイリーポータルZ:中2の夏、遊牧民になった

    2004年夏。 ライタ-住さんのご協力を得て、虫たちのうんこを熱心に作っていた息子のオンも中学2年生になった。 身長はすでに私を10cm近く上回っているが、飄々とマイペースなのはあいかわらず。バスケ以外はすべて「どーでもいいー」という無気力男だ。 中2男子たるものこれではいかん。 そう思い、強制一人旅に行かせることにした。 場所はモンゴル。 そう聞いた彼は、なぜかおどろきもせずに 「ふーん。いいね」 と他人ごとのようにテレビを観ていた。 もうちょっとびっくりしろよ!と思いつつ、私もまた「まあいいか、どーだって」と思い直していたのです。 その時点では。 (text by 土屋 遊) はじめて息子を一人旅に行かせる母を初体験 今なにしてんの 今どこにいるの イタズラ電話したの わかったなー 息子を見送ったあとの、母の心境がここに凝縮されている。 "猛毒"というミュージシャンの曲だが、恥ずかしな

  • :デイリーポータルZ:キューバのプリンは甘いらしい

    某ソーシャル・ネットワーキングサイトの、「世界家庭料理を紹介し合うコミュニティ」に入ってます。 私はそこで「ほほう、世界にはこんな料理があるのねん……」なんて、眺めて楽しんでいるだけだったんですが、先日キューバ在住のかたが、 「コンデンスミルクで作る、キューバのプリン」というのを紹介されていまして、その写真に ……ぐっと来てしまいまして。 だって、超うまげじゃないですか! 恥ずかしながら、キューバのことは良く知りません。亜熱帯で1年中熱くて、野球が強い、そしてタイコ(パーカッション)の場、チェ・ゲバラ……くらい。 でも、日の私たちと同じように、プリン好き! そりゃ一体どんなプリンなんだ! で、作ってみることに、しましたですよ。 材料は、卵4~5個、コンデンスミルク(400g)1缶、コンデンスミルクと同量の牛乳。 コンデンスミルク……。このネッスルの缶のは、387グラム入りでしたが、なぜ

  • :デイリーポータルZ:ベランダケバブのススメ

    もうすぐ夏。 夏といえば屋外フェスティバル。 イエーイ! 夏と音楽とビール、最高! ……とか書いてみましたが、実は私は夏のロックフェスなんか、行ったことがないのです。 「好きなバンドで、屋外フェスに出るバンドいないしなー」とか、「結構お金かかるし、だったら海外旅行とか行ったほうがいいなー」とか、「途中で飽きちゃうだろうし、あんま体力ないしなー」とか、イロイロ理由はあるんですが、まあ単純に、「一緒に行こうよ!」と、友だちと盛り上がる機会がなかった、というだけかもしれません……。 で、やっぱり憧れはあるわけで。 ロックフェス常連の人にきくと「ケバブ屋台の、肉の焼ける匂いを嗅いで、ケバブとビールをってライブ見ると、フェス気分がすごい盛り上がる!」っていうじゃないですか。 じゃあせめて、ケバブだけでも作って、フェス気分になっちゃおうか!  と考えまして。 昨年夏に「はじめての野宿(ベランダで)」