東京都の小池知事は12日、都のトップとして部下が仕事と家庭生活を両立させることを応援する、いわゆる「イクボス」を目指すことを宣言し、都庁の幹部職員とともに子育てしやすい職場作りなどに取り組むことになりました。 小池知事は12日、都庁の会議室に幹部職員およそ400人を集め、「安心して子育てできる職場を作るためには組織のトップが率先して実践することだ」と述べ、都のトップとして「イクボス」を目指すことを宣言しました。 そのうえで、「職場には、育児だけでなく親の介護に直面する職員も少なくない。仕事と家庭生活が両立できるよう働き方を改革していくことが必要で、職場のリーダーとなる皆さんにぜひ協力していただきたい」と呼びかけました。 集まった幹部職員は今後、それぞれの職場で「イクボス」を目指すことを宣言することにしています。