バックナンバー筆者 小原篤 ドキュメント 子どもとマンガ2010年12月20日 印刷 Check わが家のマンガ棚 唐沢なをき「ウルトラファイト番外地」(角川書店) 息子のお気に入りはガッツ星人 私屋カヲル「こどものじかん」1巻(双葉社) かなりきわどいけど真摯(しんし)な問いかけも含む作品です 成立してしまいましたねえ、東京都の青少年健全育成条例改正案。問題点については前々回の本欄「想像力の領域」に書きましたので、今回は子どもとマンガのつきあい方について、身辺雑記的にダラダラと書くことにしましょう。 わが家(名古屋に単身赴任中の現在は「東京の家」という意味ですが)の私の部屋には壁一面のマンガ棚があり、息子(小3)が幼児のころから特に制限もせず勝手にいじらせておりました。少年マンガ、少女マンガ、青年マンガもごちゃ混ぜに並べてあるのですが、不思議なもので息子は自分の成長に応じて的確に?チョイ