ケチャップを使った「ナポリタン」の調理の様子をけげんな顔つきで見つめるナポリの若者たち=石田博士撮影調理の様子をけげんな顔つきで見つめていたナポリの若者も、ナポリタンを一口食べると「おいしいね」と喜んだ=石田博士撮影ナポリタンを試食するナポリのデマジストリス市長=石田博士撮影 スパゲティの「ナポリタン」が、イタリア南部ナポリに「初上陸」した。 軟らかな麺にケチャップをからめたナポリタンは、終戦直後に進駐軍に接収された横浜・山下町のホテルニューグランドが発祥の地とされる。名前の由来は、フランス料理でトマト味のものを「ナポリ風」と呼ぶためらしい。 ナポリタンを町おこしに役立てようと、2009年に横浜で生まれた「日本ナポリタン学会」がナポリへの「里帰り」を企画。4月28日、日本文化に関心を持つ人が多いアニメのイベント会場に出店した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、購読手続き