北海道函館市にある商業施設のスペースで、北大生らが1月28日、イタリアの高級車「ランボルギーニ」の雪像をつくりあげた。ツイッターでは、この「雪のランボルギーニ」の画像が拡散されて、話題になっている。中心となったメンバーは「一生忘れられない思い出だ」と話す。(弁護士ドットコムニュース編集部・山下真史) ●商業施設側から制作オファーがあった 「今年はシエスタハコダテ前にランボルギーニ無断駐車してやった」 この投稿は、2000回数以上リツイートされた。画像との組み合わせで、ランボルギーニの雪像を、商業施設の前に「無断設置」したように読みとれる。弁護士ドットコムニュースの記者が「これは…もしかして違法!?」などと調べはじめたところすぐ、実は商業施設側からの依頼で制作されたものだったことがわかった。 中心メンバーの1人、北大水産学部・井口陸弥さん(23歳)さんによると、オファーのきっかけは、2016
インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷がたえない。個人に対する悪口から、読むに耐えないおぞましい罵詈雑言まで、毎日のようにネットのどこかで書き込みがされている。インターネットの怖いところは、そんな悪意のある言葉が、匿名の多数の人間によって拡散され、増幅していくところだろう。 今年2月に川崎市の多摩川河川敷で中学1年生の少年が刺殺された事件では、ネット掲示板で「犯人探し」が展開された。加害者とされる高校生の顔写真やプロフィール、過激な中傷が匿名で書き込まれていった。 インターネットが社会に広まって約20年。このような問題はこれまで何度も指摘されてきたが、解消されていない。むしろ悪化しているようにも思える。ネット上の終わりのない匿名攻撃に、私たちはどう向き合えばいいのだろうか。 インターネット上の誹謗中傷問題に専門的に取り組み、その副作用として自分自身もネット上で根拠のない誹謗中傷を受けながら、
沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事は5月20日、東京・有楽町の外国特派員協会で記者会見を開いた。日米両政府が進める米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画を中止するよう、改めて訴えた。また、記者から「沖縄独立論」に関する質問を受けて、回答する一幕もあった。 ●「日本の安全保障は国民全体で負担すべき」 翁長知事は5月27日から訪米し、米政府に対して「辺野古移設反対」を伝える予定だ。この日の会見は、翁長知事が海外メディアに直接訴えかける機会ということで、会場には100人近くの報道陣が詰めかけた。 翁長知事は会見で、戦前・戦後の沖縄の歴史に触れながら、「辺野古移設が唯一の解決策だ」とする安倍政権の方針を批判。「沖縄にある米軍基地は、もともと強制的に取られたものだ。今日まで自ら基地を提供したことはない」と指摘した。 また、「私は自民党出身だ」と述べて、日米安保への理解を示したうえ
「ろくでなし子」というペンネームで、女性器をモチーフとした創作活動を行っていた女性漫画家が、わいせつ電磁的記録頒布の疑いで逮捕されていたことが7月14日、わかった。女性は容疑を否認しているという。 報道によると、女性は今年3月20日、香川県の男性に、自分の女性器の形を復元できる3Dプリンタ用のデータを送信した疑いが持たれている。女性は自らの性器をモチーフにした小型ボートを制作するため、ネット上で支援を呼びかけ、この男性は3000円を寄付していたという。 女性は2012年に『デコまん アソコ整形漫画家が奇妙なアートを作った理由』という単行本を出版。国内外のメディアに取り上げられ、今年5月には都内で個展を開催していた。 今回の逮捕を受けて、弁護士ドットコムは、女性の勤め先であるアダルトグッズストア「ラブピースクラブ」代表で作家の北原みのりさんに話を聞いた。 ●「表現者として海外からも注目されて
今年9月、奈良県警察がホームページにて、「働く能力がありながら収入もないのに仕事もせず一定の住居を持たないでうろついていた男を、軽犯罪法違反で現行犯逮捕」したことを明らかにした。 軽犯罪法とは、罰金以上の刑(※)で処罰するほどではない軽微な社会秩序違反に対して、拘留または科料の刑を定めた法律のことで、同法1条4号では「生計の途がないのに、働く能力がありながら職業に就く意思を有せず、且つ、一定の住居を持たない者で諸方をうろついたもの」は処罰の対象になるとされている。 (※編集部注:刑の重さ順に、死刑、懲役刑、禁固刑、罰金刑、拘留、科料となる) この逮捕について気になるのが、「働く能力がありながら」とは、具体的にどのような基準でもって判断されるのか、ということだ。収入や住居の有無であれば客観的に判断しやすいと思われるが、働く能力という表現だとやや抽象的で、人によって判断が異なるように思える。
横浜市のホームページに小学校への襲撃予告が書き込まれ、男子大学生が威力業務妨害容疑で神奈川県警に逮捕された事件で、その後真犯人を名乗る者から犯行声明が出されたことで、この男子大学生の逮捕は誤認逮捕であったことが明らかになった。 誤認逮捕のきっかけは、男子大学生の使用していたパソコンが遠隔操作ウイルスに感染してしまったことであり、この他にも同様の手口による襲撃予告などの書き込みで、この男子大学生を含め全国で4人が誤認逮捕を受け、警視庁や各県警、地方検察庁が謝罪する事態になっている。 これら一連の誤認逮捕については、各捜査機関の対応が不適切だったのではという批判が上がっており、報道によると、特に男子大学生を逮捕した神奈川県警では、取り調べの際に「認めないと少年院に行くことになる」などと容疑を認める自白を誘導した疑いがもたれている。この男子大学生は当初は容疑を否認していたものの、その後容疑を認め
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