日本学術会議が推薦した新会員候補6人を菅首相(当時)が任命しませんでした。異例の事態の背景や問題点を追います。
日本学術会議が推薦した新会員候補6人を菅首相(当時)が任命しませんでした。異例の事態の背景や問題点を追います。
加藤勝信官房長官は2日の記者会見で、日本学術会議が新会員として6人を任命しなかった菅義偉首相の対応の見直しを求めているのに対し、「私たちは政府として(任命除外の)判断をした。判断を変えることはない」と述べ、見直しには応じない考えを示した。 また、菅義偉首相は2日夕、日本学術会議の新会員から6人を除外した対応について、「法に基づいて適切に対応した結果です」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。 ◇ 加藤勝信官房長官の2日午後の閣議後会見で、日本学術会議の新会員の任命除外に関する主なやりとりは次の通り。 ――1983年の参院文教委員会の政府答弁で「総理大臣による会員の任命行為はあくまでも形式的」「推薦された者をそのまま会員として任命する」とある。解釈を変更したのか。 「当時、そうしたやりとりがあったことは十分承知している。その後、専門的領域での業績のみにとらわれない広い視野に立って総合的、
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