いじめられている、という申告が生徒から出た場合、学校はどうするか。 まず、担任がその申告の内容を確認し、事実関係を確認する。 その作業は担任にしかできない。日ごろからクラスをみてるのはその担任一人だけだから。 専科の先生たちや教頭・校長はなんとなくはみていても、クラスの内部での細かい人間関係までは把握できていない。 だからまず、担任の先生の判断にゆだねられる。 軽度のいじめの場合、問題があると認識したらまずその生徒に注意する。ほとんどのケースはそれでおさまることが多い。 それ以上の深刻な問題の場合、担任が教頭・校長と相談し、必要であれば保護者を呼んで面談することになる。 いじめに絡んでいるのが複数人の場合、複数人の保護者との話し合いを重ねる。 保護者が比較的まともな親のみであった場合はそのプロセスを経れば解決することもある。 が、保護者がまともな親ではなかった場合(自分の子どもがしたことを