2008年06月08日15:30 カテゴリ書評/画評/品評Love s/フランス//g #して読め - 書評 - フランス父親事情 築地書館より「本が好き!(β)」経由で献本御礼。 フランス父親事情 浅野素女 大いに考えさせられた、というより自分でも普段断片的に考えていたことをまとめられたような気になった一冊だった。 本書「フランス父親事情」のタイトルは半分本当である。確かに本書には近代のフランスの父親の変遷ぶりと、直近のフランスの父親の様子がルポタージュされている。 が、目次を見て分かる通り、本書は「単なる」ルポタージュではなく、父親というものの役割に関して、世界で最も先進的な社会実験が行われているフランスの様子を通して、父親とはなにか、父性とはなにかを考えるのが本書の目的である。 目次 - フランス父親事情より はじめに - フランスの男たちに今起こっていること 1章 パパになった ジ