自分大好きクラスタかつ自信に餓えているひとは「自分がみんなに好かれている状況」を作りたいという欲望を原動力としてコミュニケーションを取る。「自分に優しくしてくれるひとに優しくする」という選択的なネットワーク形成。…というと、なんだかエゴ強めな行動のような書き方になってしまっているけど、それこそがごく一般的な人間関係だと思う。ただオタ的なコミュニケーションの原動力は、それとは別にあると思う。綺麗な書き方になりすぎるのだが、「無邪気で無自覚な一人称、としてのオタク」だ。興味の対象への視線が重点で、その始点となっている存在、カメラの手前側、つまり自分のことにあまり関心がないというか、注意を払わない。もちろん両足で体重を支えて立つのが人間なので、ようはバランスということだけど。 ネットのひとに言いたいことがとくにない、というのは OFF 会のたびに感じるが、OFF 会に行くモチベーションはそういう