金曜日、 文字通りの話である。 うまい酒について。 先週土曜日に行ったフレンチバルのワインは最高だった。度数が高かったにも関わらず、全然酔ってないし、むしろ翌日は快調。 一方で昨日のことである。 気の置けない同僚メンバーだったこともあり、気が付いたら愚痴大会みたいになっていた。決して大量に飲んではいないのだけれど、一人で終電に乗っているとムカムカとしてきて、慌てて座席に座る。 なんとか降りることなく最寄り駅までたどり着くも、気持ち悪さがぬぐえない。 酒が悪いんじゃない、話していた内容が良くないのだ。 うまい酒とは、味ではなく、その時に話している内容や雰囲気、そういったことも影響してくるのかもしれない。 今日はまだ仕事が終わらないけれど、おかげさまで二日酔いである。 ランキング参加中雑談 ランキング参加中読書 ランキング参加中ライフスタイル ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ

水曜日、 会社からの帰り道にSpotifyで聞いているポッドキャスト番組『ジェーン・スーの生活は踊る』。リスナーからの相談コーナーで寄せられた内容は、フリーランス希望の女性からの相談だった。 広告代理店でディレクターで働く女性。もう10年以上のキャリアがあり、お子さんもいる。数年前から自分でもデザインをはじめ、副業として月に10万円くらいは稼げるようになってきたとのこと。 興味もあることだし、もっと突き詰めてデザイナーとして独立したいと思っているけれど、本当にやっていけるかどうか、色々と不安が募ってなかなか一歩が踏み出せない、という相談だった。 ご本人もフリーランスのジェーン・スーさんから一言。 正直、あれやこれやと心配に思っている時点でフリーランスは向いていないとのこと。フリーランスで、かつデザイナーとなればディレクターとは真反対の立場になる。 ディレクターは人を動かす仕事、デザイナーは

月曜日、 日中は暑かったものの、今日は夕方になると一気に気温が下がった気がする。 とはいっても、まだまだ半袖で十分、なんなら半袖でも暑いくらいの気温ではあった。ただ、屋外に出た瞬間一気に毛穴から汗が噴き出る、みたいなそういう感じではなかった。 ここ最近の日本の夏は、あまりにも暑すぎて虫もそこまで出てこない気がする。特に顕著なのが、蚊である。僕が小さいころは、8月は蚊との闘いで、いつも蚊取り線香がついていた気がする。 暑すぎると外に出られないのは、虫だけではない。人間ももちろんそうだ。逆に言うと、今日くらい夕方が涼しいと、どこからともなく人々が外に出てくる。 時刻は18時半頃。夕方というよりも、もう夜に近い。池袋で予定があり、若者と高齢者が入り乱れるエリア、文京区＆豊島区付近を歩いていた。今日で三連休も終わりだというのに、やはりこの涼しさの成果、老若男女関係なく割と人が多い。 向こうから、白

木曜日、 今日は短く 数日前から誘われていた飲み会。昨夜までは、行ける予定であった。 時刻は、今日の18時。お願いをしていた資料作成のタスクが、ちゃんと進んでいるかどうか、チームメンバーに確認を入れる。 想像を遥かに超えて出来ていない。この件、相当前から言っていた。3週間以上前から言っていた気がする。 できなくても、どうせ僕が尻ぬぐいをするから、いいと思っているのか？ そんな風に卑屈になってしまう。 このチームメンバーは、資料作りだけでなく、基本的に全てにおいて超マイペースなのである。 会議の始業時間や就業時間は守らない、寝坊も多い、そして今日の資料作りである。 どうしようかなぁと、一番思っているのは、本人には全く悪気がなく、むしろ強いこだわりがあるのだ。過信している感じも、若干あるけれど。 ただ、飲み会を誘ってくれたメンバーにも謝らないといけないし、他にもやることがあるし、今回が初めての

水曜日、 本質ではないけれど、やっぱりそうだよな、と思った話。 どんなに優れた提案をしても、どんなに良いTVCMを作ったとしても、 どんなに優秀な売上成績を残しても、結果としてそれがどのように次に繋がるかはコネによるところが大きい。 決してずば抜けて良い提案ではなくても、実は裏側では綿密にコミュニケーションを取っていたり、世間的には良いTVCMと評価されるべきものであったとしても、最終的に判断をする人がどういうスタイルのCMを好むかを先にヒアリングしておくことで、決裁者の嗜好に合わせたCMに仕上げることもできる。 売上TOPの成績を武器に、自分の希望の部署に異動願いを出したとしても、その部署に全くコネがなければ、ほとんどの場合は異動は難しいだろう。 今日は複数の部署からの提案、広告代理店のTVCMのクリエイティブパターン提案、そして異動希望の人のカジュアル面談を実施するという、かなり密な日

火曜日、 先週後半からずっと気になっていたことがあった。 一緒にお仕事をする広告代理店の話。これまで2社さんと一緒にプロジェクトを組んで実施してきたのだけれど、コストや効率を考えて、一本化することになった。 つまりどちらか一方の代理店様とは、これ以降取引がなくなるということである。 億単位の発注をしているから、きっと大きな影響があることだろう。 この話は7月くらいからずっと社内では話されていたことで、お盆休み明けについに結論が出た。 その結果を伝えたのが、先週の金曜日だったのだ。 一旦取引終了となる代理店からは、最初のリアクションがすぐにあったが、それ以降はパタッと連絡が途絶えてしまった。 そして土日も特に音沙汰なく、月曜日も何もない。 週末もずっと心のどこかにあったモヤモヤの原因は、これだった。 ところが今日の10時頃。突然代理店の代表、窓口の営業、マーケティングの担当者から一斉に連絡が

月曜日、 中原淳一。恥ずかしながら、僕はこの人の存在を、今日ちきりんさんのVoicyを聞くまで知らなかった。昭和の時代に少女雑誌の人気画家として、女性誌の創刊者として、そのほかにも、ファッション、イラスト、ヘアメイク、ドールアート、インテリアなど幅広い分野で日本をリードした先駆者である。 いま、渋谷の松涛美術館で開催中の、111年目の中原淳一展。ここに実際にいってきた、インフルエンサーでもありVoicyパーソナリティでもある、ちきりんさんの放送を聞いて、考え方に衝撃を受けた。 生き様もそうだけれど、彼が残したとされる数々の言葉がとても印象的である。 その中の一つ、それがタイトルに書いた「贅沢に飾るのではなく、神経が行き届いた美しさを目指す」という言葉である。 家の中に贅沢な家具がたくさんあったり、ブランド品の洋服や小物を多く持っていたとしても、部屋の掃除が行き届いていなかったり、床に物が散

日曜日、 僕が大事にしている言葉がある。 ”一方聞いて沙汰するな” これは、2008年にNHKの大河ドラマで放送された篤姫の中で、出てきた言葉である。 意味は言葉の通り。片方の意見だけを聞いて即座に判断すべきではない、ということである。 当時は中学3年生。部活の副部長として、部長と顧問の間、部長と部員の間に入って束ねていたタイミング。 私生活では、新しい父親との生活が始まるタイミングに合わせて新居に引っ越したタイミングであった。彼の子育ての考え方と、これまでの我が家の方針との間に揺れ動く日々。 今となっては良くやっていた（というより、周りの友達とか母が相当支えてくれていた）と思うけれど、とにかく何かに挟まれることが多いタイミングだった。 難しい判断、評価、価値観の揺れ動き。こういう状況に直面する中で、救ってくれたのが当時の大河ドラマ『篤姫』であり、その時に学んだ言葉が、一方聞いて沙汰するな

土曜日、 火曜夜からの風邪は幾分マシになってきた。朝、目が覚めた瞬間に感じる体のダルさはほとんどない。熱もないし、喉の痛みもない。喉というか、胸というか、何か突っかかるものがあって常に僕が咳をするの待っているような、そんな生き物が体内にいる感じ。 「これは大丈夫だろう」 そう思って、いつも通りの準備を始めた。 今日はワイン検定の日である。別にワインが好きなわけでも嫌いなわけでもないけれど、会社の知り合い＆先輩に誘われたということと、チーズマイスターの方が講師ということで、申し込みを決めた。バーに行った帰りの終電で、なかば勢いでボタンを押したというのは秘密だ。 ただ、いざ日が近づいてくると、なかなか勉強に身が入らない。言葉には出さないし、文字にもしないようにしていたけれど、検定試験が終わった今、あえて言葉に出そう。面倒くさいと思っていた。 そこに体調不良が重なったのだ。 14時会場集合なのに

木曜日、 薬はすごい。ドラッグじゃなくて、メディスンの方だ。 昨日39度近くまで上がった熱が、今朝はもう37度まで下がっており、昼休み中に測ったらもう36.5度と平熱まで戻っていた。 結局コロナでもインフルでもなかったけど、早めに病院に行って大正解だ。 解熱剤や鎮痛剤などは病院に行かないとなかなか手に入らない。病院で出る西洋医学系の薬に加えて、持病を抱える母がずっと煎じてもらっている漢方薬を、今回の症状に合わせて煎じてもらい、それを飲んだ。 熱が1度違うだけで、世の中の景色が全然違って見える。 そういえば、この前聞いていたポッドキャスト番組「となりの雑談」で、メーンパーソナリティの一人である桜林直子さんが、こんなことを言っていた。 「真っ青な青空を見て、綺麗だと思わなかったら、それは相当疲れているとき」 発熱時の僕は、確実に青空を見ても全く感動を覚えなかっただろう。 でも、思い返せばここ最

水曜日、 ついにダウン。昨夜から喉に違和感はあったけれど、特に気にせず就寝。今朝起きたら、全身の筋肉がバッキバキになっている。起き上がるのも辛いくらいだ。 間違いない。これは発熱の症状である。ただ高熱ではなさそうだ。 汗をかくと熱が下がると言われている、つまり走って汗をかけばいいのかと、ジョギングに出かける。東京はここ2日間すごく涼しいから、ついついスピードを上げて、いつもよりも長いコースを走ってしまう。 一応会社には出社したものの、指先がどんどん冷えてきて、手のしびれもひどくなる。同時に、腰の痛みも酷くなる。結局熱は測っていなかったけれど、家の近所の発熱外来に電話。明日が休診日だから当日の電話じゃ難しいだろうと思っていたら、なんと予約が取れた。 もうこれは休めってことかな。 思い切って午後休を取り、病院へ検査に向かう。改めて熱を測ると、38.9度。昨年のコロナと比べたら全然マシなのだが、

火曜日、 「俺も一緒に手伝うからさ、一回仕事棚卸しした方がいいかもよ」 時刻は20時。場所はオフィスの自販機コーナー。ここからの残業に向けてエネルギーを注入すべく、ウィルキンソンの炭酸水を買いに来たところだった。 偶然、部署の責任者であるシニアマネージャーにばったり出会う。彼はまだ小さい子供がいることもあり、普段は定時付近で帰り21時くらいから再開して朝まで働いてる。 だからあまり普段話すことがない。そんな彼でも、僕が労働過多になっているのは認識しているらしい。 それで冒頭の言葉だった。 気になることがあると、とことん深掘りしてしまう性格。結果として新しい発見なかったとしても、方法を変えて別の分析に走ってしまう。 テレビCMとかSNSのクリエイティブも同じだ。こだわりがこだわりを生んで、止まらない。止まり方が分からない。どうすれば、自分が思っていることが伝わるのか。感覚を分かりやすい文章に

月曜日、 左奥歯の仮歯が外れた。昨晩、お盆期間中に中国に行ってきたという後輩からもらった餅菓子を食べていた時の話である。 「ガムやグミ、おもちとかは基本的に食べないでくださいね」 そう言われていたことを、すっかり忘れていた。口に入れて嚙み始めた時は、もうすでに遅かった。 「ガリっ」変な鈍い音。 時刻は既に22時を回っている。明日電話しようと思い、昨日はそのまま寝た。そして今日のお昼。早速電話をしてみる。 「お名前フルネームと、あとカルテ番号を教えてください」 電話に出た受付の女性から指示を受ける。カルテ番号！？これまでも何度も電話しているが初めて言われた。 これは手元に診察券がないと分からない番号である。 モゴモゴしていると、明らかに不機嫌そうに 「じゃあ生年月日でもいいですよ」と付け加える。 助かった。 本人確認が終わり、いざ予約。できれば今日行ってしまいたい。 「そうですねぇ。遅い時間

日曜日、 ワイン検定なるものがあることを、つい先日初めて聞いた。終電まで飲んでいた夜、最後の電車を駅のホームで待っていた時である。 その日は都内のとある小さなバーに飲みに行っていた。残業が終わってからだったから、飲み始めたのは夜の11時過ぎ。1時間くらいではあったが、それでも割と気持ちいい感じに出来上がっていた。 「そういや、ワイン検定っていうのがあって、俺受けるんですけど興味あります？」 仲良くさせてもらっている後輩くんからの誘い。 最近の僕のポリシーは、極力流れに身を任せてみる、である。 「いいねぇ。興味ある！」 そう答えた翌日の朝、URLが送られてきた。申し込み用のURLだ。もちろん酔いは覚めていたけれど、冷静に考えても、まあ面白そうだし、特に仕事に役に立たなくても何かとネタになりそうと思って、申し込んでみた。 あれよあれよと時間が過ぎ、気が付けばワイン検定が来週に迫っていた今日。よ

土曜日、 「I like the way you think! You're so positive!」 英会話レッスン中に講師から言われた言葉である。 背景としては、僕の仕事の状況だ。 その時話題になっていたのは、僕の忙しさについてだ。チームのマネージャーやベテラン社員が悉く産休に入ってしまい、でも戻ってくるから増員はなく、加えて仕事量は減るどころか、常に新しいことを求められるから逆に増えているくらいだ。チームをまとめる立場でありつつ、プレーヤーとしての仕事もあるから正直手に負えない。 こんな話を英語のレッスンで話していた。そして、チームメンバーの一人が仕事が終わってなくて週末オフィスに来ると言っていたから、僕もこのレッスンが終わったら会社に行くと思う、とその後に付け加えると、講師が一言。 「Are you really OK with that？」 結構心配してくれていた。 正直しんど

金曜日、 「河川の氾濫に注意してください」 今朝家を出る時にラジオのアナウンサーが話していた。へぇ、そんなにやばいんだぁと思い家を出る。 今日は間違いなく雨が降っていると分かっていたので、ランニングの時間分たっぷり寝て起床。だから、実際に外に出たのは会社に向かうこのタイミングだった。 氾濫はしていないが、水浸しという感じだ。 決壊はしていないが、漏れてしまったという感じでもあった。 駅に向かうには坂を上る必要があって、まるで滝登りの鯉になった気分。 こういう時、本当に私服通勤OKなのはありがたい。今日はビーチサンダルにしたから、もはや裸足で歩いているのと同じ。助かった。 足はそれで良くても、服は水浸しである。水茄子にでもなった気分だ。僕にそんな味は出ないけれど。 どうしてここまでして会社に行く必要があったか。 今日は執行役員との会議があり、数億円の案件の決済をもらう日であったからだ。他の出

木曜日、 びっくりしたこと。 だいぶ年上だと思っていた人が、実は自分の一つ年下だったということ。 職場での一コマ。 違うチームではあるけれど、これまでも何かと一緒にプロジェクトをやってきた同僚がいる。 今日の会議の冒頭で、実は来月から違うチームに異動になりました、と楽しそうに切り出した。 この人は、キャリア的にもだいぶ長い経験がある人で、今所属しているチームの顔とも言えるような存在であった。 「あ、あのことなら、××さんに聞けばだいたい分かるよ」 そういう対象の人ってどこにでも居ると思うけど、まさにそんなポジションにいる人だった。そんな人が、全然違う仕事をしているチームに異動する。 異動先のチームメンバーと僕が結構仲良くしていることもあって、早速既存チャットしてみる。 「そうなんですよ！なんか僕と同い年のメンバーが増えてうれしいです！」 ん？僕と同い年？僕がチャットを送った同僚は、今年30

水曜日、 米がないらしい 今朝、母からLINEをもらって知った。そういえば、ラジオでもVoicyでもニュース番組でそんなことを言っていた。 大手ECサイトでも、米が品薄の状態らしい。 社会人になって一人暮らしを始めて以降、実は炊飯器を使ったことがない。 米を食べる習慣がないのだ。 これを話すと結構ギョッとされるのだけど、僕にとっての米とは、別に食べても食べなくてもどっちでもいいものである。 一方で、会社のカフェテリア。 まるで炭水化物で腹を満たしなさいと言わんばかりの、米とおかずのアンバランス加減。ここだけ別世界かよ、とついついツッコミを入れたくなりそうである。 今働いている会社も、外国人スタッフがとても多いから、米というよりパスタやパン、そして中にはベジタリアン用ミールもあって、必ずしも米を食べる人が多いわけではない。 米不足のこの状況で、米余りか。。。？ 世の中、アンバランスである。

火曜日、 なぜそんなに残業をしているのか そう思ってしまう同僚が一人いる。僕だけがそう思っているんじゃない。話す人話す人、みんな口を揃えて言う。 「みんなで彼の仕事引き取ってるんだけどね」 「期日に間に合ってないよね・・・」 僕と同じように中途で入ってきた彼は、もともとベンチャー出身。 帰りの方向が同じなので前に一緒に帰った時に聞いたのは、もともと終電くらいまで働くような会社にいたということ。ただ、その分始業も遅くて、いわゆるIT企業特有の朝遅くて夜も遅い、そういうところでずっと働いていたのだ。 それも影響しているのかもしれない。 恐らくだけど、とにかく無駄な作業というか、キーボードを打っているように見えて、実はずっとバックスペースを打っているような時も結構あると思う。 マウスをいじっていると思ったら、ずっとスクロールしているような、そういう時もある。 ただ、自分がそういう状態にあるという