ブックマーク / tsukikana.hatenablog.com (22)

  • お花見散歩とバスケ初観戦 - 一筋の光、降り注ぐ光。

    なかなか咲かなかった今年のソメイヨシノ。ようやく咲いたと思ったら、あっという間に満開。そしてなんと、春の嵐に早くも散り始めた。花の命は短いというけれど、ここまでそれを感じる春も珍しい。 昨年は青空をバックにした満開の桜を撮れたけれど、今年は空の色が鈍いものがほとんどで、少し寂しい。それでも、先週末は予報がはずれて晴れ間が広がった。土・日は、どこも花見客で賑わったことだろう。 夫と私も、2日続けてお花見散歩を楽しんだ。1日目は近所の川沿いの緑道をそぞろ歩き、氏神様(と勝手に呼んでいる神社)まで。氏神様の前の通りは見事な桜の並木道で、この季節に歩くととても気持ちがいい。 長く続く桜並木 久しぶりに氏神様に手を合わせた。ひと頃は毎月通っていたのに、母が亡くなってからすっかり足が遠のいてしまった。今年は初詣にも行っていない。無沙汰を詫びて、平穏に暮らせていることに感謝を伝える。 2日目、日曜日。こ

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    japan-eat 2024/04/09
  • 優しさの詰まった2日間ー知多半島・常滑と美浜町 - 一筋の光、降り注ぐ光。

    初めて夫の実家に行ったのは、結婚する前年。祖母、父、母、そして同居の兄夫婦とまだ伝い歩きの幼い姪を、彼は私に紹介してくれた。数えれば36年前のことである。 それから何度、あの家を訪ねただろう。お盆やお正月、大型連休。 やがて姪っ子は3人になった。私たちにも娘がふたりでき、家族が集まると毎回、とても賑やかだったのを、昨日のことのように思い出す。 女の子5人はずっと、今に至るまでとても仲が良い。 といっても、それぞれ仕事があり、家庭のある子もいて、もうなかなか会えなくなっている。結婚式、法事のときぐらいかな。大人になって、お正月に集合することもなくなった。それは仕方のないことだろう。 夫の祖母、母、父も鬼籍に入って久しい。昨年の夏が、義父の七回忌だったが、私の娘たちは参列できなかった。 義兄夫婦のところの三女と、うちの次女は年が近く、お互い独身ということもあってよく一緒に遊んでいるが、結婚して

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    japan-eat 2024/02/27
  • 四半世紀ぶりの夢の国にて・・・ - 一筋の光、降り注ぐ光。

    初めてではないのに、初めて来たような気がする・・・ 東京ディズニーランドと東京ディズニーシーに行ってきた。先週の木、金曜日のことである。 楽しかった。夢のようだった。それは間違いない。 ただ、あまりにもたくさんのものを見て、心が動いて、情報が今もって処理できていないというのが正直な感覚で、我ながら実にもったいないと思う。 いったい私は何と何を見て、いくつの、どんなアトラクションに乗ったんだろう。200枚ほど撮った写真をスクロールして見ていっても、よく思い出せないのだ。情けないったら。 それは多分、全部次女に「お任せ」していたからだろうね。「私に任せてついてきてほしい」と言ってもらえたことに甘えて、全てをお願いしてしまった。私と夫は、ひたすらついていくだけ。そんな日が来るとは~。 次女が「ふたりをディズニーに連れて行きたいんだけど」と言ってくれたのは、昨年の秋、一緒に恵那峡までドライブに行っ

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    japan-eat 2024/02/07
  • つい欲張って歩いちゃう―東京散歩(後編) - 一筋の光、降り注ぐ光。

    この冬一番の寒気が流れ込んでいるという。昨日はこちらでも雪が降った。 雪深い地方はさぞ大変なことだろう。特に、能登の被災地のことが気掛かりだ。 冬は嫌いじゃない私だけど、今年はとても春が待ち遠しい。とりあえず、この寒波には一刻も早く立ち去っていただきたい! 私は2月生まれなのだが、2月って早春でありながら、実は一番寒い月だったりする。そんな季節に私を産んでくれた母は、暖房の乏しい時代、授乳やオムツ替え、汚れものの洗濯に、きっととても苦労したはずだ。 今日が誕生日の友人に、朝方LINEでメッセージを送りながら、私たちの母たちはよく頑張ってくれたよねと、改めて思った次第。 寒さ厳しいこの時期なのに、先週、私は東京散歩をしてきた。寒波が来ているときだったら、あんなに歩けなかっただろう。運が良かった、としか言えない。ほんと、1日目はぽかぽかのお天気で、昼間歩いていると少し汗ばむくらいだったのだ。

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    japan-eat 2024/01/25
  • 小さな3人の女の子 - 一筋の光、降り注ぐ光。

    11月も、もう終わろうとしている。 慌しいのは師走、と相場は決まっているのに、今月、なんだかずっとせわしなかった。時間が足りなくて、日々のルーティーンがなかなか回らない。 外歩きが快適な気候になったから、ウォーキングをよくしていたせいかな。 冬物を買いに街に行ったし、次女が泊まりに来て、一緒に紅葉を見に恵那までドライブもしたし。 恵那峡。山の色付きはわずかだったけれど、湖畔の散歩道が素敵だった。 恵那峡の紅葉 それから、習い事の課題制作に勤しんで、ここに随分時間をかけてしまった。それでも他のこともしたくて、合間に小さな作品も仕上げてみたり。 花糸で小さな刺しゅう こう書いていると、全部自分の楽しみのための慌ただしさじゃないか、と苦笑してしまうけど。 早めの大掃除、的なこともやって、筋肉痛にもなった11月。いろいろ頑張ったつもり。ここへきて少々疲れがたまってきたようだ。 長女一家の所へも行っ

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    japan-eat 2023/11/30
  • 美しい夢―生命は瑞々しく、そして儚く - 一筋の光、降り注ぐ光。

    風邪をひいた。発熱で寝込むなんて、何十年ぶりだろう。 丸二日間。時間をロスしてしまったようで残念ではあるが、それほど悔しくはない。喉の痛みや頭痛、高熱による関節痛は辛かったけど、たくさん寝られたし良かったじゃん、という思いもある。 それになんといっても、この風邪はあの子たちからもらったものだからね(多分だけど)、いいのいいの。嫌わずバッチリ引き受けようじゃないの、なんて片頬笑んだりもして。 今は、少し咳が残る程度。今日はもう、木曜日か・・・ 先週の土曜日、夫と次女と私は長女一家の家に行き、一泊させてもらった。去年の夏、引っ越し後の手伝いに行ってから、もう1年以上になる。 ✻当時の記事はこちらです↓ tsukikana.hatenablog.com あれから5人家族がどんな風に暮らしを楽しんでいるのかと、想像したりはしていたが、今回一晩泊まり共に過ごすことで、その生活を肌で感じることができた

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    japan-eat 2023/10/05
  • リネンに花糸✻刺し子のファブリックパネルをつくる - 一筋の光、降り注ぐ光。

    今年の夏は例年にも増して激烈で、ちょっと外に出るのも勇気がいるほど。被害をもたらした台風7号が去った後も、ベッタリとしたいや~な熱風が吹いている。 そもそも夏が苦手な私、かなり早いうちからもうぐったりで。それはもう、情けないほど。悪魔のような日差しを避け、遮光カーテンを閉めた暗い部屋で、テレビをつけてボーっとする時間が必要だった。 見ているのはYouTube。涼を求めて、森と小鳥の映像を、毎日のように眺めていたのだった。 森は、いいなあ。 小鳥は、いいなあ。 そんな風に現実逃避をしながら、ときどき手帳に落書きをしていた。木とか鳥とか。思いきりデフォルメして。 するとそのうち、なんとなく、それを刺し子で表現してみたら面白いんじゃないか?と思いついた。 連日、体温超えの暑さ。おこもりさんの生活の中で、私になんとか元気をくれていたものは、針と糸だった。そこに、自分でデザインする、という楽しさも加

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    japan-eat 2023/08/19
  • 幻想的な灯ろう流しー父母を想った7月盆 - 一筋の光、降り注ぐ光。

    夏を彩る風物詩は・・・ もちろん、いろいろある。が、静岡市清水区の人たちが思い浮かべるものの上位には、間違いなく「灯ろう流し」があるのではなかろうか。 だって、・・・そう、あんなにも綺麗なのだから。 私の記憶にある灯ろう流しは、いくつの頃に見たものだったか。多分、清水に住んでいた小学校時代の3年間の、いずれかの夏のことだったはず。 それは、忘れられない美しさだった。真っ暗な闇の中、広い穏やかな川面を、ともし火を乗せた無数の舟がゆっくり流れていく。なんともはかなく幻想的な光景で、夢を見ているようだった。 清水巴川灯ろうまつり。 巴川流域の市民に親しまれているお祭りで、何度か中止した時期もあったが、250年余の歴史を持つそうだ。 現在では例年7月16日(この地域は7月盆なので)に開催されていて、数か所の橋のたもとにある流し場から、毎年3000艇あまりの灯ろうが流される。 ※流された灯ろうは環境

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    japan-eat 2023/07/19
  • 次女に誘われ夜の街へ - 一筋の光、降り注ぐ光。

    良くない条件が重なる日だった。 時折り強く降る雨。気圧は低く、蒸し暑く、空は暗い。 こういう日が私、ほんと苦手。頭が重くからだがだるく、立っているだけでしんどい。 なんて土曜日なのか。せっかく今日は、次女とのデートで街へ出掛けるというのに。 次女が、「飲みに行こう」と私を誘ってくれたのは、先週のこと。清水に行ったときだった。私は実家の片付けのために、時折り清水を訪れているのだが、今回は彼女も同行、手伝いをしてくれたのだ。 1泊という短期滞在で、古家具7点を市に回収してもらうのがメインのミッション。2階から玄関まで降ろしてくるのが大変だったのだが、夫が頑張ってくれて時間はあまりかからなかった。 ただ、家の前で、回収車がバリバリと家具を破壊するのを目の当たりにし、私はちょっとショックを受けたのだった。 すごい音がする。 粗大ごみって、こんな風に回収していくんだね、と驚き、ごめんねごめんねと、切

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    japan-eat 2023/07/03
  • 風情ある石畳の横丁に迷い込むー東京・神楽坂 - 一筋の光、降り注ぐ光。

    知らない町を歩くのは面白い。 ただ歩いているだけでも面白いが、気になった脇道に入ってみるのはさらにワクワクする。 こういう、脇に入った細道のことを路地と言い、もっと奥に入り込んだ場所を路地裏と呼ぶらしい。横丁とは、路地が主に民家の間にある小道なのに対し、飲み屋さんなど店舗が並んでいる小道に使われる呼び方のようだ。 細い路地や横丁があると、つい足を踏み入れたくなってしまうのは、私、昔から。迷子になるかもしれないという思いは、不安よりも期待の方が大きかったりする。 鎌倉でも京都でも飛騨高山でも、近場では有松でも、ふと気が向いて横道に入り込んだ。そしてそこで見た景色が、有名観光スポットよりも記憶に刻まれているのは、単に私がアマノジャクだからだろうか。 そう、これまでは、ふと裏路地や横丁に入り込んでいたのだった。しかし、今回は違った。その横丁に迷い込んでみたくて、行く先を選んだのだ。 横浜の異国情

    風情ある石畳の横丁に迷い込むー東京・神楽坂 - 一筋の光、降り注ぐ光。
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    japan-eat 2023/05/23
  • 小さなポピーの思い出 - 一筋の光、降り注ぐ光。

    道端に、淡いオレンジ色の花をよく見かけるようになった。 ひなげしの一種の、ナガミヒナゲシ。 毎年、この花を見つけるたびに、あの春の日を思い出す。次女が小学校に入学したばかりの、あの頃。 黄色い帽子に真新しいランドセルの1年生たちは、学校が終わると、途中まで引率の先生に連れられて集団で帰ってくる。最初のうちは、解散場所まで保護者が迎えに行っていたが、やがて自分たちだけで家まで帰るようになった。 大丈夫かな。ちょっと心配しながら家で待っていた私。大きな声で「ただいまー」と帰ってきた次女は、「ママ、これ、どうぞ」」と、小さなポピーを数、差し出してくれた。それが、ナガミヒナゲシだった。 それから数日の間、次女はこの花を道端で摘んでは持ち帰ってきてくれたと思う。その姿を見たわけではないが、黄色い帽子のヒヨコのような1年生が、道端にしゃがんで花を摘む様子が、私にはありありと目に浮かんだ。新しい環境に

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    japan-eat 2023/04/18
  • 駆け足の春に思うこと - 一筋の光、降り注ぐ光。

    今年の桜は早かった。そんなに急がなくても、というくらい早くから咲き始めた。 数回のお花見散歩をしたが、3月下旬でも汗ばむような陽気。「花冷え」という言葉を、使う機会のない年だった。 そういえば、今年初めてツバメを見たのは、3月15日。我が家の前の電線にとまってこちらを見ているのを、夫が発見した。 あまりに早い時期なので、越冬ツバメか?と最初は思ったが、なんとなくボサボサで、気のせいかお疲れ気味にも見える。いかにも旅をして来た、という感じだ。 今年もこのマンションの1階に、巣をかけてくれるのかな? お帰りなさい、と声を掛けたくなる。 寒の戻りもあまり感じないまま、季節はどんどん進んでる。少し、怖いくらいに。今年の夏は、早い時期から猛暑になる可能性も高いらしい。ああ、恐ろしい。 怖がっているだけでなく、暑くなる前にいろいろやっておきたいことがあるのだけど間に合うかな、とちょっと焦る自分もいる。

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    japan-eat 2023/04/06
  • 寂しくもあり、あたたかくもありー実家の片付け進行中 - 一筋の光、降り注ぐ光。

    清水から帰ってきたら、ニオイスミレが咲いていた。 冬枯れの景色だったベランダに、そこだけ色が付いたようだった。ほのかな甘い香りも春の訪れを告げている。 律儀だなあ。 ほったらかしだったのに、ちゃんと今年も花を咲かせてくれて、嬉しいような申し訳ないような気分になる。疲れが、ゆっくり癒えてゆく。 清水には、今回は4日間滞在した。12月に2泊で行ったときは、銀行さんに行ったり業者さんを迎え入れたりするのがメインで小さな作業しかできなかったが、1月下旬に弟夫婦が5日間片付けに入ってくれ、おかげで整理もかなり進んだように感じる。 ✻昨年暮れの清水行きを書いた記事はこちら↓ tsukikana.hatenablog.com それでもまだまだ、やることは残っている。どうしていいのやら、迷っていることもたくさんある。遠くにある実家の片付け・・・いやあ、手ごわいわ。 毎回出るごみの量もすごいのだ。 静岡市清

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    japan-eat 2023/03/06
  • お洒落リノベの古民家に集合!―愛知・長久手の町家ステイ - 一筋の光、降り注ぐ光。

    関西に暮らす長女が、先日、一家でこちらに帰省した。といっても、我が家に、ではない。 私の誕生日をみんなで過ごしたい、と言ってくれたのが先月のこと。その気持ちがとても嬉しかったし、私もみんなとゆっくり過ごせたら、と願った。 ただ、ひとつ問題が。 ひとり暮らしをしている次女も加えて、総勢8名となる。当なら「みんな、おいで~泊まっていきなよ」と言いたいところだが、夫婦ふたりで住んでいるこの3DKにはちょっとキビシイ。泊められるお客さまはマックス3名かなあ。 そこで夫が、我が家からクルマで十数分の場所に、みんなで泊まれる家を探してくれたのだった。旅館ではなくて、民泊施設。一棟貸しの古民家だ。 古民家ではあるけれど、素敵にリノベーションされている。「町家ステイ オリーブとぶどう」という名前も可愛い♡ 問題解決!一気に気分が上がっていった。笑 当日は、買い出し班の長女と次女が、昼前に名古屋の久屋大通

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    japan-eat 2023/02/16
  • 柔らかな心で - 一筋の光、降り注ぐ光。

    暖かい日が続いた先週と打って変わり、今週は最強寒波が到来。厳しい寒さになりそうだ。体が縮こまらないように気を付けなくては。 硬くなったなあ。 毎日、ストレッチをするたびに、わが身体の柔軟性低下を情けなく思う。続けているのに、なかなか柔らかくなってくれない。やり方が間違っているのかな。やらないよりは大分マシではあるのだが。 子どもの頃は、体は柔らかい方だった。ブリッジをしてみせると、大人が感嘆してくれたものだ。 いつからできなくなったんだろう。夫によると、結婚してから家で何度か、私は得意気にブリッジをしたらしい。すると、少なくとも20代後半まではできていたのか。 娘が幼稚園に行っていた頃。鉄棒の逆上がりができるようになりたいと言うので、近所の公園に行って特訓することにした。 自分がお手を見せようとやってみたところ、できない。 いやまさかと再度試みるが・・・できない。いっこうにできない。 シ

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    japan-eat 2023/01/24
  • 真冬の追憶散歩―折戸、そして三保松原 - 一筋の光、降り注ぐ光。

    私にとっては「激動だった」と言いたいような2022年が、あと数日で終わる。 いつもの年と同じように今年も暮れていくんだね、と、ちょっと不思議に思いながら、先週後半、また清水に行ってきた。これが年内最後の帰省。 人とのアポイントもあり、早めに済ませておきたい片付けもある。短期間で、諸々用事を済ませようと頑張った。 とにかくちゃちゃっと終わらせ、早く帰りたかった。コンパクトな滞在はいつものことだし、年の瀬、私もそれなりに忙しいので。両親もいない実家に長居は不要、という思いもある。切なくなってくるしね。それに、温暖な静岡だけど、今年は寒い! けれども今回、少しだけお楽しみの時間を持つことができた。 最終日、お昼をべようと外に出たら、あまりにも富士山が綺麗だったので、もっと眺めの良い場所でその全容を見たいと思った私。富士山は近所の駅からもよく見えるのだけど、タワーマンションが邪魔をしたりして、い

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    japan-eat 2022/12/27
  • 秋の森へ行こう―7年ぶりの軽井沢 - 一筋の光、降り注ぐ光。

    海と山、どっちが好き? そう聞かれると困ってしまう。無性に海を見たくなるときがあるし、山の空気の中に身を置きたいときもある。 今は山…いや、森、かな。 そういう気分だ。ちょっと前から私、森が恋しくて仕方ない。 ただ、どこの森でもOKというわけではなくて。 全く知らない場所へ行きたいわけでもない。いつかは行ってみたいと思っている憧れの地はあるけれど、今はちょっと、そんな気分でもなく。 好きな森がある、好きな町へ行きたい。 感染状況がある程度、落ち着きをみせ、ようやく旅行に前向きになっても許される雰囲気になってきて、私たち夫婦が旅先に選んだのは、軽井沢だった。次女もタイミングが合い、急な誘いだったにも関わらず、同行したいと言ってくれた。 宿泊先を選んでいる頃、全国旅行支援が始まり、資金的にも助かったりして、幸先の良さに嬉しくなる。まるで導かれているようだ。 軽井沢は7年ぶり。前回は友人たちとの

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    japan-eat 2022/11/03
  • 雨と虹とサーフボード―ホ・オポノポノ手帳2023 - 一筋の光、降り注ぐ光。

    たったひとりでも、誰かに頼らなくても、ハワイ伝統のヒーリングメソッドを実践することができる、SITHホ・オポノポノ。 2015年の秋、翌年の手帳「毎日を幸せにするホ・オポノポノ手帳2016」を新聞広告で見掛け、何か引き寄せられるように感じて入手したことが、私がこのメソッドと出合うきっかけだった。 tsukikana.hatenablog.com そして今年も、来年のホ・オポノポノ手帳をお迎えした。 この手帳、23年版で10周年を迎えるそうである。私にとってはこれが8冊目。毎日の記録や計画を記し、自分との対話をするのに、今ではもうすっかり欠かせない存在となっている。 構成は毎年同じだ。巻頭のふたつの詩のバック写真と、この手帳オリジナルの新しいクリーニングツールの紹介、そして巻末のヒューレン博士とKRさんの対談だけが新しく、その外に目新しいものは全くない。 でも、日々のクリーニングを促してくれ

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    japan-eat 2022/10/07
  • 遠い記憶と遊んだ町散歩―白壁と尼ケ坂 - 一筋の光、降り注ぐ光。

    尼ケ坂、という言葉に反応した。 新聞の地域版で読んだ記事だった。名鉄瀬戸線の清水駅から尼ケ坂駅にかけて、約550メートルの高架下を利用したお洒落な商店街があり、人気スポットになっているという。2019年にオープンした「SAKUMACHI商店街」。 私の脳裏に、尼ケ坂の昔の景色が広がった。坂を上った先の白壁の町も。まるで絵をめくるように。 長く生きてくると、思い出の町、場所も増えてくるものだが、名古屋の白壁、尼ケ坂界隈も私にとってそのひとつ。数えてみたら、いやだわなんと、半世紀も前の思い出だった! あの辺りが今、どんな風になっているのか、この目で見てみたい。懐かしい町を、歩きたい。 そんな風に思い立ち、夫を誘って基幹バス新出来町線に乗り、「白壁」で降りた。 実は、白壁は二重三重に懐かしい町。大人になって、この地に戻ってきてからは、仕事の取材などで何度も訪れているし、散策もしている。ただ、そ

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    japan-eat 2022/06/10
  • 雨上がりのローズガーデン - 一筋の光、降り注ぐ光。

    5月の雨は、五月雨(さみだれ)か? いえ、五月雨は旧暦の5月あたりに降る長雨のことで、つまり梅雨のことらしい。夏の季語でもある。そして、「五月雨式に…」などと言う時は、だらだらと、断続的に、小出しにする、などあまり良い意味で使われない。さつきあめ、と読むときもあるそうで。 でも、5月に降る雨は、つい“さみだれ”と呼びたくなる私。そして、それは優しく美しい雨であり、悪い意味では使いたくないのだ。絹糸のように細くて、少し輝きも帯びていて、とても素敵なのだから。 もっとも、梅雨だって農作物には大事なものだし、しとしと降り続く雨の情緒も捨てがたい美しさがある。“五月雨式”だって、もしかしたらビジネスのテクニックのひとつになっていて、良くないものと決めつけられないのかも? とにかく、私は5月の雨は結構好きなのである。 しかしこの雨、ぐずつくように続くと「梅雨の走り」と呼ばれることがあり、そうなると、

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    japan-eat 2022/05/15