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書評に関するjassmazのブックマーク (4)

  • 読書という労働者のノイズ、日本近現代史の不自由――三宅香帆のベストセラー「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」評 | Mikiki by TOWER RECORDS

    話題のベストセラー、三宅香帆「なぜ働いているとが読めなくなるのか」。誰もが読みたくなってしまう書名のインパクトもさることながら、日人の仕事・労働と読書の関係を掘り下げたユニークな視点が示唆に富む一冊だ。今回は書を、批評家/ライターでYouTuberの伏見瞬に評してもらった。 *Mikiki編集部 日人が歓びのため読書した時代などなかった 書は、自己啓発書のマスクをかぶった歴史書・批評書である。 批評家・三宅香帆は、読書好きの自分が就職してが読めなくなった体験から、労働と読書の関係を考え始めたという。書では、明治から現代にいたるまでの、日における読書の社会的価値の変化について述べていく。明治では立身出世のために、エリート層にとって読書は必要な営為だった。大正では日露戦争以後の時流に端を発する社会不安から、社会主義を説くが読まれた。戦後にはサラリーマンの娯楽として、バブル期に

    読書という労働者のノイズ、日本近現代史の不自由――三宅香帆のベストセラー「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」評 | Mikiki by TOWER RECORDS
  • ノア・スミス「『技術革新と不平等の1000年史』書評」(2024年2月21日)

    ダロン・アセモグルとサイモン・ジョンソンの大著を読んでも,技術革新で自動化が進まないようにする必要があるって話に納得はできなかった. 「人類がなしとげた記念碑的な技術的偉業に目をくらまされてはいけない」――アセモグル & ジョンソン いたるところで「2023年の最重要ビジネス書」のリストに『技術革新と不平等の1000年史』が挙がっていたのは,意外でもなんでもないだろう.まず,著者たち自身の経歴からして,比肩する者がいない.ダロン・アセモグルのことを経済学界の発電所と呼んでも,人の実績にばかばかしいほど釣り合わない: 「2005年から2020年のあいだに経済学のトップ5学術誌に掲載された著者の苗字でワードクラウドをつくるとこうなる」 それに,アセモグルは国々の発展を制度から説明する説の主要な提唱者でもある.これまでに,アセモグルは『国家はなぜ衰退するのか』やその続編の『自由の命運』(ジェイ

    ノア・スミス「『技術革新と不平等の1000年史』書評」(2024年2月21日)
  • 環境を変えると願いが叶う。 - なつやすみ日記

    東浩紀さんの「弱いつながり」を読みました。一時間程度でさらりと読めるでした 弱いつながり 検索ワードを探す旅 作者: 東浩紀 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2014/07/24 メディア: 単行 この商品を含むブログ (13件) を見る タイトルの『弱いつながり』とは社会学者のマーク・グラノヴェッターが1973年に提唱した概念のことだ。弱いつながりがあれば、強いつながりもあるわけで、その中間もある。これは人のつながりの関係性を表した概念である。 ・人間関係のパターンは5-15-50-150-500。 5というのは、精神的支えになってくれたり、困ったときに助けを求めることのできる相手の平均的な人数。家族とか親友とか自分にとって最も大事な人たちの数。 次の15というのは、社会心理学がシンパシーグループと呼ぶ人たち。家族や親友ではないが、その人が亡くなれば大きな悲しみを経験するような

    環境を変えると願いが叶う。 - なつやすみ日記
    jassmaz
    jassmaz 2014/08/24
    「弱いつながり」の感想書きました。
  • 自分達の地図を描くことについて - なつやすみ日記

    読了しました。面白かった。 遊びつかれた朝に──10年代インディ・ミュージックをめぐる対話 ([テキスト]) 作者: 磯部涼,九龍ジョー 出版社/メーカー: Pヴァイン 発売日: 2014/04/25 メディア: 単行 この商品を含むブログ (8件) を見る インディシーンを、銀杏BOYZを中心に、00年代を振り返りながら10年代を語っていく内容の書籍です。新宿紀伊国屋で開催したプロモーションイベントにも遊びにいってきました。 プロモーションイベントでは書の最終章である「地図を描こう」を中心に話が進められていた。ここで定義する地図とは渋谷、池袋、新宿、吉祥寺など特定の地名を指すものではなく、個人と個人を結びつける匿名性の高い地図のことを指す。かつては特定の地名が何かを指すものであったが現在では徐々に壊れつつある。例えばそれはユースカルチャーの最先端であった渋谷であったり、コアなハイテク

    自分達の地図を描くことについて - なつやすみ日記
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