2009年11月13日 ■川崎Fか、G大阪か、前人未到か J1リーグは残り3節となり、優勝争いは今年も混沌としてきました。 鹿島の前人未到の3連覇を阻止し栄冠を勝ち取るべく、2つのチームが王者としのぎを削っています。 その2チームとは、ナビスコカップの決勝で敗れたものの、リーグでは4連勝(延期による鹿島戦を含まない)を飾り首位を走る川崎Fと、レアンドロが中東に引き抜かれるアクシデントに見舞われながらも、リーグの直近の8戦で無敗であるG大阪です。 ●得点方法の違い 一時期の不調を脱した鹿島が、31節の山形戦で相手のシュートを0に抑えたように手堅く老練なゲーム運びで勝ち点を得るのに対し、両者は川崎Fが60点、G大阪が57点とリーグで1位と2位の得点力でそれを奪っているといえるでしょう。その破壊力は、両者の直近の試合結果を見ても分かります。 川崎Fは16得点を挙げたジュニーニョや12得点の鄭大世