YouTubeで観られる、戦前の日本のアニメーション。 当時のアニメ文化って「のらくろ」くらいしか知らなかったけども、実はすごかったのね。今はDVDで出てるのも結構あるみたいで。 動絵狐狸達引 (1933) 戦後直後に流れていたTVアニメなどと比べてみると、当時のアニメーションはものすごくつくりが丁寧というか、労力が割かれているのがわかる。 くもとちゅうりっぷ (1943) 雨の描写がすごい! 桃太郎 海の神兵 (1945) 最後のこれは、終戦直前にプロパガンダ映画として製作されたもの。実際は74分の長編です。相当に力を入れていたみたいで、このどんじりの時期でもこのクオリティというのが純粋にすごい。プロパガンダとしてはほとんど報われないうちに終戦しましたが、手塚治虫も戦後これを観て衝撃を受けたそうで、そういう意味で(あと歴史的史料としても)意義深い作品。 画質は落ちますが、戦闘中のシーンの