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ブックマーク / michikaifu.hatenablog.com (45)

  • ガラスマの「囚人のジレンマ」はもうやめたら? - michikaifu’s diary

    アメリカの両方で、スマートフォン向けアプリを提供している開発者から聞いた話。とある日だけで使われているAndroid端末(=ガラスマ)でその会社のアプリを使っているユーザーから、動かないとのクレームがあり調べてみたところ、Android OSのメーカー独自部分に重大な欠陥があることがわかったそうな。 「だいたい、日の携帯端末って、ものすごい機種数があるから、カタログがものすごく立派で分厚い。あんだけたくさんの端末をそれぞれのメーカーが出して、ちゃんとあとのサポートができるはずがない。不具合直す気がぜんぜんないんだから。端末もカタログも、どんどんゴミ作ってるのと同じ。」 ごもっともである。確かにAndroidという同じOSを使っているが、それでも機種ごとに微妙に異なる。iOS vs. Androidという宿命の対決の中で、Androidの「細分化」というのは特に開発者にとっては大問

    ガラスマの「囚人のジレンマ」はもうやめたら? - michikaifu’s diary
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    jazzanova 2012/07/18
  • キレイゴトでないフェースブックの物語 - 「The Accidental Billionaires」 - michikaifu’s diary

    久々の書評。昨年出ただが、休暇中にオーディオブックにて読んだ、というか聞いた。会話部分が多いので、オーディオブック鑑賞にはあっていると思う。とても面白かった! The Accidental Billionaires: The Founding of Facebook: A Tale of Sex, Money, Genius and Betrayal A Tale of Sex, Money, Genius and Betrayal 作者: Ben Mezrich出版社/メーカー: Doubleday発売日: 2009/07/14メディア: ハードカバー クリック: 7回この商品を含むブログ (3件) を見る これはフェースブック誕生の物語なのだが、フェースブックを礼賛するキレイゴトの成功譚ではない。フェースブック創業者であるMark Zackerbergを中心に、その周囲をめぐる人々の

    キレイゴトでないフェースブックの物語 - 「The Accidental Billionaires」 - michikaifu’s diary
  • 「スーザン・ボイルは孔明の罠?」とケータイ業界的雑感想 - michikaifu’s diary

    話題沸騰のYouTubeセンセーション、「スーザン・ボイルさん」が面白かったので、いろいろクリックして遊んだりしていた。 ネットで彼女について読んでいる人は、このイギリスの「Britain's Got Talent」という同じ番組で、2007年のシーズンに優勝したポール・ポッツ氏のこともおそらく知っているだろう。彼も全く同じパターンで、さえない小太りの携帯ショップのセールスマンが、驚くべき歌唱を披露して一躍スターになった。そのときもYouTubeで話題になって、私も見た記憶がある。いやー、イギリスには歌のうまい人がたくさん埋もれているもんだなー。 それっきり忘れていたのだが、スーザン・ボイルのYouTubeビデオを紹介したらばQの「関連リンク」にポール・ポッツの記事があって、そこには彼のCDへのアフィリエートが貼ってある。実は私は、彼のような「オペラ的ポップ歌唱」みたいなのが結構好きで、数

    「スーザン・ボイルは孔明の罠?」とケータイ業界的雑感想 - michikaifu’s diary
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    jazzanova 2009/06/15
  • iPhoneが米国を「日本のケータイ」化? - Tech Mom from Silicon Valley

    今日は、大衆の殿堂ウォルマートが、iPhoneの販売を始めるというニュースが出ている。 iPhones coming to Wal-Mart; maybe for $99 – The Mercury News 脊髄反射は「アップル必死だな」だったけれど、ちょっと考えると確かに理にかなっている。なぜかというと、最近低所得層(中の中〜下、ぐらい)のユーザーにiPhoneが人気、との話があるからだ。 http://www.comscore.com/press/release.asp?press=2545 これによると、年収2.5〜5万ドルの世帯での売り上げ増加が一番大きい。低所得といっても、さすがに25000ドル以下の層ではそれほどでもないけれど。 iPhone 3Gは、音声もデータも契約しないといけないので、最低でも月額料金は70ドルぐらいになり、これに種々のサーチャージとか、アプリをダウンロ

    iPhoneが米国を「日本のケータイ」化? - Tech Mom from Silicon Valley
  • 明治維新って、こんな感じだったのかな - michikaifu’s diary

    オバマの記事や報道を見ていて、「もしかして、日の明治維新で、ペーペーの下級武士だった伊藤博文とかがいきなり首相になった時って、一般庶民から見たら、こんな感じを受けたのかな?」などと考えている。オバマの演説の中で登場する、百歳のおばあちゃんの経てきた時代の流れと、全米各地での祝勝騒ぎの様子を思ってみたら、ちょっとそんな気がしたのだ。 明治維新当時の一般庶民は、何百年も続いてきた徳川幕府がなくなるなど、考えもしなかっただろう。でも、長い時間かけて、水面下ではいろいろと世の中が変化して、それまで全く数にはいっていなかった人々が徐々に経済力や影響力を持つようになって、それまで支配階級だった人々が影響力の面でも少数派となってしまい、ある日気がついたら体制まで変わってペーペーが首相になった。「彼」を支持する人々の区分が、「長州藩」とか「下級武士」とか、そういうちっちゃな区分じゃなくて、気がついたら他

    明治維新って、こんな感じだったのかな - michikaifu’s diary
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    jazzanova 2008/11/07
  • 歴史的瞬間 - michikaifu’s diary

    私の2日前のエントリーに書いたことは、どうやら杞憂に終わったようだ。息子は宿題で、どの州でどっちか勝ったか、地図を赤と青に塗り分けるためにテレビにはりついていたが、8時に西部の州で投票が終わったとほぼ同時に、歓声があがった。オバマの地すべり勝利。 テレビの解説者は、「伝統的共和党の価値観」にしがみつく層は縮小しており、マケインも「共和党の候補」になる前は、そうでない層にアピールする候補者だったのに、「共和党候補」になってこうしたコアの支持者に擦り寄るようになってから、かえって苦しくなった、と解説していたのが印象に残る。どうやら、「保守アメリカ」が孤立化している、という友人の観測は正しかったようだ。むしろオバマのほうが「より広い層の支持を得た、みんなの大統領」との立場を確立するのに成功した、と解説されていた。そして、やはり私と同じことを心配した人々がオバマに選挙資金を寄付したり、若い人たちが

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    jazzanova 2008/11/06
  • 「価値感」で選ばれる政治家の「ごくろーさん」 - Tech Mom from Silicon Valley

    こういう話とか・・・ 2008-10-23 こういう話とか・・・ 「首相は安い店に行け」 高給番記者たちの「庶民感覚」 : J-CASTニュース を読んでいると、洋の東西を問わず、政治家を「政策」とか「政治担当能力」で選ぶ人というのが、いかに少ないか・・・という諦観が改めてこみあげてくる。 前回の大統領選挙で、結局ブッシュが勝ったときに感じた諦観なのだけれど、その背景をちょっと前に渡辺千賀ちゃんがうまく説明している。 激動の20年とアメリカの保守 | On Off and Beyond 私にとっては、サラ・ペイリンがどうしても「アンバランス」で「不自然」な感じに見えるのは、経験不足とか能力不足とかスピーチがヘタとかだけではない。ちきりんさんが仰っているように「女なら誰でもよかった」というのとちょっと違い、「女」というおべんと箱の中に、「子供が5人いる『ホッケー・マム』(サッカー・マムのアラ

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    jazzanova 2008/10/27
  • アメリカで「行列のできる携帯電話」続々 - michikaifu’s diary

    グーグルのOS、Androidを搭載した携帯電話の第一号、T-Mobile G1が、こんどの水曜日に発売される。前にも書いたように、携帯電話は見た目が大事だと思っているので、いかにグーグル電話といえども、ハードがHTCではたいしたことあるまい、しかも世間では景気がこのザマだし・・・と思った私が甘かった。 少し前に、とある理由でG1を入手しなければならなくなり、オンラインで予約しようとしたらもう「予約分は売り切れ」と言われた。半月待たないと入手できない。ワケあって、発売日に入手したかったので、なんとかならないものか、とT-Mobileの店に行って様子を聞いたら、発売日に店に来れば買えるかも、とのこと。ただ、「それを聞きに来るお客さんがあまりに多いので、たぶんその日はいつもより早い時間に店を開けると思う。前日になれば、ウチの店に何台割りあてがあるか、開店時間が何時になるか、わかるので、前日に電

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  • 人をうまく叩く技術 - michikaifu’s diary

    中山「元」国交相の話のおかげで、すっかり日じゃかき消えているようだが、アメリカでは先週末のオバマvs.マケインの討論の世論調査の結果がぼちぼち出て、オバマがやや優勢と伝えられている。 私の住む北カリフォルニアは、前の選挙のときから一貫して反ブッシュの空気が強く、今も道沿いに見る家々の庭先の看板や、車のバンパーステッカーには「Obama Baiden」しか見かけない。だから、相当にバイアスがかかっているというのをまずお断りした上で、金曜日にテレビで討論を見ていて、個別の政策についての感想はともかく、人の「叩き方のスタイル」において、どうもオバマのほうが上手いな、と思った。 オバマは、反論する前に、まず「John is absolutely right...」といって、マケインが言ったことの一部をまず肯定した上で、「しかし、この点は私は違うと思う」という切り返しを何度もやった。その昔どこかで

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    jazzanova 2008/09/30
  • ニッポンの新しい常識 - 「電車は遅れてもよい」 - michikaifu’s diary

    滞在を終えてアメリカに帰ってきた。今回、日滞在中に一番驚いた前との違いは「電車が遅れる」ということだ。 ずっと住んでいる人にとっては、別に目新しい現象じゃないのかもしれないが、私にとっては郊外に長いこと滞在するのは一年ぶりで、昨年には気づかなかった点なのである。仕事で出張に行くと、都心に泊まって地下鉄で移動する。3月に出張に行った時点ではそういうことに気づかなかったので、都心と郊外電車の違いなのか、時期の違いなのかはよくわからない。 なにしろ、今回の滞在中、数回JRを利用したが、毎回、なんらかの遅れがあったのだ。最初は、人身事故で30分近く遅れていた。遅れ、といってもその前の電車から遅れているのが次々来るので、それほど不便ではないのだが、なにしろ電車の到着を知らせる電光掲示板に「遅れ」という赤い字が出ているのを、なんだか初めて見た気がした。でもまあ、人身事故ならしょうがない。 ところ

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    jazzanova 2008/07/17
  • 日本の新しい「議論の分かれない目標」 - michikaifu’s diary

    例年のように、夏休みで日に来ている。前回来たのが3月だったので、4ヶ月ほどしか経っていないのだが、前回「こんなだったかな?」と疑問に思う「大流行現象」があるのに気がついた。それは「エコ」である。 洞爺湖サミットのせいもあると思うが、テレビでも新聞でも、企業はみな「エコ」一色だし、100円ショップでは「レジ袋がいるなら6円」と言われる。日の家族もお買い物のときは「マイバッグ」をちゃんと持参している。お土産を手渡すときも、アメリカ式のむきだしのままでも「最近はあまり包装しないほうがいいのよ」と言われて、ホッとしたり。 私の「パラダイス鎖国」の中で、「日人は議論の分かれることをやるのが苦手」という話を書いたが、「エコ」というのはポスト高度成長期にはいってから久々に登場した、誰もが賛成しやすい「議論の分かれない」大型目標のようだ。 地球環境への懸念が理論的背景であるのはもちろんだが、オジサ

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    jazzanova 2008/07/10
  • アメリカで「従量制」復活の兆し??- ネットに「資源インフレ」は来るか - michikaifu’s diary

    タイムワーナーが、テキサスでブロードバンド・アクセス・サービスに「利用量上限」を設けるサービス*1を試験的に開始したそうだ。前からBitTorrent*2ユーザーのトラフィックを制限するということで槍玉にあがっていたコムキャストも、ちょっとやり方を変えて制限を続けているし、AT&Tも同じことを考えていると発言。 New York Times記事 もちろん、メディアでは叩かれているのだけれど、コムキャストの話はずいぶん前からくすぶっているのに、やめない。そういうことをすると、お客が競合相手のベライゾンやAT&Tに流れるかも知れないのに、やめない。それを見て競合相手も、だからやめるのではなく、やっぱり上限料金の方向に向かう。 これはどういうことなんだろう? 内情を知っているわけではないが、それだけ、当に苦しいということなんじゃないかと思う。まぁ、どこからかは「赤信号、みんなで渡れば・・・」に

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  • 「日本でのiPhone」に私が期待するもの - michikaifu’s diary

    ある日の朝時、私が「ねこ鍋」の話をしたら、家族の誰も知らなかったので、「日におけるねこ鍋の定義およびその沿革」の説明をした。すると、亭主が早撃ちガンマンよろしく、腰のホルダーからiPhoneをサッと取り出し、YouTubeで検索して子供たちに見せた。動物好きの次男坊は「ふぁー、かわいい〜!」、ナナメに構えている長男は「なんじゃ、このエレベーター・ミュージックは!」との反応。「ねこ鍋」ぐらいの動画は、iPhoneで見てもちょうどよくキレイに見える。 iPhoneの魅力は、コレなんだろうと思う。「これまでの携帯電話やブラックベリーでできていた」機能を並べると、一つ一つは見劣りするところもある。でも、忙しい朝時、パソコンのないキッチンでもすぐに、はるかに遠い日で少し前にはやった「ねこ鍋」を見つけて、キレイな画面で見ることができる。「わー、こんなことができるの!」という、自分の世界が一気に

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  • ドル安、大迷惑!! - michikaifu’s diary

    久しぶりに、日アメリカ以外の国に行った。お正月からメキシコのロスカボスに数日間の家族バケーション。いろいろ考えるところがあったけど、まずはひとつだけ・・・ ドルが安いことをまざまざと実感。アメリカにずっといると気がつかないけれど、メキシコですらあまりモノが安いという実感がなかった。その昔、ホンダやNTTにいる頃、何度か仕事で行ったメキシコの物価の感覚からすると、「もうあんまり安くないなぁ・・・」と思ったのだ。アメリカ系のホテルでモノが高いのは仕方ないけれど、街に出て事したり買い物したりしても、昔のバカ安感覚はもうない。 ・・と思っていたら、今朝のサンフランシスコ・クロニクルにも、その話が載っている。今回のドル安は、円よりもユーロに対してのほうが下がり方が大きい(2007年中に、円に対しては7%、ユーロに対しては10%下がった)ので、ヨーロッパから来る旅行者がものすごく増えているらしい

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    jazzanova 2008/01/08
  • AT&T vs. iPhone 携帯業界が亡霊に怯える理由 - michikaifu’s diary

    過去2回のCTIA-IT展示会リポートで、アメリカの携帯業界が「iPhone」という亡霊に怯えていることを書いた。 それから、AT&TがiPhoneに関して、「ヤル気のなさ」が露骨に感じられる件も、以前書いた。 キャリア様の逆鱗に触れたiPhone? - Tech Mom from Silicon Valley その理由ははっきり言わないけどみんなわかっているワケだが、それが推計数字で出ている記事を発見。 Technology News - CNET News - CNET AT&Tは、iPhone加入者一人につき毎月18ドルをアップルに払っているのでは、というものだ。アナリストが、アップルの財務発表の売上げ・単価・販売数などから逆算して割り出したもので、同じアナリストが以前は3ドル(新規顧客には11ドル)と推計していたものを上方修正している。 アメリカでも日と同様、端末にはキャリアの販

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  • Web2.0のイケメン化に見るキビシイ現実 - michikaifu’s diary

    さて、前回は極めて前向きにWeb2.0論を書いたが、今回はややシニカルに現実を直視しようと思う。 前々回のエントリーで「Web2.0にはイケメンが多い」と書いた。これに対してのコメントと、だいぶ前に「ギークのイケメン化現象」について書いたときにいただいたコメント(ちなみにどちらも女性からだった・・つまり、みんな考えてるコトは同じなのねっ^^;)で、「ギークといってもメディア・広告・出版業界のヒトだから華やかなのだ」とご指摘をいただいたのは、なーるほど、大当たりだと思った。 DiggのJay AdelsonとSix ApartのMina Trott 当初のWeb2.0的な世界は、かなり理想主義的な、「世界を良くしよう」的な純粋なギーク・コミュニティだったが、それがマスに拡大する過程では、どうしても「継続可能なビジネスモデル」が必要とされる。Web1.0の時代にはそれが「eコマース」に矮小化さ

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  • Web2.0 Expo 雑感 - michikaifu’s diary

    今日のキーノートで一番面白かったのは、HitwiseのBill Tancer氏の話。Hitwiseは、ウェブサイトの活動を測定するサービスで、今回は「世界初公開」の統計数字をいくつか出してくれた。参加型(=Web2.0系)サイトの代表としてYouTube、WikipediaFlickrの3つのユーザー行動統計を比べると、「ユーザー全体の中でコンテンツを提供する人の比率」は、Wikipediaで4.59%、Flickrで0.2%、YouTubeで0.16%しかいないのだそうだ。少ないだろうとは思っていたが、Wikipedia以外の数字があまりに低いので驚いた。それから、閲覧する人と提供する人を年齢層で分けると、皆が中心だと思っている若年層は、閲覧では確かに多いが、提供側はむしろ30歳代などの高年齢層のほうが多いという。まぁ、これはうなずける数字ではあるが、きちんと統計でグラフにして示される

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  • どっちつかずの子供を育てる覚悟 --- 私が日本を捨てられない理由 - michikaifu’s diary

    梅田さんの人気エントリーの尻馬に乗って、ちょっと書いた反応を思いがけず多くの方に読んでいただいた。読み返すと、はてブのコメントにもあったが、話の半分しか書いていない、つまり「どっちつかず」のもう半分のほうを書いていないことに気がついたので、ちょっと補足しておく。 どっちつかずの子供になれ! --- 私が子供をアメリカで育てようと決意しつつある理由 - Tech Mom from Silicon Valley 子供をアメリカで育てる経験は、子供にとってはどうか知らないが、私にとっては、何から何まで、「目から鱗」の連続で、ものすごく貴重な体験だ。しかし、楽しい、面白いことばかりではない。 自分が過去何度も、仕事の場や社交の場で経験した、「東洋人に対する無関心の壁」が、やがてこの子たちの前にも立ちふさがるときが必ずやってくるのだ。前にもこのブログのどこかに書いたが、東洋人はマイノリティといっても

    どっちつかずの子供を育てる覚悟 --- 私が日本を捨てられない理由 - michikaifu’s diary
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    jazzanova 2007/03/20
  • どっちつかずの子供になれ! --- 私が子供をアメリカで育てようと決意しつつある理由 - michikaifu’s diary

    以前、人生の先輩でありお世話になっている方から、「子供をそろそろ日に連れて帰らないと、どっちつかずの子供になってしまう。それはやめたほうがいい。」と親身にご忠告をいただいたことがある。それで、ずいぶん迷った。その方のおっしゃっている意味はよくわかる。私自身、アメリカでどうしても外国人としての見えない壁をいつも意識していることもあり、この子達は、どうなっていくんだろう・・と不安にもなった。 しかし、その後、親の都合もさることながら、子供の様子を見ていて、やはりアメリカで育てるのがいい、と最近は納得しつつある。その大きな理由は、このブログにも何度か書いたように、上の子に軽い学習障害があり、そのための受け入れ体制やリハビリの手法が、アメリカの学校のほうが日よりもずっと整っている、ということがある。でも、たとえそういった特殊事情がなかったとしても、「学習障害の子対策」に表れているような、社会全

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  • 広告ベースのWeb2.0商売にとって、アメリカは「約束の地」といっても過言ではないのだ - michikaifu’s diary

    Newsvineで、「Web2.0系サイトが、欲しくない場所のお客がいっぱい来て困っている」話を見つけた。そーいえば、日人がYouTubeをいくら使っても、広告商売にならないからメーワク、という話があったなー、と思い出し、英語ブログに書いてみた。 http://hogacentral.blogs.com/japan_tech_blog/ NBC News - Breaking News & Top Stories - Latest World, US & Local News | NBC News その記事は、日ではなく、東南アジアやブラジルなどでお客がいっぱいいるサイトが例に挙がっている。そういう国でいくらお客がついても、広告の足しにはならない。日でさえも、どうも難しい。日は、Web2.0を使いこなしている先進ユーザーがたくさんいる国なのに・・・ なぜか?その背景の一つには、広告

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