低賃金、人手不足など、介護労働の現場が深刻な問題を抱えています。働きがいのある職場を作らないと、超高齢社会を乗り切れなくなる恐れがあります。 介護福祉士やホームヘルパーなど、介護保険事業で働いている介護職は、112万人(2005年)います。介護保険制度が始まった00年から倍増しましたが、今後10年間でさらに40万〜60万人必要になると見込まれています。 しかし、介護関連の常用労働者(パートタイムを除く)の有効求人倍率は1・22倍(06年)と、全職種平均(0・92倍)より高く、人手不足感が高まっています。また、1年以内の離職率は、介護分野が20・2%と、全労働者平均(17・5%)より高くなっています。 問題の一つが低賃金です。介護職の月給の平均は手当を含めて20・8万円。特別養護老人ホームは平均23・4万円、訪問介護は同18・5万円と職種で差はありますが、全産業平均(33万円)に比べて低くな
精神障害者の就労支援…1年試用企業に助成金 政府は6日、精神障害者の就労を支援するため、企業が将来の正規雇用を目指して精神障害者を試用する場合、企業に助成金を支払う制度を新設する方針を固めた。2008年度にも導入する。精神障害者の雇用は増加傾向にあるが、健常者に比べて仕事に慣れるのに時間がかかることもあって、途中退職する事例が多い。新制度では試用期間に時間をかけて仕事を習得しやすくすることで、雇用拡大と、定着率上昇を図る。 新制度の名称は「精神障害者ステップアップ雇用奨励金(仮称)」。就労支援策としては、フリーターを対象に、週20時間以上3か月間、試行的に就業させる企業に、月4万円の助成金を出す「トライアル雇用」制度がある。政府は、この制度を利用したフリーターの8割が正規雇用につながっている実績を踏まえ、これを参考にした新制度を創設することにした。 具体的には、精神障害者を週10時間
米ハリウッドが日本のアニメ、マンガに急接近している。日本のアニメ、マンガが持つストーリーの豊かさやキャラクターの魅力に気づき、それを原作として取り込もうとする動きだ。 日本のアニメ、マンガ業界にとってメジャー・デビューのチャンスである。だが喜んでばかりもいられない。浮かれていると、イチローや松阪大輔を引き抜かれて人気低迷に悩む日本のプロ野球の二の舞になる。 世界が注目するクールジャパンはどこへ行くのか。キーパーソンのインタビューでその行方を探る。第1回は映画「スパイダーマン」シリーズを育て上げたハリウッドの敏腕プロデューサー、アビ・アラド氏。彼もまた、日本のアニメ、マンガにぞっこんだと言う。 (日経ビジネス2007年12月3日号特集「ハリウッド 日本アニメを呑む」もぜひお読み下さい 購読のご案内はこちら) アラド 人生の中で、そろそろ新しいことをやる時期だと思ったんだ。お金の問題じゃないよ
2005年から2007年まで外務大臣を務めた自民党の麻生太郎氏は、マンガ文化のよき理解者として知られる。外務相時代には国際漫画賞を創設した。経済一辺倒で尊敬されない「金持ち日本」から、「世界に一目置かれる日本」に飛躍する上で「マンガ、アニメは大きな武器になる」と説く。 (日経ビジネス2007年12月3日号特集「ハリウッド 日本アニメを呑む」もぜひお読み下さい 購読のご案内はこちら) 麻生 読んでますよ。これはもう、義務として。 ―― 若い人たちは、麻生さんのことを「ローゼン閣下」と呼んでいるみたいですね。 麻生 たまたま空港でね。「ローゼンメイデン」というのは少女マンガ風の作品で、どんなものかなあと思って読んでいるところを誰かに見られたんだな。 ―― マンガ、アニメといった日本のコンテンツが世界の注目を集めています。 麻生 米タイムズ誌が2003年に「アジアはJポップス、Jファッション、ジ
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2007年12月06日02:00 カテゴリ書評/画評/品評Psychoengineering 成熟なきあと - 書評 - 思春期ポストモダン 本書の編集者でもあられる、幻冬舎の小木田様より献本御礼。 思春期ポストモダン 斎藤環 404 Blog Not Found:「負けた」教徒達へのまなざしでも指摘した斉藤節の、優しさから来る歯切れの悪さと、それが故に得られる信頼感は本書でも相変わらずだった。 本書「思春期ポストモダン」は、「社会的ひきこもり」以来一環して若者と社会の関係がもたらす病理を追ってきた著者の「ライフワーク」2007年版という位置づけになる。 目次 序章 若者は本当に病んでいるか 第一章 思春期という危機 第二章 欲望を純化するネット社会 第三章 境界線上の若者たち 第四章 身体をめぐる葛藤 第五章 学校へ行かない子供たち 第六章 ひきこもる青年たち 第七章 「思春期」の精神分
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