決勝で小林優香（２１＝福岡）と児玉碧衣（２０＝福岡）の同門姉妹弟子が直接対決する。 対戦は２回目だ。１回目は児玉のデビュー２戦目の７月小倉決勝。逃げた児玉を小林がまくって圧勝した。児玉は「足元にも及ばなかったです」と振り返ったが、その時と今の児玉は別人。小林も児玉を強敵と認めるほど力をつけている。 小林が「いつも通り自分らしいレースで優勝します」と、受けて立つ構えなら、児玉も「どこまで通用するか力を出し切ります」と力こぶ。全国の競輪ファン必見のカードだ。

小林莉子（２２＝東京）が６Ｒで宮安利紗に抜かれてまさかの２着に敗れた。 早めの先行で強風の影響もあったが、いつも笑顔の小林も引き揚げてさすがに落ち込んだ表情。今節は年末のガールズグランプリを視野に入れて、自力を前面に出して戦うことに決めている。 「足を落とさないようにしたい。２日目も、もちろん自力です。先行も意識して走ります」。今日こそ持ち味のスピードを発揮して快勝を狙う。

三角哲男（４８＝東京）の勢いが止まらない。 ３Ｒをまくり、８Ｒをまくり差しで勝ち切り、初日から無傷の４連勝とした。「初日と変わらず直線はいい。体感だけが良くない」。課題は残るが、ハンドルさばきは際立っている。予選トップ通過が限りなく濃厚だ。

地元のエースにようやくエンジンがかかってきた。 杉山正樹（３６＝愛知）が１１Ｒを４カドから一気のまくりで制し「チルトをマイナスに下げて、こっちの方がいいね。乗れるようになったし、ピット離れを含めてトータルで上向いた」とにっこり。調整の方向性にも正解を見いだし、準優の好枠ゲットへ大きくはずみをつけた。

元砂七夕美（２０＝奈良）が健闘した。 初日の７Ｒ。先行した奥井迪に大きく離されながらも戸田みよ子をかわして２着に食い込んだ。「実戦にも慣れてきました」と１戦ごとに力をつけている印象だ。それに、アマチュア時代を通じて和歌山バンクは初めてだが「走りやすいです」とにっこり。兄がＳ級で活躍している勇雪（Ｓ２、１０３期）。兄の背中を追って将来が期待されている。今はチャレンジャーの立場。２日目も７Ｒで奥井と一緒のレースになった。「調子は問題ないです。自力を出せる展開になれば出したい」と目を輝かす。奥井に対して無欲の挑戦が見ものだ。

ガールズ決勝で小林優香（２１＝福岡）と児玉碧衣（２０＝福岡）の同門姉妹弟子が直接対決する。 対戦は２回目だ。１回目は児玉のデビュー２戦目の７月小倉決勝。逃げた児玉を小林がまくって圧勝した。児玉は「足元にも及ばなかったです」と振り返ったが、その時と今の児玉は別人。小林も児玉を強敵と認めるほど力をつけている。 小林が「いつも通り自分らしいレースで優勝します」と、受けて立つ構えなら、児玉も「どこまで通用するか力を出し切ります」と力こぶ。全国の競輪ファン必見のカードだ。

西島義則（５４＝広島）と須藤博倫（３８＝埼玉）が得点率トップに並んだ。 西島は３Ｒで２コースから先まくりを決めた。「行き足と回り足がいい。伸びは上がいるかもしれないけど、納得の足になっている」と笑顔を見せた。 須藤も上位級の機力を維持している。「２日目後半から出足も良くなっている。エンジンはいい」と表情は明るかった。

島田賢人（２７＝埼玉）が抜群のスタート勘を披露した。 ホーム追い風８メートルという悪コンディションのスタート特訓で、コンマ０３、０１、０５と３本とも０台に突っ込んだ。「荒れ水面だったし、たまたま決まっただけ」と、まぐれを強調したが、初日の予報も強めの追い風。１、２号艇の２走で、好枠を生かす島田の速攻は侮れない。

女子レーサー・佐藤摩弥（２３＝川口）が好発進した。 初日９Ｒはスタートで同ハンの石橋大をたたき、内外を自在に攻めて軽快にさばき切った。「少し伸びがなくてグリップで突っ込む形になる。伸びてほしい所で力がなく風が気になった」。前節川口最終日の前にシリンダーを交換して連勝した。準々決勝５Ｒは初日の選抜組が加わってメンバーが濃くなる。強敵相手に好勝負できるようなら、状態の良さは本物とみていい。

興津藍（３４＝徳島）が、得点率争いのトップに立った。ここまで６戦４勝、２着２回と抜群の安定感を誇っている。４日目は３、６号艇での２走になるが、機力もしっかりしているだけに、このまま予選トップ通過が濃厚だ。

準優１２Ｒの１枠を射止めたのは予選２位の吉永則雄（３７＝大阪）だった。 準優進出戦の１枠でただ１人逃げ切った。「足は余裕がありますね」とニヤリ。予選最後の４日目１０Ｒは向所浩二と競り合って３着に終わり、トップ通過を逃した。「帰って風呂に入っている時に計算したら、２着でもトップ通過だったことに気づいた」と頭を抱えた。それでも最終的にはＶ最短の位置につけて「落ち着いて走りますわ」と舌をペロリと出した。

今シリーズはＧＰ、Ｇ１優勝者が８人出場したレジェンドカップ。準決９Ｒは太田真一、佐藤友和、合志正臣（３８＝熊本）の３人のタイトルホルダーが出場したが、北津留翼の先行を利した０６年全日本選抜覇者の合志が勝ち上がった。 １０月１０日以来の勝ち星に「これは大きいですねえ。北津留がうまく走ってくれた。海老根（恵太）らと戦うには、まだ物足りないけど、いいレースができればと思います」と笑顔を見せた。 決勝も２日間、目標にした北津留を目標にする。１４年６月静岡以来となる優勝が見えてきた。

小林莉子（２２＝東京）が初日６Ｒで宮安利紗に抜かれてまさかの２着に敗れた。 早めの先行で強風の影響もあったが、いつも笑顔の小林も引き揚げてさすがに落ち込んだ表情。今節は年末のガールズグランプリを視野に入れて、自力を前面に出して戦うことに決めている。 「足を落とさないようにしたい。２日目も、もちろん自力です。先行も意識して走ります」。今日こそ持ち味のスピードを発揮して快勝を狙う。

石井秀治（３６＝千葉）が厳しい展開をしのいで最後の決勝切符をつかんだ。 準決１１Ｒ、初手は７番手で周回。１度前団を押さえると、打鐘で巻き返してきた水谷好宏を相手に、意外にも突っ張って先行争いを挑んだ。「初日に地元の福田（知也）君に悪いことをしたから、今日は先行と決めていた」とその理由を明かした。水谷に出られると北野武史の強烈な押圧をしのいで番手を確保。藤田竜矢のバックまくりで万事休すと思われたが、直線でしぶとく伸びて３着に滑り込んだ。 「落車した体はもう戻っているんですよ。競輪祭から新フレームにしたけど、まだ乗り慣れていない感じ。角度とか違うので」と、未勝利の理由を分析していた。ただ、準決は力で踏ん張った印象。決勝では同県の後輩矢口大樹という格好の目標がいる。「連係も何度かあるしお任せです」。今年３度目の優勝を狙う。

浅田千亜希（４３＝徳島）が、パワーの底上げに成功した。 ２日目はリング交換を施し、５Ｒは逆転勝ち。１２Ｒは６着に敗れたものの、「スタートが行き切れなかった。整備で全体に良くなってます」と手応えは十分ある。３日目８Ｒは１号艇で登場。ここをきっちりと勝ち、準優の枠番を１つでも上げたい。

堀之内紀代子（３６＝岡山）がまくり差しで、通算４回目の優勝を飾った。 バックでイン先マイの重成一人に追いつくと、２Ｍを先取りして抜け出した。「混合戦の優勝は初めて。奇跡ですね。今年は占いで駄目な年といわれた。でも来年はいいらしいので、クイーンズクライマックスに出られるように頑張りたい」と話した。２着は樋口亮、３着は中村有裕。人気を集めた重成は５着に終わった。

松井繁（４６＝大阪）が１１Ｒベイドリーム戦を逃げ切った。 これで７Ｒ２着と合わせ、初日２連対の好発進を決めた。「スリットから出ていく感じがする。スタートしやすい足です」と７１号機の好感触を口にしていた。２日目１０Ｒの１回乗りも、この好調をキープした走りが見られそうだ。

８、１０Ｒ発売中にイベントステージでボートレーサー瓜生正義と元サッカー日本代表でタレントの前園真聖とのトークショーが行われた。 サッカーもボートレースも女子の台頭がめざましいが、前園が「なでしこジャパンは猶本選手を筆頭に若い世代で活性化してきた」と言えば、瓜生も「最近の女子ボートレーサーのレベルは相当上がってますね」とともに女子選手のレベルアップを口にした。瓜生は残念ながら今年のＳＧグランプリ出場がかなわなかったが「今年も残りわずかですが、気持ちを入れ替え、精一杯頑張ります」と話した。

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深尾巴恵（２３＝群馬）が７Ｒで６コースまくりを決め、デビュー初１着を挙げた。 レース後には先輩たちから水神祭の祝福を受けた。「いいスタートを行けたのが良かったです。大村って６コースの勝率は高くないんですよね？　やりました」と笑顔。昨年１１月に桐生でデビュー。１０２走目での初勝利を喜んだ。

初日７Ｒで小坂知子（３０＝岐阜）が強敵・尾崎睦に食い下がって、地元の面目を果たした。道中、尾崎の番手に追い上げる作戦がドンピシャ。最終４角でも「あの展開でいつも抜かれて３着に終わる」（小坂）との弱点も克服して２着をキープした。初日の連対は７月の当地以来とあって「輪界の柴咲コウとして気合は見せました（笑い）」と上機嫌で話す。一方、当然のように押し切った尾崎は「最終４角でお客さんが『小坂、抜け～』って叫んでるのが聞こえたから、こっちも『抜かせないよ』って」と完全アウェーの中、押し切ってにんまり。

午前９時３０分からイベントステージで開会式が行われた。選手紹介では石渡鉄兵（４０＝東京）が、似ていると評判のラグビー日本代表・五郎丸歩選手がラグビーボールを蹴るパフォーマンスを演じて大ウケ。「（顔が）似ているので、いじってもらおうと…」宿舎で練習した成果が出てファンも大喜びだった。「東京支部８人で頑張ります」。支部一丸となって本業のレースでも好パフォーマンスを見せてくれるはずだ。

平成２７年１２月３日、安倍総理は、総理大臣官邸で北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会による表敬を受けました。

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日刊スポーツ新聞社制定「オートレース年間三賞」の殊勲賞争いは混戦模様。１５年のＳＧはいずれも優勝者が異なる群雄割拠となっている。各部門賞の選考は固まってきた。年末の頂上決戦・ＳＳ王座決定戦の結果で雌雄が決する。（データは２日現在） ◆殊勲賞　ＳＧを制した４人の中で年末の頂上決戦を制した者で決まり。日本選手権優勝の新王者永井大介が上昇機運に乗ってきた。４人以外にも、ＳＳ王座決定戦の結果次第では逆転の余地が十分にある。ＳＧ覇者が５人の場合は、グレード戦の実績がものをいう。 ◆敢闘賞　今回は３１期と３２期が対象。船橋Ｇ２チャレンジＣ優勝の青山周平が優出、優勝、記念優出でリードして４年連続４回目の敢闘賞受賞に突進中。しかし、青山とともにＳＳ王座決定戦トライアルに出場する鈴木圭一郎に逆転の可能性がある。 ◆技能賞　激戦ムードが漂い、ＳＳ王座決定戦の結果で決まる。現Ｓ１の金子大輔はＳＧ制覇して各部門で

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【ＧＰ賞金１３～１５位・選手紹介】 辻栄蔵（４０＝広島、１３位） ０５年のＧＰ覇者が９年ぶりに出場する。芦屋チャレンジカップで今年２回目のＳＧ優出（４着）を果たし「久々ですね。正直、うれしいです」と素直に喜びを表した。今年はペラ調整の考え方、パターンを増やしたという。そして「チャレンジＣも今の順位を守るだけではアカン、攻める気持ちが必要」と、前向きな姿勢が優出に結びついた。住之江でも当然、その気持ちで攻める。 中島孝平（３６＝福井、１４位） 今年は宮島グラチャン、蒲郡メモリアルと２つのＳＧで、賞金を着実に積み重ねた。しかし調子に関しては「何か違うな」と感じている。いいエンジンの機力をきっちり引き出した感覚があまりないという。課題はそこ。とはいえ過去２度のＧＰでは、１０年にＧＰ初優勝、１３年にはファイナル２着としっかり結果を出している。「住之江はいい時がはっきりしてますね」。今年もいい時であ

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夏場以降、軽快な動きを見せている６８号機。今節それをゲットしたのが前野竜一だ。 「感触は悪くなかったです。少し伸び型っぽい感じがしました」と直線系に手応えをつかむ。「前検特訓はスタートがしやすかった。そこが大きい。行き足がいいのかも」と楽しみな談話を残した。初日は６Ｒ１回走りで、グランプリ出場組の毒島、茅原と対戦。エンジンの良さで必ず見せ場をつくる。

前検１番時計は上平真二の６秒６３。一緒に練習を走った選手から「上平選手は出ていた」という話が出ていたが、見事に前検タイムに表れた。 「回転がもうちょっと…、という感じはしたけど、班では若干、分がいい」と上々の手応えを振り返った。この３９号機は平和島の上位機の１つ。前節に芹沢克彦が優勝するなど、複勝率４２・３％のハイパワーエンジンでもある。「どちらかといえば伸び型」なら、初日は２、７Ｒの５、６枠でも強烈パワー発揮で抜け出すシーンは十分だ。

人生の3大支出の一つとも言われている、子供の教育費。国の教育ローンは国内外の高校、大学、専修学校などに入学又は在学される方の保護者に対して、入学費用や、在学費用を1年分まとめて融資する制度で１年中いつでも申込みが可能です。入学前のまとまった資金が必要な時に、在学中の幅広い資金の使い途に、また、海外留学の資金に・・・。今回は、お子さんの進学、在学を応援する、国の教育ローンについて紹介します。

復活ののろしを上げる一発だ。予選８Ｒは、藤田竜矢が７番手からの豪快まくりを放った。 阿久津修に差されての２着にも「車が流れているしペースにも入れられた」と、笑顔で手応えを口にした。不振にあえぐ藤田を救ったのは同期と仲間だった。競輪祭で、８８期の柏野智典と同県の平原康多に助言をもらい、乗車フォームを変えた。「自分みたいなガタイのいいパワー型と違って（小柄な）柏野さんは体の使い方がうまい。平原からも話も聞きました。この乗り方を早く自分のモノにしないと」。準決での大本線撃破で完全復活を狙う。

今シリーズ「レジェンドカップ」にはＧＰ、Ｇ１覇者８人が参加し、５人が特選から、３人が予選からスタートした。 ８Ｒの梶応弘樹が７着、９Ｒの加倉正義が８着に敗れたが、９９年ＧＰ優勝の１０Ｒ太田真一が４着に入り、予選組ではただ１人準決進出を決めた。「（前の２人に）付いていけたし悪くない。（藤田和彦に最終４角で）内に入られてしまったけど、４着をキープできて準決に行けて良かった」と笑みがこぼれた。来年１月にはＡ級に陥落。来々期もＳ級の得点が取れず、１年間Ａ級になってしまうが、「地道に頑張ります」。準決９Ｒは南関ラインの３番手から上位進出を狙う。

競輪界の頂上決戦・ＫＥＩＲＩＮグランプリ２０１５（３０日＝京王閣）出場選手による公開抽選と共同記者会見が、１７日に都内で行われます。 抽選ではメンバーが自らくじを引いてグランプリの車番を決め、会見では近況やレースでの作戦に関してコメント。ニッカンスポーツ・コムでは、車券に直結するこれらの情報をいち早く速報します。どうぞ、ご期待ください。