福島勇樹（３７＝東京）が外枠２走を３、２着にまとめた。初日の連勝を含め、オール３連対を継続した。 「全体的にいい。上位あります」。Ｖ候補の石野貴之が初日に転覆して帰郷するなど、今節は荒れ模様。好リズムの福島がシリーズリーダーに名乗りを上げるか。

初日特選１２Ｒは井上昌己（３７＝長崎）が稲垣裕之のロングまくりに乗って１着ゴール。大会３連覇へ好スタートを切った。 「展開に恵まれました」と稲垣の頑張りに感謝していたが「付いて余裕もあった」と好感触もつかんだ。優秀１２Ｒは自力勝負。しっかり仕上がりを確かめるためにも大事な一戦だ。

平成２８年１２月８日、安倍総理は、総理大臣官邸で第４回「働き方改革に関する総理と現場との意見交換会」を開催しました。

ガールズ７Ｒで大本命の高木真備がまくり不発。矢野光世（２５＝福岡）が勝利して３連単３４万オーバーの波乱になった。 初日、先行したものの逃げつぶれて４着に沈んだ尾崎睦が「（高木は）ガールズＧＰでも当たる相手。自分はチャレンジャーだし、絶対出させるつもりはなかった」と高木を突っ張り通した。そうなれば、後ろにいた矢野に絶好の流れだ。まくり上げた高木とずっと並走する形になって「ちょっとびびりながらだったけど、ここじゃ負けられないな」と番手を守って、差し切った。矢野の勝ち上がり戦での１着は１５年１月１日伊東以来、約２年ぶり。競走得点が代謝対象にある矢野にとっては決勝進出を決める貴重な勝ち星になった。「これで点数は大丈夫そう。でも、欲を出して、決勝は確定板を狙います」と入着に色気を見せていた。

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石田章央（４０＝静岡）が４日目２、３着にまとめて優勝戦は４号艇だ。 「乗り心地と一瞬の足はだいぶ上向いた」と整備で３９号機の動きは悪くないレベルに仕上がった。直近優勝の３月丸亀では３コースからまくり差しでＶを飾ったように、センターからの攻めには定評のある石田に１Ｍの展開想定を聞いた。 「今回もまずは１Ｍは握って回らないと。そこからですね。そのまま握って回るか、ブレーキをかける（差しにチェンジする）か。相手にもよります」。言葉にすれば、まさに４コースカドからの自在戦。虎視たんたんと通算１４回目のＶを狙っている。

ペルビス（３２＝フランス）が完全Ｖに王手をかけた。 準決９Ｒは前団のもつれを一気にまくり「周囲を見ながら冷静に走ることができた。余裕もあったし、自信も出てきたよ」とにっこり。「今シーズン初めて連勝で勝ち上がることができたし、現状ではベストの状態だと思う」と仕上がりは万全。決勝はボスと強力タッグを形成し、今シーズン初Ｖを狙う。

年末のクイーンズクライマックスの初出場を決めている竹井奈美（２７＝福岡）が、序盤を２、１、１着とオール２連対でまとめた。 ２日目８Ｒは５コースから内枠の大豆生田蒼、中谷朋子を豪快にまくった。「行き足から伸びもいいし、ターン回りもいいです」と仕上がりにも納得した。エース機の道上千夏が「足合わせは竹井さんが同じぐらい」と高評価。３日目は内枠２走、さらに勢いを加速させる。

岡崎智哉（３１＝大阪）が昨年９月豊橋以来のＶ奪取を狙う。 今節は特に乗れている。予選から２走ともまくりで近畿ワンツー。準決は椎木尾拓哉に差されて２着だが、「無理に仕掛ければ、後方のラインにまくられる。その辺を考えて、冷静に仕掛けた」としてやったり。Ｓ級優勝は過去３度あり、決勝１１Ｒで好勝負を演じても不思議ではない。「椎木尾に差されるかもしれないが頑張る。大阪の１軍じゃないなりにね」。地元の岸和田Ｇ３にあっせんされなかった無念を、好スパートで晴らす気構えだ。

服部幸男（４５＝静岡）が、インから逃げて０９年１０月の大村周年以来、７年ぶりのＧ１優勝を決めた。服部のＧ１優勝は２１度目、通算９０度目の優勝となった。 スタートはコンマ１５。トップスタートを決めた２コース菊地孝平の０８に比べてやや仕掛けが遅れた。３コースの石渡鉄兵も強烈なまくりを放つ。しかし服部は冷静だった。「キク（菊地）が放ったのは分かったし鉄兵が握ってくるのも見えた。１周２Ｍで優勝を確信できた」と振り返る。 次走のグランプリシリーズへ「１走１走ベストを尽くします」といつものフレーズでファンに活躍を誓った。

高岡竜也（２３＝山口）がデビュー初の２着に入った。初日に続いての１Ｒ。６コースから１Ｍ→２Ｍを全速攻めで踏ん張った。 「１着を狙ってたんですが」と少し悔しさを見せたが、これで初日の３着に続いての３連対絡みだ。「伸びがいいです。握ったときの反応もいい」。足もいいが、ハンドルもよく入っている。コンマ０７でトップスタートも決めた。「自分のターンをしっかりするだけです」。３日目は３Ｒと８Ｒの２走。ここを突破すればデビュー２節目での準優進出が見えてくる。

山本隆幸（３９＝兵庫）が機力を立て直した。 ２日目前半は転覆失格となったが、「ペラが合ってないのが分かったから、たたき直した。後半は上位に何とかついていけた」と右肩上がり。２日目を終わって得点率は１９位。挽回へ気合の走りを見せる。

三上佳孝（３４＝千葉）が来期のＳ級復帰へ向けて怪気炎だ。「今までは、１着か９着の選手だった（笑い）が今は安定している。何でもできる自信もある」。 １０月函館から３場所連続Ｖを含む今年１１度の優勝を誇る。先行まくりにイン粘りと戦術も多彩。初日特選は同じく絶好調で来期Ｓ級復帰の市川健太と力勝負で持ち味を発揮する。

１２Ｒで優勝戦が行われ、１号艇の服部幸男（４５＝静岡）が、インから押し切って快勝。０９年１０月の大村周年以来、７年ぶりのＧ１優勝を果たした。２着は石渡鉄兵、３着は菊地孝平が入った。 払戻金は、２連単（１）（３）６１０円、３連単（１）（３）（２）２０８０円。 （注＝成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください）

徳増秀樹（４２＝静岡）がメインドリーム戦の１号艇で登場する。 今年ここまで１１３勝を挙げ、年間最多勝争いの２位に付ける。動きは及第点の内容だ。「行き足は悪くないし、ターン回りも１人で乗る分にはいいです」。持ち前の調整力を発揮し、前半７Ｒと合わせて連勝を目指す。

伊勢崎オート第２５回日刊スポーツ杯優勝戦は良走路で行われ、池田政和（４３＝川口）が完全Ｖで通算６５回目の優勝を飾った。 食い付きがいい走路コンディションの中、５人が試走３秒３０を切る高速バトルとなった。池田がスタート速攻を繰り出してスピード戦を制した。５番手発進から素早く仕掛け、２周３角で先に抜け出した田村治郎の内に切り込んで先頭に立って勝負を決めた。

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準決１１Ｒはモチベーションが高い高橋和也に注目したい。 今期は決勝進出が７度と絶好調。初日予選８Ｒは赤板過ぎに先制して２着に逃げ粘った。「もがく距離が長くても、１度は前に出る。そのまま逃げるか、後方に引いてまくる」と攻めはシンプルだ。競走得点が自身最高に上がるにつれて獲得賞金額もアップ。「静岡の日本選手権（５月）は予備だった。走れず前検日はそのまま帰った。あの思いはいや」。念願の出場権が手が届くところまで近づいた。Ｇ１初出走を果たすためにスパートする。

成清貴之が完全優勝＆３００勝に王手をかけた。 予選、準決とも嶋津拓弥の先行に乗る形で連勝。準決１０Ｒでは内から来た友定祐己の当たりをこらえた。「あれをしのげたから今回は調子が良さそう」と白い歯を見せた。嶋津とはこれで７度番手を回って４勝。ワンツー３回と相性抜群だ。「決勝もどちからが優勝すれば。嶋津なら優勝されてもいいよ」とニヤリ。節目の３００勝には「それは全く気にしていない。数えても意味ないから」と成清節で笑わせた。好目標をゲットし、今期初Ｖで久々の美酒を味わう。

藤原菜希が見事なまくりを連発、初日８Ｒでは遠藤エミを沈めて連勝を飾った。 これで前節びわこからの連勝を４に伸ばした。「スリットから追いつく感じがあったし、若干伸びが良さそう。でも一番気に入ってるのは乗り心地。そこはすごくいいです」と数字以上の２２号機を評価した。２日目１２Ｒは持ち味の出る４号艇に入った。再び強豪ぞろいの組み合わせだが、戸田の４カド、藤原のダッシュ力なら波乱演出もあり得る。

山本修一が得点率７・８０で４位タイにつけ、４日目が優出勝負駆けだ。 ３日目８Ｒ３着で「水面が良かったから回り足が足りないのが分かった」。とはいえ「足は伸び型になっていて、スリット付近とか少しのぞく感じもあって行き足は悪くない」と、３２号機の課題は回り足強化に絞られた。「そこを求めて調整ですね」ときっぱり。４日目は８、１２Ｒの２回乗り。優出ボーダー７・５０とみると２走１４点は必要。Ｖ歴もある当地で気合の走りに期待だ。

【ＧＰ賞金１０位・選手紹介】 池田浩二（３８＝愛知） 今年はＳＧ３回の優出。Ｇ１は９月宮島で優勝したが、昨年同様にグランプリは１ｓｔステージからの戦い。「できれば２ｎｄステージから行きたかった」は本音だ。今年は「いつもと比べれば成績は残している方」と振り返る。最近の調子は「エンジンもあるけど、引いたペラ次第。８割方、ペラで何とかなる」と調整に迷いはない。ＧＰは過去２回優勝。「３回目を取ったら辞めるってぐらいの気持ち」で挑むつもりだ。住之江は嫌いな水面ではないだけに、狙うは３回目のＧＰ制覇だ。 【ＱＣ賞金１０位・選手紹介】 樋口由加里（２８＝岡山） 優勝は２回と際だった成績はないが、今年はとにかく多くのレースを走った。１１月までの出走回数は２９５走。１２人の中では一番多い数字だ。フライングもなく、走り続けたことで大舞台の切符をつかんだ。「今年は来年の地元児島開催のクラシックに行きたいと思って

全国で８場目となるミッドナイト競輪が、温泉地として名高い佐賀県・武雄市の武雄競輪場でスタートします。 記念すべきオープニング・シリーズの日程は、今月１３～１５日の３日間。ガールズケイリンとチャレンジレース（Ａ級３班戦）が行われます。 ガールズケイリンの主役は児玉碧衣（福岡）。前場所の和歌山で得意のまくりを連発し、今年１１回目の優勝を飾りました。ガールズグランプリ出場を決めているし、このメンバーでも機動力は断然です。差し足シャープな小林莉子（東京）が相手筆頭で、両者の一騎打ちムード。割って入るなら、新人・林真奈美（福岡）でしょう。 チャレンジレースも、４人そろったルーキーに注目。今年７月デビューから優勝３回という林大悟（福岡）の存在が、特に光ります。同期の清水一幸（徳島）ら先行争い必至のライバルが多く、スピード勝負から目が離せません。 ミッドナイト競輪に新たな歴史を刻む武雄バンクの熱戦に、ど