山形一気（２８＝徳島）が３場所連続で決勝行きを決めた。準決１１Ｒは２段構えの東北勢を封じるために中団の外で並走。大きなブロックを耐え切ってまくり切ったが、その外を安部貴之に行かれ、２着での決勝進出となった。山形は「ブロックもきつかったけど、あれでもラインで決まっていれば…」と、自分だけ勝ち上がった結果に複雑そうな表情を浮かべていた。 高知Ｆ１で完全優勝を決めてからは四日市、今開催と３場所連続で決勝に進出。「高知で違うフレームにしてから感じがいい」と手応えを口にする。完全復活した山形が必殺のまくりで優勝を決める。

優勝戦は２枠の石川真二（４６＝福岡）から目を離してはいけない。５日目はピット離れで“飛んでいた”。「あれなら、２枠でも（インを）取れる感じがあった」。Ｆ２の身ながら、テクニック勝負で見事に優出。気分的にも乗っている。１枠の繁野谷圭介（４２＝大阪）も「石川選手と同体は無理でも抵抗できるようにしないと」と、強ピット離れに警戒心を強めていた。本番でインを取るのはどちらか？　ピットアウトから緊張感が漂う。

今節が現行エンジンの使い納め。エースエンジン１８号機は秋山直之（３７＝群馬）が引き当てた。 会見では「基本はこのままをベースで」と調整の方向性について話した。近況のリズムに関しては「１月の江戸川で一気に流れを悪くしてしまって、自分の中では最悪の状態です」と、前回当地準優でのフライングを悔やんだ。「前回（流れを）悪くしてしまったので、今節はいい方向に変えたい」。初日は１２Ｒ「ドリームレーサー賞」の６号艇。大外からエース機を巧みに操る俊敏ターンで上位へ食い込んで、いい流れを呼び込みたい。

岡村仁（３３＝大阪）が、意外な好感触をつかんだ。 「何かいいですよ。全体に。江戸川だとチルト０・５度から調整を始めるんですけど、それが合っていたのかも」。機歴の低評価を覆す手応えに、目を丸くした。江戸川は１３年７月に初のＧ１制覇を果たした思い出の地。「相性はいいので、しっかり頑張ります」と意気込んだ。

平成２９年３月２３日、安倍総理は、外務省飯倉公館で岸田外務大臣及び村岡山口県知事が共催するレセプションに出席しました。

江守昇（４２＝千葉）が２度、びっくりだ。準決１０Ｒは中団からまくった中田雄喜をマークし、２着で決勝進出を決めた。レース後は「中田君が強かった。踏み出しで少し離れそうになった。中田君の強さにびっくりしたけど、まったく抜けない自分の弱さにもびっくりした」と周囲を笑わせた。それでも、京王閣に続く２場所連続の決勝進出は地力があればこそ。決勝の走りも楽しみだ。

飯島昌弘（４４＝埼玉）が準優１２Ｒを逃げ、優勝戦の１枠を手に入れた。３日目は気配をやや落としたが、勝負どころはきっちり決めた。「３日目よりいいと思う。行き足、回り足はいい。大きなことはしない」。今年初Ｖへ、先マイ一気の逃走を図る。

水野望美（２８＝愛知）が初勝利へ燃えている。 ８Ｒはインからコンマ１０のスタートを決めたが、川野芽唯のまくりに屈した。水野は道中競り勝ち３着を確保。５走して得点率６・８０の１１位タイにつけるが、まだ１着がない。「足の感じ、乗り心地は悪くない。準優にいい枠で乗れるように頑張ります」。 ４日目の出番は２Ｒ１枠＆１１Ｒ３枠。目指すは連勝だ。

川野芽唯（３０＝福岡）が連勝街道を突っ走っている。８Ｒは３コースから絞りまくり。１２Ｒはイン快勝で、２日目から４連勝とした。 「伸びはいい。出足が少し足りないかな。すごく出てる感じはしない」。評価は辛口だが、間違いなく上位クラスの仕上がり。４日目の出番は３Ｒ２枠＆１２Ｒ４枠。どこまで連勝を伸ばすか。

松本貴治（２３＝愛媛）が積極策で持ち味を発揮した。青板バックから上昇して前を押さえた。 打鐘でカマした伊藤稔真の後位に入ると、最終ホームで番手から踏み込んだ。「常に先行で勝負する。そんな気持ちで走っている」。バックからまくった山崎賢人らに屈して５着に終わったが、果敢な走りで将来性をアピールした。

深谷知博（２８＝静岡）の連勝は４で止まったが、得点率トップは譲らず準優１２Ｒの１号艇を手にした。 「ペラをしっかり合わせれば、スリット足も問題ない」と機力は微調整のレベル。しっかり逃げ切って、優勝戦のポールポジションを手中にする。

原田篤志（３７＝山口）が好素性の３９号機を引き当てた。 スタート特訓から手応えは十分。「全体にいい雰囲気だった。出足から行き足のつながりがいい」と笑顔。「エンジンを持て余している感じ」と課題も残し、伸びしろもありそうだ。 初日は１２Ｒドリームの１枠を含む２走で好発進を狙う。

優勝戦は広瀬真也（２９＝東京）が豪快な２コースまくりを決めて、デビュー初優勝をつかんだ。 復活の兆しが見えたエース１１号機は最後まで味方した。コンマ１０のトップスタートから、人気を背負ったイン松田祐季（３０＝福井）を一気にのみ込んだ。差した吉川元浩（４４＝兵庫）は２着まで。３着は接戦となったが今井貴士（３２＝福岡）が松田を振り切った。３連単は５万６３０円の大波乱で幕を閉じた。 広瀬は「勝つとは思わなかったので実感はまだ…。エンジンのおかげです。準優は調整が合っていなかったけど、優勝戦は一番いい状態でした。勝つにはまくるしかないと思いました。１Ｍのターンも良かったです。いつも支えてくれる妻へ一番に報告します」と、照れ笑いを浮かべていた。

山崎芳仁（３７＝福島）が前回京王閣に続いて連続Ｖに臨む。精悍（せいかん）な表情で検車場入りした。前回から中４日と過密日程だが、直前は拠点にする沖縄に戻った。「やせたように見えるのは、髪が伸びたから」と照れたが、すぐに「練習で追い込んだ。疲れが心配だが、状態は悪くない。ファンの期待に応えたい」と意気込みを話した。前回と同じようにＦ１戦で３連勝を決めるか。まずは初日特選１２Ｒで好スタートを決める。

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緊急参戦の田中まい（２７＝千葉）が、千葉連覇へ好スタートを切る。 小坂知子が当日欠場となり、午前１１時ごろに追加参戦が決まった。 競輪場内にある選手会の事務所で打診され、１度自宅に戻って、再び競輪場に駆けつけた。前回向日町から中２日と間隔が詰まっているが、「セッティングをいじっていて、それがかみ合うといいかも。５００バンクの中でも、千葉は軽くて走りやすい。いいレースがしたい」ときっぱり。ホームの千葉は昨年１２月に優勝して以来。初日予１・６Ｒで持ち前のスピードを発揮する。

平成２９年３月２３日、安倍総理は、総理大臣官邸で第３１回「北方領土を考える」高校生弁論大会で最優秀賞及び優秀賞を受賞した高校生による表敬を受けました。

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防府競輪Ｆ２「日刊スポーツ杯・モーニング競輪」が、明日２４日から２６日までの３日間で行われます。 ２５日と２６日は松阪Ｇ３蒲生氏郷杯王座も開催されますが、手堅く勝負するなら、３分戦が主流で推理しやすいＡ級戦がベター。しかも、ひと足早くスタートするモーニング競輪だけに、資金稼ぎに打って付けでしょう。 その強い味方となる「ニッカンＰＤＦ新聞」を、各開催日の前夜に公開します。防府競輪からは初の配信。初日の新聞は今日２３日の夜にリリースします。 ニッカンＰＤＦ新聞には、担当記者の予想印（◎○▲☆△）・短評・周回予想が付いた出走メンバー表（Ｇ１開催の紙面に掲載しているものと同じ大型サイズ）、選手コメント、そしてニュースや話題の記事など、車券作戦に役立つ情報が満載！　全て無料でダウンロードでき、印刷も可能です。 レースの検討材料をいち早く手に入れ、じっくり推理できるという必見のコンテンツ、ニッカンＰＤ

ミッドナイト競輪は４月７日（高知・初日）から、いっそう便利に車券を買えるようになります。 ▼対応銀行が拡大　ネットバンク以外の銀行でも対応。これにより、ほぼ全てのサイクルテレホンセンター会員が、ミッドナイト競輪の車券を買えるようになります（有担保方式の会員は除く）。 ▼締切は発走３分前　現在は発走５分前に設定されている発売締切時刻を「３分前」に変更。発売時間を２分間延長します。 ▼遅延時も延長　悪天候などにより発走が遅れた場合、発売締切時刻も遅らせて発売時間を延長します。 今後もミッドナイト競輪に、どうぞご注目ください。 ※ミッドナイト競輪の車券購入方法の詳細については下記ＵＲＬをご覧ください。 サイクルテレホンセンターの公式サイト https://www.ctc.gr.jp/pc/qa/banklist.php ミッドナイト競輪の公式サイト http://keirin.jp/pc/dfw

日本競輪学校（滝沢正光校長）の１１１期生（男子６１人）、１１２期生（女子１７人）卒業記念レース（卒記）初日が２２日、静岡競輪場で開催された。今日２３日に男女の卒記王者が決定する。 在校２位の山崎賢人（２４＝長崎）が連勝で準決進出を決めた。中学１年から日大卒業まで１０年間バレーボール一筋だったが、１３年のＫＥＩＲＩＮグランプリ（ＧＰ）を観戦して「自分もどこまでできるのか挑戦したい」と転向を決意した。予選１回戦はまくりで上がり１１秒８の１番時計をたたき出し、２回戦もまくりで快勝。在校１位の奥村諭志（２３＝岡山）が病気欠場となり、在校順位は最高位だ。「競走訓練で課題のスピードもついた。九州で頼りにされる先行選手になる」。完全Ｖへ加速する。

小室貴広が地元優勝へ気合十分だ。 準決１０Ｒでは柿沢大貴の仕掛けにピタリと追走しワンツー。検車場に引き揚げてくると「本当によかったです。地元の決勝は記憶にないくらい乗っていなかったので」と満面の笑み。決勝は２日間連係した柿沢とは別線になった。「上信越が３人いるので仕方ないです。決勝は尾形（鉄馬）君の番手だし、離れないようにしたい」と意気込む。前検日から「ここをきっかけに」と言っていたように地元優勝を飾って上昇気流に乗る。

日本競輪学校（滝沢正光校長）の１１１期生（男子６１人）、１１２期生（女子１７人）卒業記念レース（卒記）初日が２２日、静岡競輪場で開催された。女子は高校時代から自転車競技で活躍し、予選３連勝で在校１位となった大久保花梨（１９＝福岡）らが決勝に進出した。今日２３日に男女の卒記王者が決定する。 同門の先輩たちが果たせなかった卒記女王の座をつかむ。小林優香、児玉碧衣の「妹弟子」として鍛え上げられた大久保は、予選１回戦をまくりで快勝発進すると２回戦は逃げ切り、３回戦もまくって快勝。決勝進出メンバーでは唯一の３連勝だった。「競走訓練では先行争いから追い込んで勝つこともあったが（卒記は）自力勝負にこだわって勝てた」。 小林、児玉も果たせなかった卒記チャンプへ最後の戦いだ。卒記女王の座はガールズ１期生（１０２期）の加瀬加奈子から昨年の土屋珠里まで５代連続で完全Ｖで継承された。大久保には受け継ぐ資格がある。

金成和幸が減量効果で地元決勝を目指す。 予選７Ｒは番手まくりした伊藤勝太に続き２着を確保した。この日が３８歳の誕生日で「誕生日プレゼントはくれなかったな。ウソウソ、あれは抜けなかった」と、冗談まじりに感謝。顔つきがひときわシャープになった。「地区プロの１キロＴＴに出るために１００キロ乗り込んでいます。いざとなれば自力も…」とニヤリ。９５キロから一時は２０キロもの減量に成功。キレを増した金成が昨年９月小倉以来の決勝切符をつかむ。

中野彰人が昨年５月以来のＶ奪取へ意欲満々だ。 準決９Ｒは逃げた稲毛健太をガードしてゴール前差し。人気に応えて「離れないようにとドキドキした。前で頑張るなんて言えないぐらい強かった」と、稲毛の出来を振り返った。３場所続けて決勝進出を果たし、安定感も光る。転機は１月。「弟子を取って、競輪場にいる時間が増えた。すごく気合入れて練習するから、僕も気合が入る」。師匠としての意識が原動力だ。決勝１１Ｒは再び稲毛をマークして勝機をつかむ。

日高逸子がファン投票のお礼を優勝戦で返す。 初日ドリーム戦１号艇に選ばれた日高は、安定したレース運びで、ファイナル進出まで突き進んだ。「（Ｗ準優１０Ｒは）めっちゃ良かったです。１Ｍで大失敗したけど、取り返した。山川さんよりも良かった」と、仕上がりは万全だ。多摩川は３節連続優出となり「優出だけなんです。でも、相性はいいですよ。優勝戦も頑張ります」。グレートマザーが巧ハンドルで多摩川通算７回目の優勝を狙う。

佐藤貴也（３２＝浜松）が鮮やかなさばきで２度目の大会優勝を飾った。Ｇ１優勝は１３年６月同大会（Ａ級優勝戦）以来、３年９カ月ぶり３度目。優勝は今年初で通算１８回目。２着は浦田信輔、３着は人見剛志。 佐藤が自己最高時計３秒３４１で完璧なレースを披露した。優勝戦は初日１２Ｒで１着同着の２人のマッチレースとなった。気合のトップＳを決めた浦田が先行、２番手に付けた佐藤がチャンスをうかがう。７周３角で佐藤が切り込み勝負を決めた。「浦田さんに離されないようにうまく走れたと思う。車が出ている時は２番手に付けて走るレースは好きです」と理想的な展開に持ち込んだ。 今大会は雨以外の良走路４戦は全て勝利。「節間通して車もＳも良かった。優勝戦で初めて付けたタイヤも良かった。山陽とは相性が抜群」。グレード戦６勝のうち、３勝を山陽で挙げ、笑みが絶えなかった。【大野義孝】

事業者による不当な契約などから消費者の権利と利益を守るため、消費者に代わって消費者団体が裁判を起こすことができる、それが「消費者団体訴訟制度」です。今までの制度では、消費者団体は「被害の発生・拡大の防止」の裁判を起こすことができましたが、平成28年10月からは「被害の回復」、つまりお金を取り戻すための裁判も起こすこともできるようになりました。今回は、この制度の仕組みについて、身近な消費者トラブルの例などを用いながら、消費者庁消費者制度課の小田典靖政策企画専門官を交えて、詳しく解説します。

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近年、大雨や台風により、土砂災害や洪水災害、高潮災害といった命を奪われてしまうような気象災害が発生しています。このため、現在、政府の中央防災会議を中心に、関係省庁が一丸となって“大雨や台風による災害から命を守る”ための対策を進めています。こうした中、気象庁では、命を守るための防災気象情報の画期的な改善を計画しています。今回は、気象庁が平成29年の夏から公開を予定している、大雨や台風で災害発生の危険度の高まるタイミングやエリアに関する防災気象情報について紹介します。 冒頭　　　　　概要 2分頃　　　　土砂災害・洪水災害等の起こりやすい場所 4分18秒頃　新たな防災気象情報 5分頃　　　　進化した気象警報 8分20秒頃　ほぼ全ての河川の危険度分布が一目で分かる

美しい自然や野生の動植物、歴史や文化など世界にも類のない日本の宝ともいうべき環境・景観を保護・保全している「国立公園」。平成29年3月現在、北は北海道、南は沖縄・小笠原諸島まで34か所が指定され、毎年多くの人々が日本を代表する風景地を訪れています。環境省では、全国の国立公園から選ばれた8公園において、訪日外国人旅行者を惹きつける取組を計画的に実施し、その成果を全国の国立公園に展開していく「国立公園満喫プロジェクト」を平成28年7月から実施しています。今回は、その中の慶良間国立公園と日光国立公園を取材し、公園の魅力や取組の特長などについて紹介します。