「すべて松田君のおかげ。ホント強かった」。予選2Rで8月豊橋(5・1・1)以来6場所ぶりに勝利を飾った松尾誠(44=長崎)は、若い113期・磯川勝裕を相手に果敢に逃げた松田直也に大感謝。 「うまいペースで踏んでいたし、完璧でした」と言葉を続けたが、「松田君との連係はほとんど記憶にないぐらいだったんですよ。うまく決められてよかった」。 最近は競走得点70点を切る厳しい状況が続いているが「何とか70点越えを目指して、このあと約2カ月しっかりと頑張ります」。
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権藤俊光(31=大阪)が初優勝に挑む。 準優11Rはインからスムーズに回ると後続を一気に突き放すパワフルな走りだった。前半7Rも差して快勝するなど、勢いは加速している。 「出足はしっかりしているし、伸びも負けない。ナイター向き」と機力に不安はない。 7度目の初Vチャレンジに「いつも通りのレースを心がける」と平常心で満願を成就する。
先日、一部報道で小田原競輪「廃止」が伝えられたが、施行者はそのような事実はないと否定した。 来年に開設70周年を迎える小田原競輪場小田原競輪の開設記念G3はお盆開催が恒例だったが、数年前から時期が変更になった。この影響で売り上げが減少することは予測されたはずなのに、今日まで目立った対策を取っていない。このまま何の手も打たなければ、廃止の議論が活性化してしまう。 20年前は「小田原は安泰、伊東は廃止寸前」と言われていたが、現在では完全に立場が逆転した。小田原は、伊東や平塚よりも交通アクセスが良く、今でも1日平均2000人もの来場者がある。運営方法次第では、収支が改善できるチャンスがある。そこで、数年前から考えていたアイデアを提案したい。 1 ガールズ開催の実現 新規客を呼ぶ優良コンテンツとなったガールズケイリンは必須。現在はガールズ選手の宿舎を確保していないため実現していないが、男子選手と分
今節は113期の精鋭6人がそろった。その中で、メイン7Rに登場するのが中釜章成(21=大阪)だ。 在校成績は68人中57位と下位だったが、7月に実戦デビューを果たすと大躍進。3場所目の富山で完全Vを達成すると、続く岸和田も完全V。 特昇を狙った前橋では準決で落車失格して失敗したが、その際に負った右肩甲骨骨折も癒え、復帰戦の前走広島では再び完全Vを飾った。 「ケガの方はもう大丈夫です。持ち味は先行ですが、勝ちにこだわるレースで結果を出したい」と気合を入れた。
122期の新鋭・藤原孝斗(20=愛知)が初の江戸川参戦で自身初の白星を目指している。 前検での気配は「新ペラになっていたんです。ほんの少しだけたたいてスタート特訓に行ったのですが、操縦不能でした」と苦笑い。それだけに「ペラはしっかりとたたきます」。まずは乗れるようにペラ調整をしていく。 今年5月にデビューしたばかりで、前節のびわこまでオール6コースから戦っていた。ただ、川の流れもあって進入争いがほとんどない江戸川に来ただけに、「今節は枠なりでコースは入ります」ときっぱり。 初日1Rは6号艇で大外発進濃厚だが、2日目以降に4&5枠が回ってくるケースもある。枠番をしっかり主張すれば、自身初の4コースまたは5コースでの戦いとなる。 3節前に住之江で残した3着が最高着順だが、まずは初の2着を目指し、あわよくば「水神祭を挙げられるといいですね」と気持ちも十分入っている。今節の藤原の走りに注目だ。
遠藤エミ(30=滋賀)が唯一の連勝発進を決めた。8Rで逃げると、12Rドリームはイン小野生奈を相手に、まくりを決めて快勝した。 8Rの前に本体整備を施したのが、プラス材料となった。「悪い感じはなくなった。レースは十分にできる」。前検で見せた不安な表情はなかった。
佐藤摩弥(26=川口)は前節川口の日本選手権で史上初の女子SG優出を決めた。優勝戦は雨巧者ぞろいの湿走路で8着だつた。 「ヘッド周りを調整してエンジンは良かったけど展開的に厳しかった。先にいけなかったので仕方ない。実力以上のものが出せて自信になる大会だった」。 今節はスポンサー契約が冠の「蓼科テディベアミュージアムカップ」。気合が入る開催だけに初日8Rはスタートを決めて好発進を狙う。
芝田浩治(47=兵庫)がやっと臨戦態勢が整った。4日目6Rでようやく初白星をつかむと、後半11Rでは次位争いを制して2着。明らかに上昇ムードを漂わせた。 「もっと早く整備をしたら良かった。ロスすることなく回れるようになった。スタートも決めやすいよ」。エンジンの本体整備が功を奏して、巧腕を存分に発揮できる仕上がりぶり。 準優10Rは2号艇。1号艇の上野真之介(30=佐賀)を脅かす。
マスターズリーグ第7戦は、第12Rで優勝戦が行われた。 福田雅一(50=香川)が、大逆転の2M差しで今年初優勝を飾った。15年3月下関以来、約3年8カ月ぶりの美酒は、通算50回目の優勝となった。 進入は枠なりの4対2。イン大場敏がコンマ05のトップスタートから先マイしたが、1Mでやや舟が浮いた。そこを2コース渡辺英児が差した。 大場はバック過ぎにコースを内へ変えて伸びると、2Mは先行する渡辺と大競り。バック3番手の福田は、がら空きの差し場を先に回り、抜け出した。 「今日は(妻のボートレーサー平山智加と)10回目の結婚記念日。まさか、あんな展開になるとは思わなかった。久しぶりの優勝でうれしい」。 エース29号機の宮迫暢彦が2着に浮上して、混戦の3着争いは大場が盛り返して取り切った。
川上剛(37=福岡)がVプランを披露した。12Rで2コースから巧差し決め、優勝戦の3号艇を射止めた。 「出足は抜群。節一だと思う。伸びもやられることはない。久しぶりに優勝できる足がある。まくり、まくり差しで攻めていきたい」と狙いは優勝だけ。
平本真之(34=愛知)が12Rのドリーム戦を制した。 決して早いスタートではなかったが、インから冷静に先マイして踏ん張った。「伸びはましになっています」と前検日に比べて上積みもあった。 このままリズムに乗って、白星を積み重ねたいところだ。
場内では17日に丸亀でデビューする123期のルーキー冨田祥(21=香川)と師匠の森高一真を迎えてラジオ番組「奥田麻衣の麻衣way to a smile」の公開収録が行われた。 冨田は父の高校時代の同級生だった森高一真のレースを見てレーサーを目指した。 冨田は集まった地元ファンの前で「まだ実感はなくて、走れることにわくわくしてます。無事故完走と舟券に絡めるように頑張ります」と初々しく健闘を誓った。 森高は「同じ東かがわ市出身のレーサーが出てきてうれしい。まずは経験を積むこと」とエールを送った。
林巨人(35=愛知)が準決一番乗り(優秀メンバーを除く)を果たした。 2予最初のレースだった6Rで吉田敏洋の最終ホームからのまくりに乗って快勝。 「すごく緊張した。今まで10回以上連係したけど1度もワンツーを決めたことがなかったので、本当にうれしい。すべて先輩(吉田)のおかげです」とホッとした表情を見せた。 自身も「レース間隔は詰まっているけど、競走での感覚は上がっている」と体調面に手応えを感じている様子。 準決でも侮れない存在になりそうだ。
予2・7Rの高木真備は、最終1角から野口のぞみともがき合い、ゴール直前でまさかの失速。野口だけでなく、後続の3人にものみ込まれると、歓声はどよめきに変わった。 「これが今の実力」と言い訳はしなかったが、8月以降は、毎月3本ずつの出走が続き、疲労と乗り込み不足が明らかな原因。「ここが終われば、小倉まで配分が空く。あと1走は気持ちで乗り切ります」。充電は残りわずかだが、決勝10Rは、最後の気力を振り絞る。
北津留翼が大反省の圧勝劇だ。 1予5Rではバック7番手から強烈なまくりで前団をのみ込み、吉岡稔真氏が持つバンクレコードに0秒1差に迫る10秒8をマーク。だが「一番悪い展開。2角で終わったと思った。ラインで決められず、すみません」とおわびコメントに終始した。2予9Rも九州勢の先頭になり「今度こそ後ろに迷惑をかけない走りを」と気合。昨年準優勝だった競輪祭は出場できないだけに、ここで鬱憤(うっぷん)を爆発させる。
【12R:優勝戦・決断】 地元A1トリオが順当にファイナルに進出。中心は絶好枠に構える大場だ。5日目は前半8Rで転覆失格の憂き目も、準優12Rは危なげなく逃げ切った。準優の走りを見る限り、事故の影響は感じられず全ての足が上位レベルにある。インからスタートに集中して、独走態勢へと持ち込む。 相手は4場所連続Vが懸かる渡辺。前検から出足関係は好感触を維持する。機敏な差し技で追いすがる。大外単騎の宮迫は尻上がりにエース機らしさが出てきた。最内をとらえて連争いに食い込む。センターで自在に構える福田が押さえ。
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