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ブックマーク / www.yomiuri.co.jp (44)

  • 9市町障害「業者コケると…どうしようもない」 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    障害発生が明らかになって5日目、ようやく復旧したシステムを使って残務に追われる職員(27日、坂井市役所で) 福井県あわら市、坂井市、永平寺町、おおい町で証明書発行といった住民サービスが利用できなくなり、庁内業務を含めて計9市町に影響したシステムの障害は、発生から1週間が過ぎた30日にようやく完全復旧となる見通しだ。県と全17市町の業務に関わる民間のシステム会社で発生した通信障害はほぼ1週間に及び、原因も解明されておらず、現代社会を支える情報通信技術が抱えるもろさを露呈した。 ◆失態 「復旧作業は順調に進んでいる。明朝には解決する」。運用する福井システムズ(坂井市)はトラブルを公表した23日以降、楽観的な見通しを示しては翌朝に撤回、という失態を繰り返した。 障害の発生は22日未明。各役場の休みにデータをやりとりする会社のサーバーのソフトを更新しようとして突然、システムが使えなくなった。丸一日

    9市町障害「業者コケると…どうしようもない」 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 東京医大が裏口入学リスト…受験生や親の名前 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    文部科学省の私立大学支援事業を巡る汚職事件に絡み、受託収賄容疑で逮捕された同省前局長の佐野太容疑者(58)の息子を不正に合格させたとされる東京医科大学(東京)が、過去に不正合格させた受験生やその親の名前などが書かれた「裏口入学リスト」を作成していたことが関係者の話でわかった。東京地検特捜部は、同大側から複数のリストを入手しており、同大が不正入試を繰り返していたとみて調べている。 特捜部の発表などでは、同大の臼井正彦前理事長(77)は、佐野容疑者に同省の私大支援事業の選定に便宜を図ってもらうよう依頼。その見返りとして、鈴木衛(まもる)前学長(69)とともに、今年2月の入試で佐野容疑者の息子の点数を加算して合格させるよう学内で指示したとされる。2人は特捜部の任意の事情聴取にこうした経緯を認めている。

    東京医大が裏口入学リスト…受験生や親の名前 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 歩行者用5秒早く青…時間差信号で右折事故ゼロ : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    奈良県警は、奈良、大和郡山市の人身事故が多発していた交差点2か所で、歩行者用信号機が車両用よりも5~6秒早く青色表示するよう改良したところ、人身事故がゼロになった。 県内初の取り組みといい、県警は効果を検証する一方、交差点の事故対策をさらに強化する。 県警によると、2012年~17年に歩行者と車の人身事故が3件以上発生した交差点などは県内に38か所あった。県警はこれらを「要緊急対策箇所」に指定した。 同対策箇所のうち、右折車両と横断者との事故は15か所で発生。青信号が同時に表示されると横断者と車両の右折するタイミングが重なりやすく、人身事故が多発していた。 昨年に死亡事故が起きた奈良市法華寺町の「菰川(こもがわ)橋東交差点」と、15年にあった大和郡山市北郡山町の「郡山北小学校前交差点」では、過去6年間で、男女3人(当時38~86歳)が死亡し、8人(同13~58歳)が重軽傷を負う事故が起きて

    歩行者用5秒早く青…時間差信号で右折事故ゼロ : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 対面通行高速、ワイヤで飛び出し激減…死者ゼロ : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    片側1車線の高速道路で、車が対向車線に飛び出す事故を防ぐため、国土交通省が中央線にワイヤロープを張る実証実験を行ったところ、事故が激減した。 国内の高速道路では対面通行が約4割を占めているが、飛び出し事故は年間300件前後発生しており、同省は実験結果を検証し、今年度から格的な設置を目指す。 ◆押し戻す 国交省によると、実験は昨年4月から道央道、秋田道、山陰道、東九州道など12路線の対面通行区間115キロで行われている。この区間では2016年に45件の飛び出し事故があり、10人が死亡した。 実験では、中央線上に3メートル間隔で据えた支柱に、鉄製のワイヤロープ5を張っている。車が突っ込んでくると、ワイヤで押し戻される仕組みだ。 実験開始後の半年間で、車とワイヤロープの接触は112件あり、支柱が倒されたケースもあったが、飛び出しは大型トラックの1件だけで、死者はゼロだった。

    対面通行高速、ワイヤで飛び出し激減…死者ゼロ : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • カード交付時に使用不能、相次ぐ…マイナンバー : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    マイナンバーカードの交付時、裏面のICチップが使用不能になるトラブルが各地で相次いでいる。 チップには、不正アクセスを受けた際、自動的にデータを消去するなどの自衛機能が備わっており、「地方公共団体情報システム機構」(東京)で頻発しているシステム障害を不正アクセスと誤認し、使用不能になるとみられる。カードの交付遅れが続く中、再発行まで必要な事態になっている。 読売新聞が全政令市(20市)に取材したところ、トラブルは札幌、横浜、名古屋、京都、神戸など16市で確認された。最多は大阪市で151件。堺市で33件、熊市で約10件あった。交付作業に追われて、他の市は件数を集計していない。 システムを運営する機構も件数は把握していないが、政令市以外の市区町村でも同様のトラブルが起きているとみられる。全政令市でつくる「指定都市市長会」は近く、カードを所管する総務省に改善を要請する。

    カード交付時に使用不能、相次ぐ…マイナンバー : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 広告表示したら感染…ソフト最新化を急げ : 科学 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    ウェブサイトでよく目にするバナー広告が、オンラインバンキング詐欺ツールや、ファイルを勝手に暗号化するランサムウェア感染の原因になっている。バナー広告を表示しだけで感染するもので、対策には普段使っているソフトを最新化する必要がある。(ITジャーナリスト・三上洋) 50秒で感染→ランサムウェアで暗号化・脅迫 この連載・サイバー護身術でも、繰り返し取り上げているウェブサイトの不正広告問題について、セキュリティー大手・トレンドマイクロが3日に記者向けセミナーを開催した。 冒頭に衝撃的なデモンストレーションが行われた。トレンドマイクロが用意した環境で、実際に不正広告がどのように動くかを見せる動画デモだ。 ★不正広告のデモンストレーション 1:ニュースサイト(トレンドマイクロが用意した仮想のもの)をブラウザーで表示。上と右にバナー広告が出ている 2:何もしていないのに、わずか50秒後にウイルス感染 3

    広告表示したら感染…ソフト最新化を急げ : 科学 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 「これはなんだ」空港、裏道も…グーグル流出 : IT&メディア : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    「国の信用に関わる」「空港のセキュリティーを損なう」――。メール共有サービス「グーグルグループ」で、空港の内部が全世界に丸裸になっていたことが明らかになった。 運営するグーグル自らのずさんな情報管理が露呈し、空港関係者らは対応に追われた。専門家からは、グーグルが自らのサービスを使いこなせていない「危うさ」を指摘する声も聞かれた。 「これは、なんだ」。中部国際空港会社幹部は10日、4階建ての旅客ターミナルビルの設計図を見て、約20秒沈黙した後、うめいた。「立ち入りが制限されている保安区域まで出ているのは大問題。間違いなく空港のセキュリティーを損なう」。その後、すぐにグーグルに対し、メールを非公開にするよう求めた。 記者は10日、この設計図を手に空港内を歩いた。通路や扉、トイレ、空調機室といった名称が書いてあり、複雑な構造のターミナルビルの造りが簡単に頭に入った。 通路を進むと、施錠された鉄製

  • グーグルから情報流出、東京駅も新大阪駅も… : IT&メディア : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    メール共有サービス「グーグルグループ」で空港の設計図などをグーグル法人が流出させていた問題で、東京駅や新大阪駅の内部情報もインターネット上で誰でも閲覧できる公開状態になっていたことが、11日分かった。 空港に続いて駅の情報も流出していたことがわかり、2020年の東京五輪・パラリンピック開催に向けてテロ対策などの見直しなどを進めている国土交通省も調査に乗り出した。 東京駅では、JR東日の子会社が運営し、駅に隣接するグラントウキョウサウスタワー(地上42階、地下4階)の地下1階部分が公開状態になっていた。外部には非公開の特別高圧線の位置や、ビルの心臓部とも言える「中央管理室(防災センター)」などの施設が詳細に記入されていた。同駅の改札内の地下1階にある商業施設「グランスタ」の図面には、「中央配線室」「機械室」などの各部屋のほか、各店舗が売上金を入れる「入金機室」の場所も明記されていた。施

  • 天正遣欧使節・伊東マンショの肖像、伊で発見 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    伊東マンショとみられる肖像画(個人蔵、画像はトリブルツィオ財団提供)。裏面に「D. Mansio Nipote del Re di Figenga Amb(ascitor)e del Re Fra(nces)co Bvgnocingva a sva San(tit)a」と記される ※かっこ内は当時の省略表記を補った文字 伊トリブルツィオ財団の文書保存・管理担当職員、パオラ・ディリコさん(41)が調査し、18日発行される同財団の学術誌に論文を発表する。1585年、ベネチア訪問時の姿を、当時の大画家ティントレットの息子であるドメニコ・ティントレット(1560~1635年)が描いたと位置づけている。 この油彩画は縦54センチ、横43センチ。伊北部在住の個人の所蔵といい、そのコレクションの整理に携わったディリコさんが2009年に確認。スペイン風の衣装を着た東洋風の青年が描かれ、裏側に「Mansio

    天正遣欧使節・伊東マンショの肖像、伊で発見 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
  • 中国「百度」製ソフト、入力の日本語を無断送信 : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    中国検索最大手「百度(バイドゥ)」製の日本語入力ソフトについて、使用するとパソコンに入力した全ての文字情報が同社のサーバーに送信されることが分かり、内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)や文部科学省は、中央省庁や大学、研究機関など約140機関に使用停止を呼びかけた。 読売新聞の調査では外務省のほか、東京大など少なくとも12大学の一部パソコンで導入されていることが判明。NISCは「重要情報漏えいの可能性は否定できない」としている。 問題となっているソフトは「バイドゥIME」。2009年に公開された無料ソフトで、昨年1月のバイドゥ社日法人の発表によると日国内で約200万人が利用している。 今月中旬、IT企業の調査で、初期設定のまま使用すると、パソコン上で打ち込んだメールや検索の単語、文書編集ソフトで作成した文書など、全ての文字列が自動的に同社のサーバーに送信されていることが判明。各パ

    中国「百度」製ソフト、入力の日本語を無断送信 : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
  • きれいな井の頭池に…水抜き、底を天日干し : 環境 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    よみがえれ、井の頭池――。 水質が悪化し外来魚が増えた東京都立井の頭恩賜公園(三鷹市、武蔵野市)の井の頭池で、いったん池の水を抜いて、池底を天日干ししたり、外来魚を駆除したりする取り組みが始まった。「かいぼり」と呼ばれる事業で、都や地元自治体などは2017年の開園100周年に向けて、「かつてのきれいな池を取り戻したい」と話している。 事業を行うのは、都や三鷹、武蔵野両市、地元商工団体などでつくる「井の頭恩賜公園100年実行委員会」。06年の発足後、開園100周年に向けた取り組みを検討する中で、井の頭池の再生が大きなテーマとして浮上した。 都によると、井の頭池はかつて、湧水量が豊富で池底が見えるほどに澄んでいた。しかし、戦後、地下水のくみ上げなどが原因で湧水が枯渇。1963年から井戸水が供給されており、現在は8か所から毎日約4000トンの井戸水が送られている。それでも、供給量は昭和初期の湧水

    きれいな井の頭池に…水抜き、底を天日干し : 環境 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
  • 団地ヤギ、雑草完食し任務終了…惜しむ声しきり : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    都市再生機構(UR)が東京都町田市の町田山崎団地で続けていたヤギ4頭を使った実証実験が29日、終わる。 2か月間で5000平方メートルの雑草をほぼべ尽くし、住民の心を和ませる「予想外の効果」(UR)も生んだ。「もっといて、さびしい」と記された住民の貼り紙も現れた。任務を終えてレンタル業者の元に戻るヤギとの「お別れ会」が、同日午前11時から現地で開かれる。 オス1頭、メス3頭のヤギは、9月24日から団地内の谷間に放し飼いにされ、日中、ススキやヨシ、セイタカアワダチソウなどをべ歩いた。夜になると自分でテント小屋に入り込み、台風の時もここで雨風をしのいでいた。 当初は、ふんの臭いなどを心配する声もあったが、ヤギは次第に住民の心に溶け込んでいった。居住区とは柵で仕切られたが、谷を見下ろす団地内の「三の橋」では、のんびり暮らすヤギを眺める住民が日に日に増え、幼稚園児たちも草をべさせるなどした。

    団地ヤギ、雑草完食し任務終了…惜しむ声しきり : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
  • 自転車事故、厳罰化…重過失傷害罪で3人起訴 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    自転車で人身事故を起こした運転者の責任を重くみて、検察が起訴するケースが相次いでいる。 東京地検だけでも、8~9月に3件の事故で重過失傷害罪を適用し、3人を東京地裁に在宅起訴した。検察はこれまで、誰もが利用する自転車の事故で運転者の刑事責任を問うことに慎重だったが、悪質運転による重大事故が増えてきたことを踏まえ、厳罰化へカジを切った。 ◆自転車で重体 「被害者には大変申し訳ない。ただ、まさか自転車事故で被告になるとは思わなかった」。自転車同士の衝突事故で起訴された会社員の男性(38)は、9月30日の東京地裁での初公判後、戸惑い気味に答えた。 事故は今年2月9日明け方、東京都台東区の見通しの悪い丁字路交差点で起きた。男性が一時停止の標識を無視して左折し、出勤途中の60歳代の女性の自転車に衝突したとされた。男性は事実経過をほぼ認めているが、弁護人は「男性は減速していた。一時停止無視だけなら重過

  • ゴミ捨てに出た女性の家に侵入、待ち伏せし乱暴 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    北海道警札幌中央署は25日、札幌市中央区南10西13、無職鈴木重雄被告(38)(強盗罪などで起訴)を強盗強姦(ごうかん)と住居侵入の疑いで再逮捕した。 同署幹部によると、鈴木被告は約1年前から札幌市内で相次いだ強姦や強制わいせつなど十数件の事件への関与を認めており、同署が裏付けを進めている。発表によると、鈴木被告は8月27日未明、札幌市内の20歳代女性のマンションに侵入し、ゴミ捨てを終えて部屋に戻った女性に乱暴し、現金約1万5000円を奪った疑い。女性が部屋を出たのを確認した上で、無施錠の玄関から侵入し、犯行に及んだという。鈴木被告は容疑を認めている。

  • 北へ帰る脱北者続出…「生き地獄」韓国批判 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    【ソウル=中川孝之】北朝鮮から苦難の末、韓国に逃れた後、再び北朝鮮に戻る脱北者が続出している。 昨年の金正恩(キムジョンウン)体制発足後、12人に達し、全員が「生き地獄だった」と韓国批判を展開した。脱北者の増加を危惧した北朝鮮側の工作があるとみられるが、韓国定着に失敗した脱北者の中には、自ら北朝鮮入りを図るケースも出始めている。 北朝鮮の朝鮮中央通信によると、7月に再入国した元脱北者の「座談会」が9月30日に平壌で開かれた。このうちチャン・グァンチョル氏(33)は「韓国では職探しが大変で給料も韓国人の半分以下。悪夢の日々だった」などと語った。 北朝鮮メディアが、元脱北者の「座談会」や記者会見を報じ始めたのは昨年6月、ソウルで6年間生活した後に帰国した女性の例からだ。報道内容は▽中国韓国情報機関にだまされ、連行された▽韓国生活は最低だ▽正恩氏は罪深い私を許してくれる――で共通。韓国政府は、

  • 「見て感染」サイト急増…トヨタ・環境省も被害 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    官公庁や企業のウェブサイトを見ただけでウイルスに感染するケースが急増している。 閲覧者を自動的に別のサイトに誘導するよう改ざんされており、今年7月末までの4か月間に確認された改ざんサイトは2500件以上に上り、昨年度1年間の件数に匹敵する。専門家は「閲覧者が感染に気づかないまま、個人情報が流出している可能性が高い」と警告している。 セキュリティーに関する情報提供などを行う一般社団法人JPCERT(ジェイピーサート)によると、今年4月~7月末に届け出を受けたサイト改ざんは2953件に上り、昨年度の2856件を超えた。そのうち、画面を書き換えるだけの従来型の改ざんは約1割で、残る2500件以上は、閲覧者を不正サイトに誘導し、ウイルスに感染させるタイプだった。閲覧者のパソコン画面には誘導先サイトが表示されない細工がされ、気付きにくいという。 トヨタ自動車の場合、6月5日に改ざんされ、5日後に外部

  • 日本脳炎 「蚊に刺されるな」…福岡 調査した豚すべて日本脳炎 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    福岡県は、人への日脳炎の感染の危険性が高まっているとして、「蚊に刺されないようにしてほしい」と注意を呼び掛けている。 日脳炎は、ウイルスを持った蚊に刺されることによって感染する。昨年は全国で2人の患者が発生し、うち1人は福岡県内だった。 県は、ウイルスに敏感で感染蔓延(まんえん)の指標にされる豚を調査。 8月6日に採血した10匹全てが日脳炎に感染していたため、注意喚起を出した。予防策として▽十分な栄養をとり、過労を避ける▽子どもは予防接種を受ける――を挙げている。

  • アルゼンチンアリを一網打尽…環境研が駆除法 : 環境 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    家屋に行列を作って侵入し、べ物に群がったり、就寝中の人の体をかんだりする南米原産のアルゼンチンアリを、効率良く駆除する方法を開発したと、国立環境研究所などが発表した。 このアリは攻撃性が強くて繁殖力も高く、在来のアリを駆逐してしまうため、国が「特定外来生物」に指定。自治体などに対策を促しているが、これまで効果的な根絶方法がなかった。環境省は成果を踏まえ、「防除の手引き」を改定した。 アルゼンチンアリは1993年に広島県で確認されて以来、東京、神奈川、静岡など計12都府県で見つかっている。同研究所は、殺虫剤フィプロニルを混ぜた餌を、アルゼンチンアリのいる東京都大田区の道路や建物沿いに5~10メートル間隔で置いた。その結果、生息数が4か月で5分の1に減ったことを確認。この餌を置かない地区では逆に約84倍に増えた。 フィプロニルは、昆虫の神経系に時間をかけて作用するため、アリは餌を巣に持ち帰り

  • 内部メール誰でも閲覧「グーグルグループ」利用 : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    インターネット上でメールを共有できる米グーグルの無料サービス「グーグルグループ」で、個人情報や中央官庁の内部情報など少なくとも6000件以上が、誰でも閲覧できる状態になっていることが分かった。 確認できただけで4省庁の職員が業務に関するメールを公開しており、このうち環境省の幹部らは、今年1月に合意された国際条約の交渉過程を流出させていた。他国との会談内容も明かしており、同省は「セキュリティー意識が甘かった」としている。 グーグルグループは、登録者の間で同時にメールを配信できるサービス。ただ、初期設定のままだと閲覧制限がかからないため、気づかないまま情報を誰でも見られる状態にしているケースが多いとみられる。 読売新聞が調べたところ、全国の七つの医療機関や介護施設のメールで300人以上の病状が掲載されたカルテなどが公開状態になっていた。このほか、高校生の健康診断や中学生の家庭環境、政党の支持者

  • 娘の公金横領、告訴やめて…町議が町長に依頼 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    岐阜県養老町の皆川雅子町議(72)(4期)が、自分の娘で、公金を着服したとして解雇された元嘱託職員(45)を告訴しないよう大橋孝町長に頼んでいたことが17日、町議会の報告書でわかった。 報告書はさらに、2010年に娘の採用を町幹部に働きかけたとも指摘。事件発覚後の今年3月、町議会は議員辞職を勧告したが、皆川町議は「体調不良」を理由に会議を欠席している。 養老町は同月、元嘱託職員が勤務していた町斎場の施設使用料約100万円を着服したとして、解雇するとともに業務上横領容疑で告訴した。着服総額は約1000万円とみられる。施設使用料の明細書に不審点があるのを別の職員が見つけ、発覚した。 皆川町議は議長経験もあるベテラン。町が元嘱託職員の告訴準備を進めていた今年2月4日、町長室で大橋町長に対し、「突然告訴と言われても困る。穏便にお願いしたい」と求めたとしている。大橋町長は拒否したという。