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2018年6月23日のブックマーク (2件)

  • Rome!|野口悠紀雄

    「キーツ!」「いや、シェリー」の超高尚論争ができないと、映画「ローマの休日」の主人公にはなれない。なお、「ローマの休日」には、覚えておくと便利な万能答弁術もある。実用的価値満点! 映画「ローマの休日」の最初の方にある場面。 アメリカの新聞記者ジョーは、ローマの街角で、朦朧としている見知らぬ女の子を見つけてタクシーで送ろうとしたのだが、彼女はジョーのアパートまでついてきてしまった。 ジョーは、「ベッドで寝るのでなく長椅子で寝ろよ」と厳命する(And you do your sleeping on the couch, see? not on the bed, not on the chair: on the couch; is that clear? )。 つまり、couch、couch とわめきたてたわけだ。 女の子(実はアン王女)はそれに答えず、「私の好きな詩を知ってて?」と、 Arit

    Rome!|野口悠紀雄
  • 会社は学校じゃないと言われて、意気込んで入ったら学校より学校だった話

    「会社は学校じゃねぇんだよ」という言葉が流行った。今ではドラマになっている。画一的に並べられた椅子に固定され、個性を出せず、一方的な授業を浴びせられる毎日に辟易としていた若者たちにとっては、「会社は学校じゃない」という言葉は希望の言葉に聞こえるはずだ。 だが、果たして当にそうだろうか。 ここでいう学校というものが、思考と行動の自由がなく、違いが迫害される個性を殺す箱だったとするならば、僕は会社は学校以上に“学校”なのではないかと思えてならない。 事実、筆者は学校の画一的な雰囲気が苦手だった。 元々、幼少期にモンテッソーリ教育を受けたこともあり、理解が早かった。小学校の時、授業ですでに理解していることを、延々と座らせ続けられ、一方的に語られる時間は地獄だった。 私はその先のページにどんな問題があるのかパラパラと見ていた。先生は言う。「今は◯◯ページです。協調性がないわね」と。 仕方なく私は

    会社は学校じゃないと言われて、意気込んで入ったら学校より学校だった話