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ブックマーク / tannomizuki.hatenablog.com (9)

  • プロダクトマネージャーに訊く #1:ランサーズ木下さん - 小さなごちそう

    ― まず簡単に自己紹介をお願いします。 ランサーズ株式会社でプロデューサーをしている木下です。 前職はNTTデータでエンジニアをしていました。2012年にエンジニアとしてランサーズに入社しました。入社して1年ほどしてエンジニアから企画側に変わってプロダクトマネジメントを担当するようになりました。 ― ランサーズさんのプロダクトについて教えて下さい。 社名と同じランサーズというサービスを提供しています。ランサーズは「仕事を依頼したい人」と「仕事をしたい人」をマッチングするクラウドソーシングサービスです。 ランサーズを使えば、スキルを持っている方が住んでいる場所に関係なく仕事ができます。仕事の7割が東京からの依頼なんですが、受注の7割が東京以外と、ランサーズを通じて都心の仕事を地域に再分配できています。 色々な事情で普通に会社勤めをして働けない方が沢山いらっしゃいます。親の介護のために地方にい

    プロダクトマネージャーに訊く #1:ランサーズ木下さん - 小さなごちそう
  • プロダクトマネージャーに求められる知識・スキル・コンピテンシーとは - 小さなごちそう

    プロダクトマネージャーのスキル標準を作れないかと思い、まずは項目を整理してみた。これからPMを目指そうという方や、PMとしてスキルアップしたいと考えている方の参考になれば嬉しい。(なお、インターネットサービスのPMを想定している) 知識 市場・事業・ユーザーに関する知識 プロダクト開発プロセスに関する知識 Webサービス、スマホアプリ固有のデザインパターンに関する知識 UIトレンドの理解、技術的な実現可能性の理解 スキル 問題の構造的理解とソリューション考案力 システム思考、デザイン思考、ロジカルシンキング、マーケティングの基フレームワークを使いこなす力 コンフリクトマネジメント力 優先度判断、妥協点の発見 コミュニケーション力 伝達力、理解・共感を得る力、ファシリテーション力 コンピテンシー 変革力 前提を覆しパラダイム転換を志向する意欲 粘り強さ 難易度の高い問題に取り組み続ける力

    プロダクトマネージャーに求められる知識・スキル・コンピテンシーとは - 小さなごちそう
  • プロダクトマネージャー制度を導入するにはどうすれば良いのか - 小さなごちそう

    KAIZEN platform Inc. 技術顧問 伊藤直也さんの、プロダクトマネージャーに関するツイートがとても示唆に富んでいるのでまとめさせていただく。 ソフトウェアエンジニアのひとがなにかと口うるさいの、組織的な怠慢のツケをはらう羽目になるのがだいたい自分たちだから、というのはあるだろうね。ごまかしがきかない仕事だし — Naoya Ito (@naoya_ito) 2015, 10月 21 良く見る典型例は、企画とか品質を保証する仕事までエンジニアに丸投げして、エンジニア側にはその期待値がなくてお互いの思惑がずれる、みたいなケースだな。この場合にエンジニアがしょぼいものを作るから、と指を指されてるけど、問題は製品企画開発の責務を組織の中で曖昧にしてるところにある — Naoya Ito (@naoya_ito) 2015, 10月 21 たまたまエンジニアの中にそこまで含めて上手な

    プロダクトマネージャー制度を導入するにはどうすれば良いのか - 小さなごちそう
  • プロダクトマネージャーとプロジェクトマネージャーはどう違うのか - 小さなごちそう

    両方ともPMと略されるため混同する人が多いが、プロダクトマネージャーとプロジェクトマネージャーは明確に役割が異なる。 Quoraに素晴らしく簡潔な回答があったので引用して紹介する。 Product managers own "What" and "Why". Project managers own "How" and "When". (a simplification, but generally holds true) Ian McAllister's answer to What's the difference between a Project Manager and a Product Manager? - Quora プロダクトマネージャーは、「何を作るか」「なぜ作るのか」に責任を持ち、プロジェクトマネージャーは、「いつまでに作るか」「どうやって作るか」に責任を持つ。 別の言

    プロダクトマネージャーとプロジェクトマネージャーはどう違うのか - 小さなごちそう
  • プロダクトマネジメントに関する5つの誤解 - 小さなごちそう

    Extreme Swiss Army knife by Sneed 職のプロダクトマネージャーではない人たちによく見られる、プロダクトマネジメントについての誤った認識がまとめられている。 ざっくり意訳してご紹介。 誤解1. プロダクトマネジメントは「自明なこと」をまとめるだけだ プロダクトマネージャーは普通の人が自明だと考えていることを疑うのが仕事だ。普通のドライバーはコーナーで減速するだろうが、モータースポーツではコーナーで加速するように教わる。より少ないことはより豊かなこと、制約は有益、スピードアップするために減速する、というわけだ。 誤解2. プロダクトマネジメントとは追加機能を考えることだ 実は単純な機能追加で問題が解決することは非常にまれだ。これをスーツ族に理解してもらうのは、当に当に難しい。 プロダクトが使われないのは機能が足りないからではない。顧客ターゲットの設定を間違

    プロダクトマネジメントに関する5つの誤解 - 小さなごちそう
  • デザイン的プロセスにおける主観の重要性 - 小さなごちそう

    インサイト調査をどうすれば組織的にかつ再現性高く行えるか考えている。インサイトについて調べるなかで、明治大学 水野誠先生のとても興味深い論文を発見した。 デプスインタビューの経験が豊富なプランナーは「相手の経験を追体験」し,「人生をシェア」することを目指すという.これは,石井 (2009) がいう「対象に棲み込む」行為に近い.その結果,たとえていえば「イタコ状態」になり,当人がいなくても自分が質問に答えられるぐらい一体化することが目標とされる. 広告クリエイターはいかにインサイトを獲得するか?(PDF) 少数者への取材・インタビューで有意なインサイトを得られるのか、という論文。Wieden+Kennedyのプランナーにインタビューした結果がまとめられている。面白い。 データより自分としてどう思うか、自分の奥さんならどう思うかをシミュレーションする。自分とは性・年齢が違う場合でも共通点を探す

    デザイン的プロセスにおける主観の重要性 - 小さなごちそう
  • 「ペルソナ」を捨てて、JTBD(Jobs-To-Be-Done)モデルでターゲット顧客を定義せよ - 小さなごちそう

    まずはこんな逸話から。 あるファストフード企業がミルクシェイクの売上を改善したいと思った。 ミルクシェイクの購入者属性を整理し、同一の属性を持つ人を対象に、重めがいいか軽めがいいか、フルーツ味かチョコレート味か、など、どんなミルクシェイクが理想的か尋ねた。調査はうまく進み、特定したターゲットの好みをもとに製品を改善したが、売上は全く改善しなかった。 そこで別のチームが再び調査を行った。調査チームは店舗で来客を一日中観察した。すると早朝にミルクシェイクを買う客が多いことに気がついた。早朝の購入者になぜミルクシェイクを買ったかを尋ねると、 長い車通勤の間に片手で手間なく飲める 一気に飲めないので暇つぶしになる 腹持ちが良い といった理由だとわかった。 この調査結果をもとに製品開発を再度行ったところ売上を改善することができた。 最初の従来型のマーケティングリサーチではWhat(どんなミルクシェイ

    「ペルソナ」を捨てて、JTBD(Jobs-To-Be-Done)モデルでターゲット顧客を定義せよ - 小さなごちそう
  • ブレストをやめて、ペイン・ストーミングを始めよう - 小さなごちそう

    問題解決をスムーズに行うために、ソリューションではなく問題構造を明らかにしようという記事を書いた。まず顧客課題を明らかにしないと、ソリューションが適切かどうか判断することができない。 とはいえ人間の習慣はなかなか変えられないので、複数のメンバーでブレストをしているとどうしてもソリューションのアイデアを出し合う場になってしまう。 そういう時は、ペイン・ストーミング(Painstorming)を試してみよう。 ペインストーミングは次の4つのステップで問いかけを行う。 ※ペイン(PAIN)の頭文字になっている。 Person 誰の課題を解決するのか。 Activities 彼らは毎日行っていることは何か、そしてその結果はどうなるのか。 Insights 目的達成のために次善策として工夫していることは何か。彼らが仕方なく行っている行動やプロセス、仕方なく使っているツールは何か。 Needs 顧客の

    ブレストをやめて、ペイン・ストーミングを始めよう - 小さなごちそう
  • プロダクトマネージャー宣言 - 小さなごちそう

    プロダクトマネージャーを目指す人にとって指針となるようなマニフェストを、日語で作りたいと思っている。 僕自身も修行中の身だが、僕がプロダクトマネジメントを行う際に気をつけていることをマニフェスト風にざっと書き出してみた。 まだ粗々なのでここからブラッシュアップして行きたい。 私たちは、ユーザーに愛されるプロダクトによって利益を生み出すことに情熱を持っています 私たちは、プロダクトの力で難しい問題を解決できると信じています 私たちは、問題の定義が最初の仕事であることを知っています。 私たちは、ターゲットとその課題を定義すること無しに良いプロダクトを作れないことを知っています 私たちは、要件定義はゴールではなく出発点であることを知っています 実現可能性のあるアイデアを選定するのは私たちの仕事です。 私たちは、自分の考察に盲点があることを知っています。 私たちは、多数決ではイノベーションが生ま

    プロダクトマネージャー宣言 - 小さなごちそう
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