アミスタッド号事件を題材にスティーヴン・スピルバーグが映画化。第70回アカデミー賞で助演男優賞、撮影賞、作曲賞、衣装デザイン賞にノミネートされた。 ドリームワークス設立後、同社からのスピルバーグ監督作・第1号である。興業的には成功しなかったが、その内容は史実を忠実に再現したとされ、『シンドラーのリスト』に続く歴史映画の傑作として高い評価を得た。 1839年、アフリカで妻子と平穏に暮らす24歳のシンケは、村を襲ったライオンを倒したことで村人たちから頼られていた。しかし村は奴隷商人に襲われ、シンケは53人の仲間と共に拉致された。 2ヶ月後、帆船アミスタッド号に商品(奴隷)として積み込まれたシンケと仲間は、過酷な扱いで39人に減っていた。キューバ沖で鎖を解くことに成功し、白人の乗組員を次々と惨殺するシンケたち。操船も地理も分からない黒人たちは、舵取りのモンテスら2名の白人を生かして故郷に戻せと命
超過激なアポなし突撃取材で、社会問題を一刀両断してきたマイケル・ムーア。アメリカの銃規制をテーマにした『ボウリング・フォー・コロンバイン』で米アカデミー賞®長編ドキュメンタリー賞を受賞、対テロ戦争を題材にした『華氏911』でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞、『シッコ』ではアメリカの医療制度に、そして『キャピタリズム~マネーは踊る~』では資本主義に深く切り込んだ。しかし、待望の最新作『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』はいつもとはどこかが違う!なんとムーアはこれまで一貫して批判してきたはずの権力の片棒を担ぎ、アメリカの “侵略”政策に参加してしまうのだ!ムーアに課せられたミッションは、世界のジョーシキを根こそぎ略奪すること―。今のアメリカに最も必要なものなのだ。 “侵略”する先々で知ることになる事実、ちりばめられたブラック・ユーモア、予定調和で終わらない“侵略”行為。アメリカ人だけでなく
前回、シネフィルでも情報をお伝えしたマイケル・ムーア監督の新作。 ついに、映画祭に向けての予告が解禁された。 アメリカが銃の問題(『ボウリング・フォー・コロンバイン』Bowling for Columbine, 2002) 対テロ戦争(『華氏9/11』Fahrenheit 9/11, 2004) 医療制度(『シッコ』Sicko, 2007) 経済危機(『キャピタリズム~マネーは踊る~』Capitalism: A Love Story, 2009)を取り扱い、毎回物議を醸すドキュメンタリー映画を創り続けているムーア監督。 今回のテーマも、アメリカにとってもっとも、巨大産業。そして国益がからむ「軍産複合体」をテーマにしているというだけに、、極秘裏に製作されてきたというこの作品。。 予告を見ると、ムーア監督アメリカ国旗を片手に奮闘中の姿が--- タイトルは原題『Where To Invade N
このブログは今年の4月に開設したばかりだったので終戦の週にこの映像を思い出し、改めて記事として紹介してみることにしたのだ。 2015年8月10日に記事を公開してからシェアやRTにより大きな反響を呼び、さらに映像の中に1948年11月公開の映画「四十三丁目の奇蹟」のポスターが貼られていることを発見した人から1948年秋の映像ではないか?という指摘が寄せられた。 その後、クルマやスクーターなどに詳しい人からも1948年説を裏付ける情報をもらったので、元記事のタイトルや内容は変更せずに文末に新しく判明した事実を追記するカタチをとった。1946年と思って書いたので終戦直後というタイトルにしたが後に1948年と年代特定されたので終戦から3年後ということになる。 私も新橋の撮影ポイントに行ってカメラ位置を検証したり音楽PVで使われていた映像の元素材を何度も見たりしていたが、いくつかの疑問があった。 【
2014.12.30 ソニーPEへのハッキングを朝鮮悪魔化に利用した米政府だが、内部犯行だった可能性が強まった カテゴリ:カテゴリ未分類 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(PSE)がハッキングされ、アメリカ政府はすぐに朝鮮が黒幕だと断定、同国を批判した。当初は朝鮮とハッキングを結びつける証拠はないとしていたFBIも途中、根拠を示すことなく政府に同調したのだが、外部の専門家はこの結論に懐疑的。ここにきて内部犯行説が強まっている。 この騒動の結果、PSEが製作した映画「ザ・インタビュー」が注目され、アメリカでは大ヒットしているようだ。この映画は朝鮮の金正恩第一書記を暗殺する「コメディー」。本ブログではすでに指摘したように、少なくとも2名のアメリカ政府高官が映画のラフ・カットを、つまり編集途中の映像を6月の終わりにチェックして有効なプロパガンダだと賞賛していたという。第一書記の頭を吹き飛ば
2014.12.20 米政府が製作に関与、有効な宣伝になるとしていた映画封切りが中止になり、米大統領は朝鮮批判 カテゴリ:カテゴリ未分類 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(PSE)がハッキングされ、同社の製作した「ザ・インタビュー」の封切りが中止されたという。朝鮮の金正恩第一書記の暗殺をテーマにした「コメディ」で、同第一書記の頭を吹き飛ばす場面があるという。 封切りされないとなると、大半の人は映画を見られないのだが、デイリー・ビースト(ニューズウィーク誌系)によると、少なくとも2名のアメリカ政府高官は映画のラフ・カットを、つまり編集の途中で見て、6月の終わりには映画を有効なプロパガンダだとして賞賛していたとも報道されている。これは外部に漏れた電子メールで発覚した。つまり、この映画の製作にアメリカ政府が関与しているということ。第一書記の頭を吹き飛ばす場面は国務省の意向だったともされてい
This is a unique film in Disney Production's history. This film is essentially a propaganda film selling Major Alexander de Seversky's theories about the practical uses of long range strategic bombing. Using a combination of animation humorously telling about the development of air warfare, the film switches to the Major illustrating his ideas could win the war for the allies. After its initial r
2014.08.12 イスラエル軍のガザにおける虐殺を批判した俳優夫妻をハリウッドがブラックリストに載せるとの話 カテゴリ:カテゴリ未分類 アメリカの映画界を「ハリウッド」と呼ぶことが多い。そのハリウッドを象徴する映画賞が「アカデミー賞」。2007年に公開された「ノーカントリー」でハビエル・バルデムが助演男優賞を受賞、そして2008年に公開されたウッディ・アレン監督の「それでも恋するバルセロナ」でペネロペ・クルスが助演女優賞を受賞している。 バルデムとクルスはスペインの俳優で、婚姻関係にあるのだが、そのふたりがハリウッドのプロデューサーの逆鱗に触れ、「ブラックリスト」に載せられるのではないかと言われている。イスラエル軍のガザにおける虐殺を批判したことが原因だ。 イスラエルはガザで破壊と殺戮を繰り返してきたが、今回は6月に西岸で3名のイスラエル人ティーンエイジャーが殺害された責任をイスラエル
『インセプション』(原題: Inception)は、2010年より公開されたアメリカ合衆国・イギリスの映画。クリストファー・ノーラン脚本・監督によるSFアクション映画である。 音楽はハンス・ジマー。編集はリー・スミス。レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、マリオン・コティヤール、エリオット・ペイジ[注 1]、トム・ハーディらが出演する。 2010年7月16日にワーナー・ブラザースの配給で全米で公開され、全世界で8億2,600万ドル以上の興行収入を記録し、2010年の興行収入ランキングで4位となった。第83回アカデミー賞では作品賞、脚本賞などの8部門にノミネートされ、撮影賞、視覚効果賞、音響編集賞、録音賞を受賞した。 冒頭、海岸で目覚めるドム・コブは、年老いたサイトーと食事をする。 その全く同じ部屋で現在のサイトーとコブは相棒のアーサーと食事をしながら、アイディア
支配は武力ではなく、マインド・コントロールによってのみ達成される 「すべては、マインド・コントロールに始まって、マインド・コントロールに終わる」。 たった、今この瞬間も、私たちはマインド・コントロールにかかっています。 マインド・コントロールにかかっていない人間など、一人もいないでしょう。 文明そのものが、マインド・コントロールの「家」であり、法治国家自体が、マインド・コントロールによって形成されているからです。 たとえば、ネットは今後、物凄い勢いで「クラウド化」が進んでいきます。 全貌が見えないので、用心深い人々は二の足を踏んで警戒するでしょう。 しかし、やはり、その便利さ、軽快さには抵抗はできず、結局、誰でも使用するようになっていくでしょう。 すでに、無料ブログがそうですし、フリーメールもそうですし、SNSやツイッター、その他、さまざまなプラットフォームビジネスが、コンピュータ・クラウ
『クライシス・オブ・アメリカ』 (The Manchurian Candidate) は、2004年のアメリカ合衆国のサスペンス映画。監督はジョナサン・デミ、出演はデンゼル・ワシントンとメリル・ストリープなど。 原作はリチャード・コンドン(英語版)の小説『影なき狙撃者』であり、1962年の同名映画に続いて2度目の映画化である。ただし、本作はコンドンの原作小説だけでなく、ジョージ・アクセルロッド(英語版)による1962年の映画脚本も原作としたリメイクである。 ストーリー[編集] ベネット・マルコ少佐(ワシントン)は、1991年の湾岸戦争中に米陸軍部隊を指揮した。彼の部下であるレイモンド・ショー一等軍曹(シュライバー)は、待ち伏せ攻撃を受けたクウェートでの偵察中に1人で敵と交戦し、2人を除く偵察隊員全員を3日間かけて砂漠を越えて安全な場所に避難させたとして名誉勲章を授与された。ショーは現在、連
ジーザス・キャンプ ?アメリカを動かすキリスト教原理主義? : 松嶋×町山 未公開映画を観るTV [DVD] 出版社/メーカー: アニプレックス発売日: 2011/01/26メディア: DVD購入: 6人 クリック: 102回この商品を含むブログ (20件) を見る 「松嶋×町山 未公開映画祭」においてレンタルした(予告編)。 本作の背景にはサミュエル・アリートの合衆国連邦最高裁判事の就任があるのだが、観終わった後はそんなことすっかり忘れ、キリスト教福音宣教会のフィッシャー女史の巧みさと自信に満ちた表情、並びに彼女の元に集う子供たちの姿ばかりが印象に残る。 ワタシ自身の信仰については以前対談で語ったことがあるが、一応洗礼を受けているとはいえ、自分のことをキリスト教徒と自称できないだろうという気持ちに今も変わりはない。そういう人間から見て、本作の内容はフクザツな気分にさせるものだった。 本作
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