プロダンサーの夢をあきらめて陸上自衛隊に入り、膝の怪我と失神などの病気に悩まされた挙句に19歳で自殺した小川賢二さん。産みの母はフィリピン出身。元2等陸士。自衛隊は否定するが、いじめを受けた疑いが濃厚だ。「KEN JL」のステージ名で踊っていた(小川さんのフェイスブックより)。 2013年の年の瀬。特定秘密保護法の成立や生活保護費削減、沖縄県知事による辺野古埋め立て承認に、自民党議員や高級官僚らは喜んでいるかもしれない。一方で、国を守る立派な仕事だと聞かされて自衛隊に入った子供を突然失い、悲しんでいる人たちがいる。北海道で自営業を営む小川透さんの息子・賢二さんは、陸上自衛隊に入隊した1年目の秋、2012年11月28日に自殺した。享年19歳。「水たまりでもすすってろ」「(倒れても)肩貸すな」「E.T.(イーティー)」。ケガと病気、そしてフィリピン系の顔立ちを理由に、陰湿ないじめを受けていた疑
大晦日。年越しと正月の買い物はあらかた昨日に済ませた。今日になっていざとなるとどの店も混んで面倒だからだ。そのわりに、あるいはそのせいなのか、のんびりと朝起きて、ああ、今日は大晦日だったな、と改めて思ったりもした。今年はどんな年だったか。 今年、個人的に一番大きなできごとは、自著『考える生き方』(参照)を出したことだった(参照)。これまでブログを読んでいた層とその少し先の域のかたまでよく読んでいただけて嬉しかった。ありがとう。 この本では、本人としてはブログにこれまで書かなかった、どちらかというとパーソナル部分を、普通の市民の立場から書くことで、もう少し広い層にまで届くことを願っていた。 客観的に見れば、それは充分にはかなわかったかと思う。非力だった。書籍のビジネスとしては成功とはいえないし、その線で僕がまた本を書くことはないんじゃないかとも思う。 それでも個人的には、60歳の時点でこの本
[公式参拝の是非] 首相もしくは政府を部分的にであれ代表する立場にある人物(これは中立性が厳密に求められる行政府と司法府に限られるべきだろう)がどのような宗教施設であれ「公式参拝」するのは容認できない。これはもちろん政教分離の原則からである。ただしこれは、例えば首相が、外交や儀礼、観光において「非宗教的な文脈」で宗教施設を訪問することまでも否定しているのではない。 [公式参拝の外形、三木四原則の評価] 公式参拝は違法なのだから、合法的な参拝はすべて私的参拝である。その境界は、実際的には「宗教的な目的での参拝において、宗教的な祭祀に公費の負担があるかどうか」のみにある。私的参拝・公式参拝の区分が問題になった三木内閣では当時の三木首相が私的参拝であるための四原則の基準を打ち出している。 ・玉ぐし料は公費にて出費しない ・公用車を用いない ・公的な肩書を用いない ・公務の随行者を伴わない この四
総理大臣が靖国神社参拝したら外人がすごい怒って、ヤッベーみたいになっている。 こういう時に感情的になってはならない。大切なことは過去から学ぶということです。そんなわけですから、本日は明治二年に起きた靖国問題をひとつの事例として紹介したいと思います。 靖国神社っていうのは元々は招魂社っていう名前で、明治の二年七月に東京九段坂に設けられ、その時には五日間の大祭が施行されました。 大祭ですからいろんなオッさんが、様々な物品を奉納するわけですけど、残念なことにその中で熱血すぎるオッさんがいた。 このオッさんは熱血すぎる以外は良い人で、とにかく国のために死んだ奴らが喜ぶのもを奉納しようとすごく悩んだんだ。それは良いんだけども、いろいろ悩みすぎた結果、オッさんは武者がキリストを踏み潰している旗を奉納するという最低すぎるアイデアを思い付いてしまった。 これは再現画なんだけど、絵師が知識とか曖昧なまま描い
ヤンキー文化論という名称 ヤンキー文化論という名称は、あまり適切ではない。なぜならヤンキー文化という存在が、曖昧になってしまうからだ。 ヤンキーとはなにか? みんな大好き wikipedia を見ると、ヤンキーというのは、蛮カラから始まっているということになっている。 明治時代の蛮カラは、基本的に地方の良い家の息子たちだ。あの当時は資金的な余裕がなければ、学問はできない。だから彼らは、普通に生活が出来る程度の仕送りはもらっている。 しかしながら彼らは、炊事や家事などしたことがない。ある意味、生活力のない人々である。さらに言うと、金銭の使い方のバランスもおかしい。月初めに肉と本を買った後は、友人の金頼みという者すらいる。汚い服を着ていては、体面に関わるという概念に乏しい変人もいる。そんなわけで自然に弊衣破帽(破れた帽子に汚い服)になってしまう。 汚い格好でありながら、学問に邁進し、若者らしく
テレビアニメの『ドラゴンボール改(カイ)』やハリウッド映画の『ドラゴンボール エボリューション』、オンラインゲームの『ドラゴンボール オンライン』が大注目を浴びる2009年。まさに『ドラゴンボール』の年といっても過言ではない今年だが、なんと “すまい” の分野にも『ドラゴンボール』の波がやってきた。 なんと、『ドラゴンボール』の世界観のひとつとして頻繁に登場するドーム型の家が「最強の家なのでは?」と、インターネットで大きな話題を呼んでいるのである。さらに、ドーム型の家を専門に取り扱っている業者まで存在するというからオドロキだ。しかし最強といっても、どういう意味で最強なのだろうか? このドーム型の家を専門に取り扱っているジャパンドーム株式会社は、このドラゴンボール式の家をドームハウスと命名し、世界で最も厳しいといわれている建築基準法をクリアし、国土交通大臣の認定を取得したという。つまり、ドラ
さて、ちょっと明日から年末年始の親戚回りをしなければいけないので。 これは今年最後の記事です。 ところで、先日、インドのイダイケ夫人のお話を書いたら こんな趣旨のお便りを頂きますた。 私は、今まで人を責めて暮らしてきました。 人を責めず、自分の行動を顧みることにします。 もっと慎ましやかに生きて行こうと思います。 えっと。 まぁ、その。。 慎ましやかに生きる。 非常に素晴らしい生き方ですが。 ワタスは、何も反省して慎ましやかに生きろとかそんなことを言いたいのではないのでした。 あいつのせいでこうなったんだ。 会社が悪いんだ。組織が悪いんだ。政府が悪いんだ。 あいつさえいなくなれば幸せになれるのに。 そうやって、しきりに外界を攻撃する人は外罰的な人と言いますよね。 その逆。 私はなんてダメなんだろう。 私は欲望の塊だ。私は何の社会のために立ってない。 もっと反省しなきゃ。 そう言う人は内罰的
昨日、参院本会議で国家安全保障会議(日本版NSC)創設関連法案が成立し、年内にも始動するそうです。米国のNSCの猿真似で、スノーデン氏のスッパ抜きで悪名を轟かした米国NSA(国家安全保障局)に倣って、日本版NSAも設置されます。 とは言え、諜報能力を著しく欠いていますから、名前だけは一人前でもその中身はお寒い限り。米国のNSAのような悪事はとても出来ません。まあ、その点は安心なのですが、スパイごっこのために税金が浪費されたら国民は堪りません。 初代の国家安全保障局の局長には、元外務次官の谷内正太郎内閣官房参与が就任する予定で、この人はもちろん、安倍チャンのお友だちです。当然、問題があるわけで、既に悪評紛々の有り様ゆえ、菅官房長官は白紙に戻すことも考えているようです。 「日刊ゲンダイ」は、昨日付で次のように報じています。(http://asumaken.blog41.fc2.com/b
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く