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ブックマーク / gendai.media (125)

  • 知られざる「麻薬大国」ニッポンの裏面史~芸能界「薬物汚染」の源流はこんなところにあった!(辻田 真佐憲) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)

    知られざる「麻薬大国」ニッポンの裏面史~芸能界「薬物汚染」の源流はこんなところにあった! 戦争・麻薬・カネ 文/辻田真佐憲(近現代史研究者) 芸能界の薬物汚染と太平洋戦争 近年、有名人の薬物事件があとを絶たないが、これは何もいまにはじまったことではない。歴史を振り返れば、太平洋戦争の敗戦直後から、芸能界に薬物汚染は広まっていた。当時よく使われたのは覚醒剤、いわゆる「ヒロポン」である。 漫才師で、のちに参議院議員に転身した下村泰は、1984年6月の国会質疑において、ヒロポン中毒に陥った歌手たちの奇行を、次のように赤裸々に証言している。 いわく、楠木繁夫は、ギャラの契約をせず、「ヒロポンを一升瓶で何くれたら幾日間行く」といって仕事をしていた。 いわく、霧島昇は、ヒロポン中毒が進み、1曲歌っては「幕を閉める」といったり、アンコールまでいっているのに「アンコールまだだ」といったりして、司会の自分

    知られざる「麻薬大国」ニッポンの裏面史~芸能界「薬物汚染」の源流はこんなところにあった!(辻田 真佐憲) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)
  • 日本人にとって「ウソ」とは何か? 偽ニュース大氾濫時代を再考する(畑中 章宏) @gendai_biz

    「ウソ」には「ウソ」の歴史がある インターネット上、とくにSNSにおいては、政治問題から社会や芸能、科学や医学の領域にいたるまで、デマ・ツイートは多くの人に信じられ、いったん広まると回収が困難である。 虚偽や誤報の発信者は無名の個人にとどまらず、政治家や識者、ニュースメディアが振りまくこともある。 ウソやデマをつく人物は、現在では批判の対象にしかならない。 しかし、「ウソ」という日語は来どのような意味を持っていたか、“ウソつき”はその人格を否定される存在だったのか。 フェイクニュースと聴衆といった問題を考えるために、ここでは日における「ウソの歴史」を取りあげてみたいと思う。 まずその前に、今日的かつ世界的な“ウソつき”像を紹介しておこう。 トランプ大統領のウソ「1年2140回」 アメリカ合衆国のトランプ大統領は今年に入り、“フェイクニュース大賞”を発表した。 トランプ氏が、事実ではな

    日本人にとって「ウソ」とは何か? 偽ニュース大氾濫時代を再考する(畑中 章宏) @gendai_biz
    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2018/01/31
    のび太の先祖
  • 「エホバの証人の活動のなかで、最もつらかったこと」元信者が告白(いしいさや) @gendai_biz

    漫画家・いしいさやさんの著作『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』が話題だ。エホバの証人の母のもとで育った彼女の、壮絶な体験談が反響を呼んでいる。前回記事では、エホバの証人の全容を紹介した。今回は、信者時代の生活を中心に話を聞いた――。 (前編はこちらから http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54011) 取材・文/伊藤達也 同級生の家に勧誘しに行く 「信者の人が宗教勧誘で自宅に訪問に来る」って、みなさんも覚えがあるかと思うんです。でも、私は「来る」んじゃなくて、「行く」側の人間でした。 それも、自分で「宗教を広めたい」と思っているわけじゃなくて、母親に連れられていくだけでしたから、当に憂でした。イヤでイヤで仕方がなかった。子どもでしたから、当は休みの日は絵を描いたり、友達と遊んだりしたかったです。 訪問して話を聞いてくれる人なんて、優しいお

    「エホバの証人の活動のなかで、最もつらかったこと」元信者が告白(いしいさや) @gendai_biz
  • 「エホバの証人」元信者女性が自分の体験を漫画にした理由(いしいさや) @gendai_biz

    「子供の頃、母に連れられて「勧誘」に行くのは、とても憂でした。いい顔されることはまずないですから……。それでも、まだ幼い私がパンフレットを差し出すと、それだけは渋々受け取ってくれる。すると、母や兄弟姉妹が「えらいね」って言ってくれるんです。子供ですから、褒められるとやっぱり喜んじゃうんですよね。 「エホバの証人」は争いを禁じているので、伺ったお宅でいくらなじられても、喧嘩になることはありません。それに、人たちは「自分たちが唯一正しい宗教」と信じています。どれだけ拒否されても「あの人は楽園にいけないね」と、むしろ心配に思っているんです――。」 そう話すのは、漫画家のいしいさやさん。エホバの証人の信者である母のもと、「二世信者」として育ったいしいさんは、幼い日の体験を8ページの漫画で描き、ツイッター上で公開した。 その漫画は瞬く間に話題を呼び、3万5000回以上のリツイートを記録。「応援し

    「エホバの証人」元信者女性が自分の体験を漫画にした理由(いしいさや) @gendai_biz
  • 虫歯になっても、神経は絶対に抜いてはいけない(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    「何とか歯を残したい」。そんな気持ちで「削る治療」を選ぶ人は多い。しかし、一度歯を削ると、口のなかどころか、全身が蝕まれることをご存じか。 削るとより悪化する 「これまで虫歯の治療と言えば歯を削ることでした。しかし、その考え方はもう古い。安易に虫歯を削ってしまうと、むしろ症状が悪化し、歯を抜かざるを得ない状況につながることが明らかになってきているのです」 こう語るのは、小峰歯科医院理事長の小峰一雄氏。埼玉県で開業して35年以上。歯科医療のプロフェッショナルだ。 虫歯になったら患部を削り、詰め物をしてもらう。小さな虫歯であっても見つければ即座に削る。それがいままでの「常識」だった。しかし近年、歯を削ることが、むしろ口腔内に悪影響を与えるという考え方が有力になっている。 さらに、後述する通り、小峰氏によれば、虫歯は削らなくても、自然治癒によって症状を改善することができるというのだから驚きだ。

    虫歯になっても、神経は絶対に抜いてはいけない(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
  • 東大教授・安冨歩はなぜ「男装」をやめたか〜女性装をしてみたら、私と世界はこう変わった(小野 美由紀) @gendai_biz

    東大教授・安冨歩はなぜ「男装」をやめたか〜女性装をしてみたら、私と世界はこう変わった 「ありのままの自分」で生きる技法 「日の男社会がこんなにも苦しいのはね、タテマエは自由、でも、腹ん中では未だに戦争やってるようなもんだからだよ。表面上は戦後民主主義を装いつつ、精神面では戦時中の靖国精神から脱していない。徴兵制から生まれた『立場主義』と、『ホモマゾ社会』が日の男を死に追い込んでいる」 両親との決別、離婚により家族の呪縛から逃れたことから、この国の根底に潜み、日の男を息苦しくさせているシステムに気づいた東大教授・安冨歩(52)。 しかし彼は、自分を苦しめ、自殺衝動までをも引き起こしているもう一つのストレスの正体に長らく気づいていなかった。(→前回はこちら) 身も心も自由にしてくれた「女性装」のはじまり 第二の飛び降りのきっかけ、それは2013年に初めて体験した「女性装」だった。 もとも

    東大教授・安冨歩はなぜ「男装」をやめたか〜女性装をしてみたら、私と世界はこう変わった(小野 美由紀) @gendai_biz
  • 止まれ暴走老人!脳を見て分かった「高齢交通事故」急増の理由(朴 啓彰) @gendai_biz

    ついにウルトラ高齢社会を迎える日では高齢化が言われて久しいですが、改めて注目すると、意外にも日の総人口は2016年をピークに既に減少段階に入っています(図1)。 一方、総人口に占める65歳以上の高齢者の割合(高齢化率)は年々増加の一途であり、最新のデータでは27.7%(H29年9月15日総務省統計局)になりました。 WHOは、高齢化率によって社会を分類しており、7%を高齢化社会、14%を高齢社会、21%を超高齢社会と呼んでいます。 日は28%をまもなく越えようとしているわけであり、新たな名称が必要となるのです。たとえば、「ウルトラ高齢社会」と命名すれば良いという意見があります。 日の高齢化率は2050年頃に40%まで上り詰め、高齢化率世界一の座は2060年まで維持されます。 「ウルトラ」という名称が相応しいかは別にして、今後40年間は日の高齢化率は断トツなのです。いま世界が

    止まれ暴走老人!脳を見て分かった「高齢交通事故」急増の理由(朴 啓彰) @gendai_biz
  • 「天皇家の葬儀」は、なぜ仏式から神式になったのかご存知ですか(大角 修)

    伊勢神宮には皇室の祖先神が祭られているし、天皇は毎年元日の早朝、平安時代から伝わる古式装束を着て祭儀(四方拝)を行っている。だからこそ、天皇の葬儀も神式で行われるのは当たり前でしょ!?――そんなイメージを抱いている人も多いのではないだろうか。 ところがじつは、神式で行われた葬儀は明治天皇、大正天皇、昭和天皇のわずか3回に過ぎず、その歴史が「皇紀2677年」に比して「意外と短い」ということをご存じだろうか。飛鳥・奈良の昔から江戸時代の孝明天皇の葬儀(1867年)まではずっと仏式で行われ、天皇家の菩提寺は泉涌寺(京都市東山区)だった。それが一転、明治以降はなぜ神式に変わったのか。 10月18日に発売となる『天皇家のお葬式』の著者・大角修氏が、古代からの天皇の葬儀の変遷をたどりながら、その時代背景や時代の変化について考察する。 天皇が語られた「自身の葬儀」 平成28年(2016)8月8日、天皇が

    「天皇家の葬儀」は、なぜ仏式から神式になったのかご存知ですか(大角 修)
  • 誰が首相になっても、総選挙後に必ず起こる「2つの重大な出来事」(矢部 宏治) @gendai_biz

    2つの奇怪な事件は、なぜ起きたのか ではこの2つの奇怪な事件は、いったいなぜ起きたのか。その理由については、私などよりもはるかにわかりやすく、しかも簡潔に説明している人物が存在する。元航空自衛隊のトップ(幕僚長)であり、対中国強硬派、核武装論者としても知られる右派の論客、田母神俊雄氏である。 彼は「前原民進党・解党事件」が起こった直後、自分のツイッターでこう述べている。 「希望の党ができて民進党は解散になる。小池さんも前原さんも、日の左翼つぶしに是非とも頑張ってほしい。右と左の二大政党では、国がつねに不安定だ。保守の二大政党制になってこそ、安定した政治になる。〔現在の〕日のおかれた状況で、憲法改正に反対しているような政治家には、国民生活を任せることはできない」(2017年10月1日、下線筆者) 実にわかりやすい「解説」ではないか。つまり、安全保障の問題から左派(リベラル派)の影響力を完

    誰が首相になっても、総選挙後に必ず起こる「2つの重大な出来事」(矢部 宏治) @gendai_biz
  • 江戸時代は誰もが、60キロの米俵をヒョイと持ち運んでいた!~なぜ私たちは「身体」を見失ったのか?(光岡英稔,尹雄大) @gendai_biz

    光岡英稔(みつおか ひでとし) 1972年岡山県生まれ。日韓氏意拳学会(http://hsyq-j.blogspot.jp/)代表、および国際武学研究会(http://bugakutokyo.blogspot.jp/)代表。多くの武道・武術を学び11年間ハワイで武術指導。 2003年2月、意拳の創始者、王向斎の高弟であった韓星橋先師と、その四男である韓競辰老師に出会い、日人として初の入室弟子となる。 現在、日における韓氏意拳に関わる指導・会運営の一切を任されている。〔撮影〕講談社写真部 武術家・光岡英稔の最強インタビューシリーズ (1)教育すると、人間は「弱く」なる! はこちら (2)なんだって? 現代人には「足腰」がない!? はこちら 私たちが持て余しているエネルギー −−古(いにしえ)の身体観と今の身体観のもっとも大きな違いはなんでしょうか? いちばんの違いは生活観でしょう。かつ

    江戸時代は誰もが、60キロの米俵をヒョイと持ち運んでいた!~なぜ私たちは「身体」を見失ったのか?(光岡英稔,尹雄大) @gendai_biz
  • なんだって? 現代人には「足腰」がない!?〜武術家・光岡英稔が知る身体観(光岡英稔,尹雄大) @gendai_biz

    光岡英稔(みつおか ひでとし) 1972年岡山県生まれ。日韓氏意拳学会(http://hsyq-j.blogspot.jp/)代表、および国際武学研究会(http://bugakutokyo.blogspot.jp/)代表。多くの武道・武術を学び11年間ハワイで武術指導。 2003年2月、意拳の創始者、王向斎の高弟であった韓星橋先師と、その四男である韓競辰老師に出会い、日人として初の入室弟子となる。 現在、日における韓氏意拳に関わる指導・会運営の一切を任されている。〔撮影〕講談社写真部 →前回のインタビュー「教育すると、人間は「弱く」なる!」はこちら 人類「最強」はアメリカ大統領? −−ハワイに住んでいた頃、さまざまな武術の流派と手を合わせたそうですね。それまで学んできたことが使えるかそうでないか、シビアに検証された期間でしたか。 ハワイでは非常にいい経験をしました。これまで私が空手

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  • 教育すると、人間は「弱く」なる! 各界から大注目の武術家・光岡英稔が明かす「強さ」のヒミツ(光岡英稔,尹雄大) @gendai_biz

    教育すると、人間は「弱く」なる! 各界から大注目の武術家・光岡英稔が明かす「強さ」のヒミツ 独占・最強インタビュー(1) 「最強」とは何か 文/尹雄大(ユン・ウンデ) 世の中には、ボクシングや総合格闘技、プロレス、空手に柔道とさまざまな格闘技や武道がある。それぞれの競技を勝ち抜いたチャンピオンもたくさんいる。 私自身、格闘技や武術を学んできただけに、彼らの見せる白熱した試合に手に汗にぎりもする。その一方、素朴にこう思う。 結局のところ何が最強なのか? 最強を問うと、「一対一で正々堂々と戦うべき」だとか「飛び道具は卑怯」「目突き、金的は危ないからダメ」といったことは言えなくなる。そもそも「ヨーイ、ドン!」で始まるような試合はありえない。あらゆる状況と時とを問わず、相手がどんな手を使おうとも「汚い」とは言えない。 そんな絶体絶命の状況を切り抜けてみせる術はあるのか? あるとすれば、それこそが最

    教育すると、人間は「弱く」なる! 各界から大注目の武術家・光岡英稔が明かす「強さ」のヒミツ(光岡英稔,尹雄大) @gendai_biz
  • 教育すると、人間は「弱く」なる! 各界から大注目の武術家・光岡英稔が明かす「強さ」のヒミツ(光岡英稔,尹雄大) @gendai_biz

    教育すると、人間は「弱く」なる! 各界から大注目の武術家・光岡英稔が明かす「強さ」のヒミツ 独占・最強インタビュー(1) 教育したら、人はすぐに弱くなる −−思想家の内田樹さんとの対談『荒天の武学』(集英社新書)で、何も学ばずとも「ナチュラルに」強いハワイアンのエピソードが紹介されていました。そういう強さは、彼らの時間感覚とも関係しているのでしょうか。 そうだと思います。時間を知らないからこその彼らの強さについて、多少なりとも考えが及んだのは最近のことです。 初めはどうして彼らがナチュラルに強いのかわかりませんでした。けれども、「どうしたら弱くなるか」は早い段階でわかりました。 −−どういうことでしょう? 指導しているのに弱くなるんですか? 教育したら人はすぐ弱くなります。「物事はこうでなければいけない」と教えたら、弱くなるのです。 学校をはじめほとんどの教育の内実は「こうでなければいけな

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  • 沖縄で「暴走族のパシリ」になる(打越 正行) @gendai_biz

    2007年@ゴーパチ(国道58号線) 私は2007年から現在まで沖縄の暴走族やヤンキーの若者への取材をしてきた。 建築現場などで共に働きながら取材する参与観察は、調査期間中に178名の対象者にあいさつを行い、話を聞かせてもらった。 あれから10年が経ち、バイクに乗っていた若者も、現在ではサラ金の経営と回収業、台打ち、性風俗店の経営、ボーイ、型枠解体業、鳶、塗装、彫師、バイク屋、ホストになった。 彼らへの取材は沖縄のゴーパチ(国道58号線)で、暴走する彼らを原付バイクで追いかけたり、彼らが働く建築現場で一緒に働きながら、すすめてきた。 そのような方法をとったのは、アンケート調査や生活史インタビューが難しかったという、単に消極的な理由だった。 2007年、私はゴーパチに併設するコンビニで暴走族やヤンキーの若者に声をかけて取材を開始した。 ――「東京から取材に来たんですけど、少し話聞かせてもら

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  • 積水ハウスから63億円をだまし取った「地面師」の恐るべき手口(伊藤 博敏) @gendai_biz

    100億円にも達する物件が… 大手住宅メーカー「積水ハウス」が、8月2日、驚愕の発表を行った。70億円の土地取引において事件が発生、捜査当局に刑事告訴するという(支払い済みは63億円)。東京・五反田の一等地約600坪に発生した地面師事件である。以下に詳述しよう。 ここでは、添付コピーのように所有権者の知らない間に、人確認用の印鑑登録証明証、パスポートなどが偽造され、それを利用した「成りすまし犯」が手付金を受け取っていた。 典型的な地面師事件だが、この種の犯罪の難しさは、なにがしかの報酬を受け取った成りすまし犯以外は、すべて「善意の第三者」を装うことができること。話を持ってきたブローカー、仲介業者、不動産業者、購入者(社)、間に入る司法書士や弁護士などが、「私も騙された」という。 そうなると、どこまでが地面師グループかわからない。確実なのは成りすまし犯だけ。この事件では、偽造印鑑登録証明書

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  • 福沢諭吉「全裸グセ」で大失敗…こんな強烈エピソードがあった!(週刊現代) @gendai_biz

    重苦しさの微塵もない 福沢諭吉(1835-1901)と言えば、慶應義塾大学の創設者にして、啓蒙書『学問のすゝめ』を書き残したほか、長らく1万円札の「顔」を務めるなど、あまたいる日の偉人のなかでも、最も有名なひとり。 あの厳しい表情で「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」などの名言を残したと聞くと、さぞや重苦しい雰囲気の人物のように思われるが、さにあらず。 彼の人生は、豪快なエピソードに満ち満ちている。例えば、幼少期から大酒飲みで母親を辟易させたとか、仲間に鯛の味噌漬けと偽って毒を持つフグをべさせてみたりとか、型破りな話に事欠かない。 そして、最も強烈な逸話が「全裸グセ」だろう。 20代の前半、蘭学を学ぶことを志した諭吉は、大坂の蘭学者・緒方洪庵が主宰する適塾の塾員として、塾舎に住みこんでいた。 大坂といえば夏は猛暑。耐えかねた諭吉は、塾舎の二階にある居室では、ふんどしも下着も何

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  • なぜ日本はアメリカの「いいなり」なのか?知ってはいけないウラの掟(矢部 宏治) | 現代新書 | 講談社(1/4)

    私たちが暮らす「戦後日」という国には、国民はもちろん、首相でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が数多く存在し、社会全体の構造を大きく歪めてしまっているという。 たとえば2016年、安倍晋三首相による「北方領土返還交渉」が、大きな注目を集めたが、日での首脳会談が近づくにつれて事前交渉は停滞し、結局なんの成果もあげられなかった。なぜ、いつまでたっても北方領土問題は解決しないのか。はたして、この国を動かしている「当のルール」、私たちの未来を危うくする「9つの掟」とは? 『知ってはいけない――隠された日支配の構造』の著者・矢部宏治氏が、「戦後史の闇」を解き明かす。 事実か、それとも「特大の妄想」か それほどしょっちゅうではないのですが、私がテレビやラジオに出演して話をすると、すぐにネット上で、「また陰謀論か」「妄想もいいかげんにしろ」「どうしてそんな偏った物の見方しかできないんだ」などと

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  • 現役の東大教授(安冨歩氏)が明かす平気で人を騙す「東大の先生たち、この気持ち悪い感じ」(週刊現代) @gendai_biz

    一流の学者が教鞭を執り、聡明な学生が学ぶ、最高学府・東京大学。その中にあって、彼らの話す「言葉」に不気味さを覚えた一人の教授がいた。「東大話法」と名付けられた、危険な話術の正体とは。 うわべを取り繕う天才 私は今、東京大学に籍を置いていますが、身の周りでおかしなことがたくさん起きていることに気付きます。 たとえば、ある教授が地位を維持するために、あるいは自分の研究費を稼ぐために、自分の研究室にいる研究員の論文や、学生のアイデアを取り上げる。 ある助手は、直属の教授のパワーハラスメントを受けて苦しみ、学内の委員会に訴えました。でも、証拠がないと取り合ってもらえなかった。彼は、結局大学を辞めました。 その助手はその前に、自分のやらされている仕事の理不尽さに疑問を抱き、仲間の助手と共に、仕事の意味を主任教授に尋ねました。するとその意味をきちんと説明せずに、代わりに「2人に研究費として10万円ずつ

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  • 「選手を絶対に叱らない」野球指導者が教える「勝利とは何か」(元永 知宏) @gendai_biz

    夏の甲子園出場を決める地方大会が佳境を迎えている。おそらく全国の強豪校の指導者は、トーナメントに勝ち抜き、たった一枚の甲子園行きの切符を手に入れるため、すべてを犠牲にして厳しい練習を選手に課し、また選手たちもそれに耐えてきたはずだ。そして、多くの日人はそのことに疑問を感じることは少ないだろう。 しかし、選手ひとりひとりの「個人の成長」を考えた場合、「目の前の勝利」を最優先にすることは、はたして正しいのだろうか? 球界最大のタブー「野球と暴力」に迫ったノンフィクション、『殴られて野球はうまくなる!?』を上梓した筆者が見た、新たな試みとは——。 「負けたら終わり」という重圧で… 2年前に「スーパー1年生」として甲子園を沸かせた清宮幸太郎が早稲田実業のキャプテンとなって東西の東京大会の選手宣誓をしたシーンを見て、「もう3年生になったのか?」と驚いた人もいるかもしれない。 「高校野球の3年間で」

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  • 「美しい裸身」明治から日本人が撮りためた古写真の衝撃(週刊現代) @gendai_biz

    今、日人の「性」について考えてきた人々に、大きな驚きを与えている、古写真のコレクションがある。さる芸術家が、家族にも知らせず、長年、こつこつと集めてきた、明治・大正から戦後までの貴重な写真。数千点にものぼる、それらの作品が写し出すのは、写真の技術が日に伝来して以来、カメラを手にした人々が競って撮影してきた、日人の「性の風景」だった――。 「これ、表に出して、いいんですか?」 2016年の冬、編集部に一の電話がかかってきた。 「ちょっと、内密にご相談したいことがありまして……」 そう話し出した相手は、さる高名な芸術家の遺族だという。 「実は、父が遺した遺品を整理していたら、大量の写真が出てきたんです」 「写真、ですか?」 「はい。たぶん、とても貴重なものだと思うのですが、私たちではどうしたらいいのか、手に追えなくて……」 いったい、どんな写真なのか。面会の約束をした当日、編集部に運ば

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