批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。 大変にご無沙汰しております。ほぼ一カ月ぶりの書き込みになります。 このたび私の共著本が出版されました。手前ミソになり恐縮ですが、このブログの読者の一人でも多くの方に読んでいただきたいと思い、紹介させていただきます。 関良基、向虎、吉川成美著『中国の森林再生 -社会主義と市場主義を超えて』(御茶の水書房、2009年3月刊)という本です。写真は、表紙の写真です。いずれも私が撮影したものです。この表紙の写真が既に、中国農民の政府に対する不服従抵抗という濃厚なメッセージを伝えています。表紙の写真に隠されたそのメッセージの謎は本文を読めば分かります。 2002年以来、私どもが中国の貴州省や陝西省の山中で行ってきた研究と実践活動の成果です。研究はじめてから一冊にまとまるのにじつに7年という歳月を要し
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