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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/reforestation (9)

  • 著書紹介『中国の森林再生 -社会主義と市場主義を超えて』(御茶の水書房) - 代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

    批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。 大変にご無沙汰しております。ほぼ一カ月ぶりの書き込みになります。 このたび私の共著が出版されました。手前ミソになり恐縮ですが、このブログの読者の一人でも多くの方に読んでいただきたいと思い、紹介させていただきます。 関良基、向虎、吉川成美著『中国の森林再生 -社会主義と市場主義を超えて』(御茶の水書房、2009年3月刊)というです。写真は、表紙の写真です。いずれも私が撮影したものです。この表紙の写真が既に、中国農民の政府に対する不服従抵抗という濃厚なメッセージを伝えています。表紙の写真に隠されたそのメッセージの謎は文を読めば分かります。 2002年以来、私どもが中国の貴州省や陝西省の山中で行ってきた研究と実践活動の成果です。研究はじめてから一冊にまとまるのにじつに7年という歳月を要し

    著書紹介『中国の森林再生 -社会主義と市場主義を超えて』(御茶の水書房) - 代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives
  • クルーグマンには要注意! - 代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

    批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。 『ニューズウィーク日版』の11月12日号に、「ノーベル賞経済学者7人が語る危機の処方箋」(29-31頁)という記事が載っていたので読んでみた。米国の新大統領が取り組むべき主要な経済政策を過去のスウェーデン銀行賞(俗に「ノーベル経済学賞」と呼ばれる)の受賞者7人が提言するというものだ。 提言を寄せていたのは、ポール・クルーグマン(08年受賞)、ジョセフ・スティグリッツ(01年受賞)、マイケル・スペンス(01年受賞)、エドワード・プレスコット(04年受賞)、エリック・マスキン(07年受賞)、クライブ・グレンジャー(03年受賞)、エドマンド・フェルプス(06年受賞)の7人。 この提言をした時点で、オバマとマッケインのどちらが勝つか分かっていなかった。少なくとも文面から、スペンス、プレスコット

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  • 絶対にイヤだ! 麻生太郎だけは! - 代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

    批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。 麻生太郎氏が首相になるなんて悪夢以外のなにものでもない。これだけは絶対に阻止すべき。彼は、視野偏狭にして自己栄達しか考えていない。国の舵取りなんて絶対に任せられない。 しかも特権的貴族意識丸出しの差別主義者。社会の底辺に対する共感も何もない。社会的弱者なんて虫けら程度にしか思っていない。他者は自分が利用するためにあるのであって、他者を思いやる気持ち、いたわる気持ちなんて皆無。 麻生氏がアニメ・ファン、漫画ファンであるということで、何となく自分たちにも共感を寄せくれるのではないかと期待して支持しちゃっている若者の皆さん、あなた方は、彼の野心を満たすために利用されているだけです。目を覚ましてください! あんなのが首相じゃ、いよいよ日人として恥ずかしくて仕方ない。 と思っていたら、政界を引退

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  • 国際政治最大のタブー(関税政策)に挑む - 代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

    批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。 前の記事で紹介した「地域研究と政策研究の協働 -地球環境を救うために-」という公開シンポジウムで基調講演をしたのは、政策研究者を代表して森島昭夫氏(財団法人・日環境協会会長、財団法人・地球環境戦略研究機関前理事長)ならびに地域研究者を代表して田中耕司氏(京都大学地域研究総合情報センター教授)の二名でした。その後、私のような若手も含めたパネルディスカッションへ移行しました。 政策研究者を代表して登壇した森島昭夫氏は、欧米的方法論に追従していることの深刻な問題点を憂慮している方なので、彼の提起は基的に私もそのまま賛同できる内容でした。 森島氏の発言の内容は以下のようなものでした(私の記憶で発言を再現しているので若干のニュアンスが異なるかも知れませんが、ご了承ください)。 「環境問題解決の

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  • 世代間闘争論、あるいは団塊の世代の精神的病理について - 代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

    批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。 このブログの今年の1月9日の記事で赤木智弘さんの「希望は戦争」について触れ、私も「もうこうなったら世代間戦争だとでも言いたくなってくる」と書いたことがありました。 月刊『創(つくる)』の今月号を読んでいたら作家の雨宮処凛さんが、「『世代間闘争』問題」という記事を載せていました。その記事に触発されて、「世代間闘争問題」を再度論じてみたいと思います。 いま全国でロスジェネ世代のフリーターや派遣・非正規労働者の労働組合が次々に設立されていくという感動的な現象が進行しています。各地で立ち上がった人々に対して心からの声援を送ります。皆さまがんばって下さい。心から応援します。 さて、雨宮さんの記事は、京都の若者向け労働組合「ユニオンぼちぼち」のパネルディスカションの際に起こった「事件」を書いたもので

    世代間闘争論、あるいは団塊の世代の精神的病理について - 代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives
  • 赤木さんの「希望は戦争」について一言 ―新年のあいさつに替えて― - 代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

    批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。 大変に遅れましたが今年初めての書き込みをさせていただきます。皆様今年もよろしくお願い申し上げます。 昨年末に愚樵さんから「社会の流動化」というトラックバックをいただきました。例の赤木智弘さんの「丸山眞男をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は戦争」という論文を批判する内容の論説でした。 お恥ずかしながら、赤木さんの有名な論文、あちこちで話題になっているので気にはなっていたのですが、ちゃんと読んでいなかったのです。あちこちのブロガーが取り上げています。私が見た記事の多くは赤木さんに批判的な内容でした。 それで愚樵さんのTBをきっかけに、私も一年遅れでようやく赤木さんの論文を読んでみました。で、率直な感想なのですが、彼にすごくシンパシーを感じます。 私自身も、36歳になるまで、1年から3年

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  • 第二東名・第二名神を鉄道貨物専用路線にモーダルシフトしよう - 代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

    批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。 日、京王線に乗っていたら以下のような車内広告が目に入りました。「エコスタイルに乗り換えましょう」というコピーで、1kmの移動によって排出されるCO2の量を交通手段別にモミジの葉っぱの色で示すというじつに洒落た広告でした。CO2の排出量が多いと緑色、少ないとモミジは赤色に染まるというもの。 その車内広告によれば、自家用車で1km移動すると173gのCO2排出、バスだと51g、鉄道だと19g。鉄道の排出するCO2はじつに乗用車の11%です。 先日、「2050年までに85%削減を目標にしないと厳しい」と書いたところ、cruさんから「それこそエコファシズムにでもしないと厳しいのでは」というコメントをもらいました。 でも、自動車輸送を鉄道輸送に変えるだけで、少なくとも運輸部門からは89%のCO2

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  • 同じ新聞の中でもこれだけ違いが・・・・ - 代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

    この種の記事の方が多いと感じます…… (デルタ) 2007-09-20 23:43:33 私の書き込みに対して、記事まで探してくださり、申訳ありません。 投機する人は、どんな状況でも投機します。東京株式市場が、つい10年前まで仕手筋のお祭り会場へと簡単に移行していたこと、多分ご存知だと思います。 (そして、小泉構造改革の過程で、マル暴関係の仕手筋を封じられるようになってきたのも、一面事実なのです) 投機を行う為の口実として、「アメリカ」も「構造改革」をも使っている」というのが実情です。 状況をうまく利用しているというべきでしょうか。 レバレッジも「手段」であってそれ自体が企業などの価値を毀損するわけではありません。値動きが急激になるだけであって、それが理由でその会社が解散しなければならない、なんて事態は起きるわけがありませんし。 (買収される危険性はあっても、その会社を全否定してしまえば、

    同じ新聞の中でもこれだけ違いが・・・・ - 代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives
    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2007/09/20
    日経新聞は、"新古典派が牛耳っているのは表紙に近い部分ばかりで、社内にも相当に意見の相違があり、良心的な記者の皆様は中の方(十面以降?)でがんばっておられるようです"
  • 研究者はなぜ御用学者になるのか? - 代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

    批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。 先日エントリーした徳島で行われた全国川のシンポジウムの報告の続きです。そこで話し合われた論点には、いくつも興味深いものがありました。その中で、「何故日の研究者はこんなに御用学者ばかりなのか」という非常に興味深い論点がありました。 シンポジウム初日のパネルディスカッションで、パネラーの一人の野田知佑さん(吉野川川の学校校長)が、吉野川可動堰問題の際、建設省が連れてきた御用学者たちの数々の「ウソ八百」発言を怒りをこめて指摘していました(たとえば「可動堰を建設すれば吉野川の水質は改善される」など)。それを受けて、この問題が話し合われたのです。 今博健先生(京大名誉教授・淀川水系流域委員会前委員長)は、過去の自分への自戒もこめて次のように述べておりました。(私の記憶で発言を再現していますので

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