【ニューヨーク=小谷野太郎】米アップルは2日、6月に発売した携帯電話「iPhone(アイフォーン)」の新型モデル「iPhone4」で、受信電波の強さを示す表示が、実際よりも大きく表示される不具合が見つかったとして、修正ソフトを数週間以内に無償配布すると発表した。 アップルは「調査の結果、受信強度の表示が誤っていた」と謝罪し、購入者に修正ソフトの利用を呼びかけた。米メディアによると、購入者から「アップルが欠陥商品を販売した」として数件の訴訟が起こされているという。 アップルは先月24日から日米など5か国で新型モデルを販売し、発売から3日間で世界販売が170万台を超える爆発的ヒットとなっていた。