「小国の存在はスープの中の塩と同じだ。彼らが強豪国からサプライズを引き起こす可能性は常にあり、それがフットボールの魅力のひとつになっている」 英『フォーフォートゥー』誌にそう語ったのはリヒテンシュタインのレネ・パウリッチュ監督。彼の率いる代表は今回もEURO本大会を逃したが、つい3年前には同国より世界ランキングの低かったアイスランドや、彼らと同様に史上初の主要大会出場を決めたアルバニアなど、見慣れない顔ぶれがフランスへの切符を手にした。 前回大会から出場枠を8つ増やしたUEFAのミシェル・プラティニ会長の目論見通り、好意的に見れば、裾野は広がったと言える。 プレーオフの全日程が終了して出場国が出揃った今、それらマイナー国から優勝を義務付けられた列強まで、EURO 2016に出場する全24カ国をSからEまで6段階に格付けし、駆け足で予選を振り返りながら紹介していきたい。 < Eランク > ハ
![EURO出場全24カ国を徹底格付け!Sランクは4つ、意外な高評価の国も。(井川洋一)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/521b992bd91d5847a895cd9934db95f05c46aec2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fb%2F9%2F-%2Fimg_b911ff275014dd7fe2ceee59d445cfff96318.jpg)