マレーシアのマハティール首相は22日、政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)を舞台にした前政権の汚職疑惑を巡り、同社を通じ失われた可能性のある資金45億ドル(約5000億円)とゴールドマン・サックス・グループに支払われた手数料を取り戻したいと述べた。 5月の総選挙で政権交代を果たし92歳で首相に返り咲いたマハティール氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「資金が誰のものかをはっきりさせる必要がある」と明言。「前政権は不正の疑いを避けるため、その資金は政府のものではないとし、一切の請求をしていない。だがわれわれはそれが国の資金であることを知っている。1MDBから出たものだ」と語った。
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