街で、草木や竹を編んだバッグを持つ女性を見かけませんか?ファッションの世界で、これを「かごバッグ」と言います。古くから多くの女性に愛され続けてきたアイテムです。 スタイリストの椎名直子さん。かごバッグにほれ込み、ほかのバッグはほとんど使わないといいます。 椎名 「宝物ですが、どちらかというと夫婦や友達みたいな感じです。棚の上に置いておくというよりは、ぞんざいな扱いをしていても信じ合ってるような。」 今、注目されているのが日本製のかごバッグ。そこには、身近にある材料を暮らしにいかしてきた、人々の知恵や工夫が隠されています。