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lifeに関するjillij3のブックマーク (34)

  • REGAL2504 - ソレドコ

    文と写真 平民金子 ぼちぼち、子供が生まれて来る予定になっていて、相手は右も左も言葉すら理解出来ない未熟な存在なのであるが、「初対面の時に足元だけはきちんとお洒落しておこう」という気分になった。きっかけは特になく、近所のお好み焼き屋で焼酎を飲んでいた時に、とつぜん思いたったのだ。翌日になって、生まれて初めて百貨店の紳士売り場に行き、生まれて初めて革を買った。リーガル2504。それは発売されてから半世紀近くがたつ、何の装飾もない地味な黒いだ。昔から、履き物というのは100円で売られているイボイボのついた健康サンダルが実用的に一番だと考えていて、どこへ行くにも愛用していた身には、「革は最初にきつく感じるくらいの物を選んでおけば、そのうち自然と足に馴染んで履きやすくなっていきますよ」などという店員の言葉はまったくの異文化だった。 その日から、これまで締め付けられた事のない自由な足と、無骨

    REGAL2504 - ソレドコ
  • The World Ends With You 07:00 - Everything You’ve Ever Dreamed

    すべてを包み、押し流していく時間。僕は流される。もちろんあなたも。流れていく時間の感じかたは人それぞれのもので、残念ながら生きているあいだに、僕にとっての、あなたにとってのベストな時間の感じかたが見つかるという保証は全くない。もしかするとそんなものは存在しないのかもしれない。あるいは、存在していても、決して、触れられないものなのかもしれない。今日の僕たちが、昨日の僕たちや明日の僕たちに声をかけることが出来ないように。あるいは、神のように。だけど、これが私の選んだ生き方です、という時間は存在しうる。 おそらく、彼の目には、血の通っている僕らだけでなく、目の前に置かれたグラスや、ほうれん草のお浸しといった命の宿ってないものでさえ、早送りのように映っているだろう。「遠いところをごめんなさいね」といって彼女は僕と彼の前に置かれたグラスにビールを注いだ。「気にしなくていいよ」と僕は言い、出張の帰りに

    The World Ends With You 07:00 - Everything You’ve Ever Dreamed
    jillij3
    jillij3 2010/03/02
    上司のプレゼンで爆笑した後にまったくもう!
  • 笑うひとびと - 窪橋パラボラ

    知人の便りを風に聞いた。 ● あるひとは、東欧のひととおつきあいをしている。彼女をよく知る友人が聞いた話によると、お相手の故郷の小さな村を訪れた時、村の人たちが総出で彼女を見に来たのだそうだ。皆さんニホンジンを見るのは初めてだったらしい。彼と結婚するなら、彼女はムスリムに改宗しなければならない。彼女は、どうしようかなあ、と笑って話していたという。 ● あるひとは、東南アジアで暮らしていて、現地のひととおつきあいをしている。結婚を前向きに考え、まずお試しとしてあちらの実家で短期間暮らした。彼のご家庭もムスリムだけれど、彼女の立場を理解して、宗教的なことは強制しないと言ってくれるという。「でもね、」と彼女は笑う。「ラマダンは宗教行事だと思っていないのよう。私もしなきゃいけないって言うのよう」 だから彼女はラマダンの時期、職場でこっそりご飯をべる。日系企業で働いているから、同僚もみんな似たり寄

    笑うひとびと - 窪橋パラボラ
  • そんなことを訊かれても - 内田樹の研究室

    仕事始めに取材がふたつ。 太田出版の『atプラス』という雑誌と、『週刊プレイボーイ』。 媒体は違うが、たぶんどちらも対象としている読者の世代は同じくらい。 20代後半から30代、いわゆる「ロスジェネ」世代とそれよりちょと下のみなさんである。 生きる方向が見えないで困惑している若い諸君に指南力のあるメッセージを、というご依頼である。 『atプラス』の方はかなり学術的な媒体なので、「交換経済から贈与経済へ」という大ネタでお話しをする。 「クレヴァーな交換者から、ファンタスティックな贈与者へ」という自己形成モデルのおおきなシフトが始まっているという大嘘をつく。 もちろん、そのようなシフトは局所的には始まっている。 けれども、まだまだ顕微鏡的レベルの現象である。 それを「趨勢」たらしめるためには、「これがトレンディでっせ」という予言的な法螺を吹かねばならぬのである。 めんどうだが、そういう仕事を電

  • AO 入試が始まった - 内田樹の研究室

    AO入試の第一次選考。 これから3月半ばの後期試験の判定教授会まで、半年にわたる長い入試シーズンが始まる。 入試部長として、この入試業務の全体を統括しなければならない。 もちろん実務は入学センターの職員がやってくれるので、決定したことについて(とくに失敗したことについて)責任を取るのが私の仕事である。 立場上責任を取ったり謝ったりすることはさっぱり気にならない。 世の中には、「立場上」であれ、責任をとることを好まぬ人もおられるけれど、「立場上」というのは要するに「命までは取らない」ということである。 そういう機会に「取れるものは取っておく」というのはずいぶんと大事なことである。 予定納税のようなものである。 そのうち「どかん」と来るかもしれないものを小出しに払っておくと後で助かる。 私が「わりとどうでもいい局面」ですぐに謝るのは、「絶対譲れない局面」で絶対謝らないための「貯金」をしているの

    jillij3
    jillij3 2009/10/03
    自分に取ってこの話が非常に甘美である
  • 生まれ育った土地から離れないなんて馬鹿げてる

    京都から東京に単身で引っ越してきて随分経つ。短期間、中部に住んでいたこともあるし10年以上前はパソコンのメンテ屋として京都や大阪中を駆け回ったこともある。そのときに、いわゆる辺鄙な土地を沢山見てきた。この先の長い人生において、再訪することは絶対無いであろう街の数々を。旅行で地方の街並みを見ていてもこういうことを最近よく考える。 「こんなところに人が住んでいるなんて、ちょっと信じられない」といった気分になるのだ。最近の例では、京都府の京丹後市だ。あそこにはコンビニもあれば学校だってある。役所だってあるし、民間企業の社屋だって存在することに激しい違和感を持った。なんだこれは。これじゃあここで一生を終えてしまうことが出来てしまうじゃないか、という「つまらなさ」を感じずには居られなかった。おそらくだが、amazonで書籍を注文すれば普通に届けてくれるであろう地域だ。ユニクロだってあるかもしれない。

    生まれ育った土地から離れないなんて馬鹿げてる
    jillij3
    jillij3 2009/09/06
    その感覚は分かる。逆の例だけど東京生まれ東京育ちの自分は地方都市に飛び出してよかったと持ってる。本文と関係ないけど田舎に泊まろうの構造的な醜悪さを感じられる程度の意識を持てた。
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  • 自分嫌いの人に贈る言葉|ボクノタメニ泣イテクレ > 雑記

    「自分なんて面白くない、つまらない、嫌い」という人へ。 自分が面白くて仕方がない。そんな人はそういない。思春期をすぎて大人の階段をのぼって、それでも自分が面白くて仕方がない、なんて人は少しオカシイ。或いは、あえて自分を見ずに生きているんだろう。そういう人生の愉しみ方はあると思う。予測精度の低い人生は賭けの要素が強いけれど、しっかりセルフコントロールできることが最良とも限らない。大抵は自分との付き合いが長くなればなるほど自分がどんな人間か見えてくる。否、見えてくるような気がする。自分自身が常に予想外だとかいう人は、それが意図的でないなら少し格好をつけているか単に馬鹿なんだろう。 要するに自分がツマラナイのは、およそ自分が予測範囲内の存在だからだ。明日も明後日も来週も、たぶん、今日とそれほど変わらない日常を生きていて、その中で起こる事件はこれまでにもあったような出来事の変奏にすぎず、自分がうま

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    jillij3 2009/06/03
    "戦術を優先した結果、ある戦略を選んでしまっているというのは本末転倒である。"
  • see/pass you again

    jillij3
    jillij3 2009/05/28
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

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  • 田舎の人は循環する時間という「宗教」を信仰している - アンカテ

    田舎でコンビニを開いた都会育ちの人が思ったこと - G.A.W. 私は、中学生の時に一緒にバンドをやっていた友人に「おまえは東京へ行く人間だからな」と言われたことがある。 ギターを弾いて作詞作曲をするくらいには好奇心の強い少年だったその友人は、一方でこの文章にうまく書かれている田舎のしがらみのまっただなかにある家に生まれた人で、その屈とした気持ちを何かの時にそういう言葉で私にぶつけてきた。 ただ、それは、そんなに強い言葉ではなく、その後もバンドは続いたし、別の高校に進学した後も友人関係は続いた。 彼の予言通りに、私は東京の大学に進学して東京で就職して、しばらくして連絡は途絶えてしまったけど、その言葉は今でも時々思い出す。 最後に会った時、地元の大学に進学した彼は、私よりずっとオシャレな、「今風の大学生」をやっていた。すごくいい車で私を駅まで向かえに来てくれて、服も車も単に高いだけでなくけ

    田舎の人は循環する時間という「宗教」を信仰している - アンカテ
    jillij3
    jillij3 2009/05/06
    都会でもかなりの人々はぐるぐる回った時間過ごしてると思う。円と八の字程度の違いはあるだろうけど。
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    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

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  • see/pass you again

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    jillij3 2009/04/21
  • 【魚拓】ある個人史の終焉 - after game over

    http://d.hatena.ne.jp/idiotape/20071016/1192538763 - 2007年11月3日 20:52 - ウェブ魚拓

    【魚拓】ある個人史の終焉 - after game over
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    jillij3 2009/01/25
    消えちゃってたんだ。何度読んでも涙出る
  • 東京の合唱 - 空中キャンプ

    若い人たちが東京に憧れなくなったのだという。東京に求心力がなくなり、若者は「ジモト」を志向している。いい傾向だとおもう反面、そんな話を聞くと、わたしは自分だけがやけに歳を取ってしまったような気がしてならないのである。わたしは、みっともないくらい東京に憧れていた。 東京へいきたい。高校生のわたしは、それだけを生きるよすがにしていた。かっこいい東京。いや、わたしの東京への憧憬は、「憧れていた」などと過去形で語れるようなしろものではない。わたしはいまだに、東京に憧れているのだ。東京に住んで十九年。もうそろそろ飽きてもいいころだが、わたしの憧れは続いている。 たとえば、上京して十七年目のこと。わたしはついに、かねてからの希望であった、都内のとあるおしゃれタウンに越すことができた。たくさんの若者が集うことで知られる、音楽ファッション文化の街。わたしはついに、おしゃれタウンの住人となったのだ。この

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    jillij3 2009/01/20
    離れてみないと分からない東京の求心力。ぐるぐるぐるぐる
  • 2ちゃんねる実況中継(裏) 忘れ物

    126 おさかなくわえた名無しさん sage 2008/12/09(火) 19:43:24 ID:naXzNI4H 前を歩いていた小学生二人が突然片方が立ち止まり、 「あ!おれ、学校に忘れてきた!」 「え?何を?」 「将来の夢!」(たぶん宿題か何かの題名) と言って戻って行ったのを見て、ちょうどその後ろを歩いていたおじさん二人が 「俺も忘れてきた気がするな~」 「気づいても取りに戻れないだろ~」 とか言ってて吹きそうだった。 関連商品: 「なりたい!」が見つかる将来の夢さがし!職業ガイド234種

  • 育児板拾い読み@2ch あとち 忘れてきた

    笑いを堪えられない29 ;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブッ changi.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1228388913/l50 126 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/12/09(火) 19:43:24 ID:naXzNI4H 前を歩いていた小学生二人が突然片方が立ち止まり、 「あ!おれ、学校に忘れてきた!」 「え?何を?」 「将来の夢!」(たぶん宿題か何かの題名) と言って戻って行ったのを見て、ちょうどその後ろを歩いていたおじさん二人が 「俺も忘れてきた気がするな~」 「気づいても取りに戻れないだろ~」 とか言ってて吹きそうだった。 関連記事 全てお見通し まるで示し合わせたような感じだった お兄ちゃんたち! アメリカ人は忍者を過剰評価しすぎ 大根が飛んでくる 彼らはきっと 王将のストラップがついてた 俺達カッ

  • 数学の道が閉ざされるとき - hiroyukikojima’s blog

    遅ればせながら映画『容疑者ケインズ』、もとい、映画『容疑者xの献身』を観てきた。 なぜ観に行ったか、というと、ぼくがCDまで買ってしまいそうな勢いの柴咲コウのファンだからでは決してなく、福山演じるガリレオ先生の講義のように教室を女子大生でいっぱいにするにはどうしたらいいかを学びたいから、ってえのでも全くない。実は、小学生の息子が、「どうしても観たい」、といったので連れていくことにしたのだ。息子は、テレビでの『ガリレオ』を観て、このシリーズのファンになったようだ。表向きには、理科マニアであることが理由なのだが、その実、柴咲お姉さまにやられてしまっているのかどうかは定かではない。(ママには内緒にしといてあげよう)。まあ、理科雑誌「RikaTan」(ムペンバ効果と経済 - hiroyukikojimaの日記参照)を与えて以来、繰り返し熟読しているので、まんざらウソでもないだろう。当に、この雑誌

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    jillij3 2008/12/03
    「将来、役者と物理学者になることだけは、パパは許しませんからね」
  • ほぼ日刊イトイ新聞 - 適切な大きさの問題さえ生まれれば。

    梅田さんが書かれていたなかで すごくおもしろいなと思ったのは、 あるときから、原則として、 「自分より年上の人には会わないことにした」 っていうことなんです。 ま、今日はちょっと違いますけどね。

    ほぼ日刊イトイ新聞 - 適切な大きさの問題さえ生まれれば。
  • 人生の半分は頭痛で - 真性引き篭もり